蔵書票
蔵書票とは、蔵書の見返しなどに貼り、その所蔵者を示す小票です。
日本では蔵書印の方がなじみがあるでしょうか。ヨーロッパでは印鑑を使わないため、自分の
名前などを入れた小票を版画家に依頼して作りました。
蔵書票は、主に版画の技法で制作される美しい美術品で、『紙の宝石』とも言われます。
本来の蔵書に貼る目的だけでなく、コレクションされる方も多いようです。
*** 蔵書票には下記のものが記載されます***
*蔵書票であることの表示
・「EXLIBRIS」=エクスリブリス ラテン語で「〜の蔵書より」
・「○○○蔵書」「○○○の本」 など
*票主のなまえ
*票主を示す図柄
票主が好むものや、職業や出身などを表す絵など