塩釜は、古くは国府多賀城の国府津、江戸時代は伊達藩の荷揚げ港や塩竈神社の門前町、そして日本三景・松島の玄関口として発展した町です。近年は港町として、マグロやかまぼこ・寿司などが美味しい「食のまち」として注目を集めています。 カトリック塩釜教会は、1952年に「大天使聖ミカエル」に奉献された教会として献堂されました。現在の聖堂は、1966年に立て替えられたものです。信徒総数は約200名。主日のミサに与る信徒は約60名で、その内の15名ほどは中学生以下の子どもたちです。子供たちも、ミサ中の奉仕の役割を共に担っております。また、数年前から月の第5主日を「子どもミサの日」と設定し、現在定着しつつあります。次世代を担う子どもたちを、暖かく見守っております。 当教会からの召命は、修道女が3名、司祭への召命が2名(小松史朗神父・木村国基神父)ありました。今後とも、これに続く召命を祈りつづける所存です。 教会隣接して、「塩釜カトリック幼稚園」があり、カトリック精神に基づいた幼児教育がなされています。
1965年 京都市生まれ 1993年 京都カテドラル河原町教会にて司祭叙階(京都教区) 2019年から塩釜教会に居住しています。
司祭叙階にあたってのモットーは「人の子は仕えられるためではなく、仕えるために来た」(マルコ10:45)です。まだまだ未熟者ですが、日々、神さまに助けていただきながら、歩んでいきたいと思っています。