伊達之都 饗應香
     饗應香
 香の香りを楽しむことは、心の豊かさとゆとりと、深い教養が求められます。それは、もっとも知的で贅沢な精神の営みです。戦国武将として歴史に名を残す伊達政宗公は、香を愛でた教養人もありました。これを越える香木は他にないといわれる名香「柴舟」を所有することでも、公家や大名たちにとって、政宗公には一目を置くほどの存在でした。
 また、寛永三年(一六二六)伊達政宗公が京都三条の仙台屋敷で関白近衛信尋、右相府一条兼暇、大納言烏丸広達と息子忠宗を交え十三名で催した十ちゅう香の記録が残っていて、これは「貞山公治家記録」にも記されています。これは現存する最古の香記録として有名です。
本品は、現所有者のご協力により、政宗公が遊んだ優雅で知的な世界をお楽しみ頂くために、外箱に香記録を、内側に出席者十三名にちなんでそれぞれ色と香りの異なる十三種の御香をアソートしたものです。視覚と嗅覚の双方でお楽しみ下さい。
饗應香
KM-2
政宗公ゆかりの香 饗應香
3,240円

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