北側被災石垣・土塀復旧工事 設計・監理 [ 宮城県仙台市 平成25年 ]
国指定史跡仙台城内に位置する、当時の遺構としては唯一の建造物である。
先の東日本 大震災により大きく損傷したため、復旧のため調査・設計・監理を行った。伝統的工法を採用し、もとの姿によみがえった。
会堂改修・希望館新築工事 設計・監理 [ 宮城県仙台市 平成25年 ]
明示 23 年に建てられた会堂は、東日本大震災により壁の一部が剝れおちる等の被災を受けた。
壁はアメリカからのボランティアによる修理、その他は日本で改修を行った。
希望館は人々の集える場所として、やさしい印象となるようにデザインを行った。
屋根改修工事 調査・設計 [ 東京都八丈島 平成14年 ]
八丈島の特徴的な民家スタイルを復元した建物である。主屋、高倉、馬屋、閑所の4棟からなる。
新築・改修工事 [ 秋田県矢島町 平成12年 ]
旧矢島藩家老屋敷である「八森苑」「離れ」と呼ばれる建物2棟の復元を伴う改修工事と、その敷地奥に60畳の広間をもつ「道益苑」を新築。建立年代が明治・大正そして平成であり、様式や1間の長さの点など、建築史の面からも貴重な事例である。
移築・復元設計 [ 宮城県仙台市花京院 平成11年~ ]
米沢五色温泉にあった旧皇室のスキーロッジを、仙台に移築・復元する(大正13年の建物)。
斜面を利用したメゾネットタイプで、1階は精度の高い石積み、2階からは木造である。
制約のある市街地の敷地に移築すること、また、住み手の要望を盛り込み、仙台に新たな良い建築空間を形成しようと考えている。