元来、裂地は重宝など貴重な品々を納める袋として多く仕立てられてきました。伊達家に伝わるものの中に、室町時代より代々『譲物』とされた「金塗軍配団扇」を納める袋、同じく「家伝秘書」を納める袋があります。これら二つの袋は、紺地に竹に雀紋を織り込んだ同一の裂地で仕立てられています。江戸時代中期に伊達綱村公が「金塗軍配団扇」を修理させた際、革屋久右衛門に作らせたものです。重宝を納めるのに相応しく、品格と美しさを併せ持つ袋です。 今回、この裂地を再現し、日常の生活の中でご使用いただける品物に仕立てさせていただきました。日々の暮らしに、さり気なく贅沢感を味わっていただけるものと自負いたしております。 なお、織り込まれております「竹に雀紋」は現在の「竹に雀紋」に、紋の向きも同一方向から相互方向へ改めさせていただきました。あわせて、本来の袋はかなり大きなものであるため、小物に仕立てる都合上、紋の寸法も縮小させていただいております。 |
EC-1
正絹 家紋織込み 念珠袋
3,240円 |
大 EC-2/小 EC-3
正絹 家紋織込み 巾着袋
(大・小)
大 6,912円/小 2,808円 |
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EC-4
正絹 家紋織込み 名刺入れ
2,484円 |
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