at 2002 11/11
11/11 いくぜ!最先端攻略!!かぁ〜〜っこいい♪(←?)

ヒサビサ です・・・・・・・

実にヒサビサの釣行記更新・・・・・・・・・・・・・・

前回の釣行から、はや1ヶ月以上!つーかほぼ2ヶ月(T_T)

釣具屋がこんなことでいいのだろうか!?

そんな疑問をもち始めた今日この頃・・・・皆さんいかがお過ごしでしょうか(?)

・・・・・・・・・・・つーかねぇ・・・・・・・・・・・・

この釣行記の前に、一回だけは行ったんですよ、一回は。

でもね、行ったのは、オレサマの超苦手ポイント

『仙台新港』

もちろん苦手だけあって、ノーフィッシュ♪

つーよりも、恐ろしいくらい潮引きまくりでポイント激浅!

しかも、釣り場に人っ子一人居らず、風がピープー♪

しょっちゅう聞こえてくるのはゾッキーの爆騒音・・・・・・・

もう、なんかサミシク、セツナクなっちまい、

開始三十分でラインぶっちぎったところで、集中力もぶっちぎれ。

戦意喪失

一匹も釣らずに帰っちゃったのねぇ〜〜〜〜〜〜

(あ、狙いはマゴっちゃんだったのだ。)

その後も、釣りに行こう行こうと思いつつ

こってり風邪にやられること二回

ついでにちょこちょこトラブル発生・・・・・・・・

更にトドメは

10/31AM0:30頃!!

オレサマの・・・・・オレサマのフォレスター号が・・・・・

何者かによって、リアウインドウ破壊!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おいおい・・・・・勘弁してくれよ・・・・・・・・・・・・

これで三回目(購入1年で)だよ、修理出すの・・・・・・・・・・

ま、運良く犯人はつかまったのだが、(通報していただいた方感謝!m(__)mです)

困ったことに、そのふてぇやろうは住所不定無職ときたもんだ。

いつもなら、そんな時間、あたりまえのように起きているのだが、

こんなときに限って、風邪絶好調!

思いっきり薬飲んで、11時半には爆睡!

きっとスゲェ音がしたんだと思うが、まったく気づかなかった・・・・・

くそう・・・・体調万全な日なら、オレサマがとっ捕まえて

その不埒な族の○○な○○を△×○で、△▼◇★になるまで●■してやったものを・・・・・

修理代 ¥87,000- 意地でもむしりとってやる。

いや、車が帰ってくるまでの12と半日間、仕事にならなかった分もよこせ。

車がないがために、CO2にも、手伝わせた分の手間賃もついでによこせ。

つーか、37m助走つけて一発殴らせろ。

で、警察呼んで、調書とって、修理の見積もりも取って、

仙台中央署にも行って(しかも『店を閉めて』だ)

更に調書やら告訴状やらなんだかんだで二時間近く拘束。

こう書いてしまうと、おれ様が悪い事したように見えるがそうではない。

しかし、この事件!のおかげで、初めて『刑事課』なる部署に潜入(?)

(交通課は多々あり・・・困ったもんだ)

ちょっとドキドキ♪

ついでに、結構綺麗っぽい女刑事さんYを発見して

更にドキドキ♪

ちょっと楽しかった。

そんなことがあり、更に「釣りにいけない度合い」が加速

まじで、行きたくても行けなかったのだ。

そんな中、まわりでは『根魚がよってきた!』

『大ちゃん&CO2、アイナメ40UP前後70本ゲット!』

『CO2、47cmクロソイゲット!』

『CO2&その仲間、良系根魚ゲット!』

などなど、すこぶるよい情報が次々入ってくる。

で、いろいろお誘いを受けたのだが、状況が状況なので(つーか風邪がひどかった)

なかなか行けず終いだったのだが、

11/11!とうとう行ってきました!!

狙うはロクマルモンスター!

この際だから、とことん行っちゃうよ♪

今回は死をも恐れぬ大冒険だぜい!!!

一撃必殺!牡鹿半島最先端!!!!

に、行ってきました♪

前日

CO2が夜に店に来た。

どうやらYASS君が、某雑誌の取材でへぼ釣り氏ぶりを発揮した為、

いいネタ(写真)が取れなく、それでは記事がぱっとしないっつーことで

うちにある、YASS君の爆釣写真を取りに来るらしい。

古い写真でお茶を濁そうと言う魂胆だ。

いつものように、くだらない話をしながら、

まってはいたのだが、なかなか来ないので、いつものように釣りの話へ・・・・・

ここのところ、激さむ状態で、雪まで降っているのだが、

月曜からは、ちょっと回復の気配・・・・・つー事で

CO2 「明日、牡鹿の先端にいかないっすか?」

オレサマ「先端って・・・・・・・・・・・・・・・あそこ??」

CO2 「そう、あ♪そ♪こ♪」

オレサマ「明日かぁ・・・・・・・・・・・」

ちょうど、その日あたりに車が戻ってきそうな気配だったのでちょっと悩む。

しかし、今回挑もうと言うポイントは、磯釣りとしては超メジャーポイント。

黒鯛はもちろん、シーズンさえ合えば、シーバス、青物もショアから狙え、

根物に関しては、超ド級のエモノがごろごろいると言われ、

オマケに難易度(釣り場に行くまでね)も超一級と言う

スサマジイ場所なのだ。

しばらく、いろいろ話をしながら考えていたのだが、結局

オレサマ「明日何時にする?」

CO2 「五時くらいっすかねぇ、その頃電話します。」

釣行決定♪

で、準備があるっつーことで、九時半頃CO2が帰宅の道へ・・・・

オレサマも、まずは店を閉め、明日の為に其の壱!って事で準備開始。

ここで、初めて気付いたことがある・・・・・・・・・・・・・・・・

車を修理に出すその日に、ちょうど12ヶ月点検に出す予定だったので、

荷物はすっかり降ろしていた。(ある意味ラッキーだった)

はずだった。

「・・・・・・・・・・・・・・おもり(シンカーではない)と鈎がねぇ・・・・・・・・・」

そう、それらの入ったケースのみ、すっかり降ろすのを忘れていたのだ。

いくら、ロッド、リールを持ってても、これが無いと釣りにならねぇ。

このときほど、自分で店やっててよかったと思うことはない。

で、改めて、最低限必要な物をそろえ、(これが間違いだった)

あとは糸を巻き替えるだけさ♪

なときに、携帯からタモ○倶楽部の音楽が・・・・・この着信音はSAGA君。

時間を見ると、10時・・・・・・・・・・・・もっと早くこいよ・・・・・・・・・・・

店を開け、写真を渡すと、オレサマが準備しているのを見て

YASS君「あした釣りいくんすか?」

オレサマ「行くよ♪」

YASS君「どこっすか?そうそう、牡鹿の先端熱くないっすか??」

オレサマ「そこにいくんだよ、CO2と」

YASS君「うおおお!俺、行きたいって言ってたんすよCO2さんに」

事の発端は、こいつだったようだ。

もともと、行きたかったポイントではあったのだが、

結構(かなり?)きびしいポイントなのでなかなか行かなかったのだが、

YASS君がどこからか情報を聞き入れ、騒ぎ始めたようだ。

なんだかんだはなしたあと、

「じゃぁ、あとで情報教えてください」と言い残し、

YASS君は、アイラブマーチで去っていった。

ま、それはいいとして、準備再開。

一通り、道具をチェックし、すべて異常なし!つーことで、

あとはさっさと寝ればいいだけなのだが、そこはオレサマ♪

余計な事しだすんだな、これが。

結局寝たのは午前二時過ぎ。

でも、これがまたちゃんと起きられるんだ♪

で、電話を待ちつつうだうだしていると、これがまたなかなか電話がこねぇ。

気がつくと五時40分。

これではイカン!と電話。

CO2もちゃんと起きてた。

で、迎えに来るまでにコンタクトを装着。後は顔洗って、歯磨いて・・・・・・

ってとこで到着の知らせ。

前日に用意したすべてのタックルを外に出し、積み込み開始。

今回は、オレサマの車が入院中なので、CO2の車でGO♪

なのだ。相変らず『走る奇跡』な車だ。

自分の車以外で、釣りに行くのもヒサビサである。

で、出発。

既に時間は午前六時、でも、まだまだ道はすいている。

下道行っても渋滞などあるわけもなく、さくさくと進み、石巻に突入。

くさくさゾーンで、風向きを確認。ほとんど吹いてねぇ、これはラッキー♪

いつものコンビニにより、食料を補給し、牡鹿半島に突入だ!

とにかく走る・・・・・・・

今回は最先端部なので、まずは鮎川まで向かう。

これがまた結構遠い。しかも、微妙に車が多く、スローペース。

そうそう、今回、このポイントに向かうのはいいのだが、

二人とも、はっきり言って、釣り場の入り方どころか、

どの道を行けばいいのかすら、知らないのだ。

「ま、とにかく行って見よう」

つー事で、鮎川を抜け、ひたすら進む・・・・・と、

なんとなく、それらしい道を発見。

つーか、そこくらいしか、ポイントにいけそうな道がない。

で、「行っちゃえぇ♪」と、突入・・・・・・・・

しばらく行くと、複合交差点にぶち当たった。

「どっち行けばいいんだ?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

感で 「まっすぐ行っちゃぇ〜〜〜〜♪」

で、更に進む。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・牛だ・・・・・・・・・・・」

それでも更に先へ進む・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いつの間にやら舗装路がダートに変身。

更に進んだところで、ちょっと開けたところ発見!

「ここらで、ちょっと回り見てみっか!」

って事で、車を停め、伐採されたような地帯へ向かう。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんですか?これ・・・・・」

すごいね、もう。

道はあるんだ、道は。

でもね・・・・・・・・・・・・・・

「木がぶっ倒れてる・・・・・・・」

で、道がふさがってやがんの。

それも根こそぎ、しかもいっぱい♪

「この木は太いねぇ・・・・・・・・」

「これって、例の台風の傷跡ってやつ?」

・・・・・・・・・ほんとに日本か?ここは・・・・・・・・

つーくらい、倒れてた♪

で、更に先に進み、開けたゾーンを越え、

こっから先はちょっと・・・・・森?崖??

つーとこまで到着。

「崖ですねぇ・・・・・・・・」

「人は入ってねぇな」

「つーか、はいらねぇだろ・・・・・・・・・・・・」

木々の間から見えるのは海・・・・・・・・

しかも、すんげー遠いところに見える。

「ここは(今の装備では)無理でしょう」

って事で、更にあたりを見回すと、これがまた、結構よさそうな地磯が見える。

でも、目的の『灯台下』は、まったく見えない。

「ここじゃないねえ」って事で、移動。

車に戻り、間違いなく「そっちにはないだろう!」ってほうに移動♪

(もしかしたら、よさげなポイントがあるかもしれんっつー事でね)

これがまたすごかった・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うおおおおおおおおおおおお!!!!」

「腹すってる!!!!!」

「斜面きっついぞ、こいつ!」

「轍ふけぇ!」

「うお!なんかぎぎぎぎぎぎぎぎぎってこすってる!!!!!!!」

「か、亀になるってぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」

「どわわわわわわわわわ!あぶねぇ!!!!!!!」

な道(とは言っていけないような気がする)をひたすら進む。

と!

「うおおおおおおお!!!!

道がねぇ!!!!!!!!!

林道の途中で、ぶっとい木が二、三本ぶっ倒れて

すっかり道をふさいじゃってる・・・・・・・・・・・・・

「こ・・・・・これはU切れねぇか?」

と思ったら、運良く、倒木の目の前にスペースがあり、

切り替えしまくってUターン成功♪

もと来た道を逆戻り・・・・

タイヤはすべるわ、腹、ボディは擦るわで、

まじで「遭難????」なんて思っちまったが、何とか脱出。

・・・・・・・・・・・・・・・ここには二度と来ません・・・・・・・・・・・・

と、心に誓うのだった・・・・・・・・・・・・・

で、一度舗装路に戻り、ほっと一息♪

「灯台の下なんだから、ぜってぇ電線辿って行けばあるって!」

つー事で、電線を目で追ってみるが、そこにいけるような道が、

なかなか見つからない。

で、更に戻り、他の分岐路へ向かってみることに。

途中

「お!犬だ!!」

「野犬か??」

「ずいぶん可愛い野犬だな・・・・・・・・・・」

よくみると、首輪がついている。

どうやら、この辺の民家で変われているようだが、

「野放しだな・・・・・・・・・・・・」

我が物顔で、とっとことっとこ走ってらっしゃる。

「雑種だねぇ♪」

「みたところ5〜6歳ってとこか?」

などと話しつつ、ポイントへの経路を探すものの、

三通りくらい侵入しても、いまいちよくわからない。

しょうがないので、いったん県道へ戻り、途中にある展望台から

「ちょっと眺めてみますかぁ・・・・・」

と眺めるものの、道は、発見できず、いったん鮎川まで戻り、

地元の釣具屋さんで、行き方を聞こう!ってことになったのだが・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・やられました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ただ聞くのは失礼なので、小物を購入し、改めて聞いてみると

どうやら、途中までの入り方は間違ってないようだ。

一番の問題である、ポイントまでの進入口を聞いたところ

「あ〜〜、あとは、近くに行って、民家あっからそこの人に聞けぇ〜〜〜」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なぬ?

おい!こら!!○▲○(ピー)!!!俺らは

それを聞きにきたんだっつーの!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まじでやられた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

かなりやっつけられて店を出る・・・・・・・・・・・・・・・・

どうすんべぇ・・・・・・・・・・・・

つーことで、そのポイントに行ったことのある、うちのお客さんに電話し、

聞いてみると・・・・・・・・・・・・・・・

「・・・・・・で、そこの畦道っつーかそんな感じのとこ入って、

堆肥置き場のとこ右にまっすぐ行くと着くから!」

「ありがとうございます♪」

「・・・ん?もしかして、今から行くの??・・・・・・・・・・・・ご苦労さん。」

「がんばってきます♪」

最初っから電話すればよかった・・・・・・・・・・・

つーかねぇ、しようとした時、圏外だったんだよ・・・・・・・・・・・・・

ま、それはいいとして、これで正確なルートはわかった!

気を取り直して再出発。

また来た道を戻り、教えてもらった通りに進むと

「お!またあの犬だ!!!!」

「つーか、さっきあっち(一本上の通り)あるってなかったか?」

「縦横無尽だな」

「この犬、散歩させる必要ねぇな、ここら一体庭みてぇなもんだし」

なんとなくほのぼのしながら先へ進む・・・・・・・・と、

オレサマ「あそこはいるんじゃねぇか?」

CO2 「え?あそこ??」

なんとも、すごそうな『ダート』発見。

CO2 「また腹擦るよ」

オレサマ「でもここしかねぇぞ?」

つーことで進入♪

もちろん

「ゴガガガガがっていってるぞ!」

「なんか足の下を擦ってくのがある!」

「は、はまる!!!」

でも、がんがん突っ込む♪

CO2 「また寿命縮んだよ、オレの車・・・・・・・」

オレサマ「二週間分は、間違いなく縮んだな♪」

で、しばらくいくと、一気に視界が開け、遠くに何か発見

「堆肥置き場だ♪」

「・・・・・よかった、間違ってなくて・・・・・」

と、よくみると

「・・・・あれって、道路でない?」

「おお!そうだ。ちょっと行ってみよう」

で、一度、その道に出てみる・・・・・・・・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・ここって・・・・・・・」

「最初来た道じゃん!」

「つーか、こっちくれば、腹すらねぇべや」

・・・・・・・・・・・・・・・・・さりげなくやられた。

ま、帰りはこっち通っていけばいいかぁ・・・・・・

つーことで更に進む。

結構勾配はきつめだが、今まで走った所に比べれば、大した事はない。

で、程なく灯台に到着。

ちょっとばかり、灯台に登りたくなり、テッペンで写真撮ろうかとも思ったが

どうやら登れそうにないのであきらめ

「ここが東大かぁ・・・・・」

などと、くだらないボケをかまし、準備開始。

天気はよかったが、急に寒くなると困るので、がっちり着込む。

今回は(も)、ベイトロッド一本のみで勝負。

で、「ここから入るのか?」つーとこから進入。

藪の中を抜けると、眼前に海が!

「おお!・・・・・・・・・・・海が遠い・・・・・・・・」

「つーか、たけぇって・・・・・・・」

いつものパターン、お決まりのようにロープが二本・・・・・

崖だ・・・・・・・・・・・・・・・

わかってはいたのだが、えらく下のほうに、磯場が見える。

ま、そんな事如きではビビルわけもなく、ロープつかんで降下!

これが、思ったほどたいした事はなく、余裕で進む。

と、いったん平地へ到着・・・・・・・・・・

「・・・・・・・・まだ、海、あんな遠くにあるんですけど・・・・・」

これで、やっと1/3くらい降りたってとこだった。

その下は、はっきり言って、竿を持ったまま、まっすぐ降りるのは不可能に近い。

しょうがないので、注意しながら「いろは坂状態」に降りる。

で、何とか、一番下のほうに到着するが、時間的には、意外と早く着き、

体力的にも、思ったよりも、はるかに楽に降りることができた。

(とはいっても、完全に息は上がってた。なさけない・・・)

それよりも、つらかったのは、釣り場での移動の方。

これがまた広い!

しかも、巨大な岩盤が壁のようにそそり立ち、まるでクレバスのような溝が

大口を開けて待ち構えている!って感じ。

まさに、偉大なる大自然♪

こんなところを移動するのだから、細心の注意が必要!

落ちたらもう、タダではすまねぇな。下手すりゃぁ、

全身打撲、複雑骨折、内臓破裂のフルコースでであの世行き♪

で、まず、荷物を比較的平らな場所に置き、もう、移動だけで汗かきまくっていたので

上着を脱いで、一休み。

どっから攻めようかと、ちょこっとポイントを眺める・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・全部ポイントだ♪

まずは水深、地形のチェック!チェック!!

っつーことで、タックルだけ持ちそれぞれよさげなポイントに移動。

CO2は、EDGE"PRIDE"666に、カルカッタコンクエスト101

フロロカーボン16LBに、バークレイパワーホッグ4inのテキサス

オレサマは、某メーカーの66&MHに、赤メタ

PE3号+フロロ20LBのリーダーに、同じくパワーホッグ4inテキサス

相変らず、大物狙いのタックルセレクトだが、

オレサマのロッドは、いいかげん腰が抜けているので、

そろそろNewロッド購入の予定♪ナノだが、なかなかね・・・・・

先立つものがないのだよ・・・・とほほ・・・・・

それは置いといて、

CO2は、ちょっと高めの磯から。どれだけ高いか?っつーと

このくらい高いのだ。

オレサマは、まずは目の前の、足場のよさそうなポイントから攻める。

ちょっと風があったが、釣りには支障はなさそうだ。

で、まずは「おうりゃっ♪」っと第一投。

着水後、ラインを送り出し底を・・・・・・・・・

取れねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つーか、 ふけぇ!

がんがん送り込み、やっとのことで着底。

う〜〜〜ん、15mはあるな、この辺。

で、CO2の探っているポイントはもっと深く、

「20m以上ある!」

と、きたもんだ♪

なんか、面白そうなので、そこらじゅうにぶん投げ、水深を調べてみると、

これがまた、30m 以上あるポイントまで発見!

深すぎるって・・・・・・・・・・・・・・・

でも、それ=魚も豊富♪

まさに、ドキがムネムネしてきただぁ♪

それに、どこに投げても、ぼこぼこアタリまくる!

使っているワームのサイズのせいか、なかなかのらないものの、

「これはいける!」

と、予想が確信へと変わってくる!

こうなっちゃうと、めちゃくちゃ気合入って萌えまくり♪

「一丁この辺狙ってみっかぁ!」

と、釣り易い、一番足場の低いところに移動し、キャスト!

ここがまた深いのだが、がっちり底を取り、底を舐めるようにトレース。

一つ、二つと、岩盤の溝を越え、ほぼ真下にラインが伸びたところで

『ごっ!』

っと、鈍いアタリ!

「おりゃ♪」っとあわせると、しっかりのってるのってる!

根に持っていかれると厄介なので、一気に巻き上げる!

うねり、波のせいもあるが、なかなかいい引き!

がんがん巻く!巻く!!巻く!!!

「あがってこねぇ〜〜〜〜〜〜」

これがまた深い深い。

ほぼ、足元だよ?ラインなんて、マジでまっすぐ下に向いてる。

なのに、さっぱりあがってこねぇ。

16〜17mはあるんじゃねぇの?ってくらい巻き上げて、やっとランディング。


(この辺で釣った。もうちょっと左っ側かな?)

で、結局浮いてきたのは、35位のベッコウゾイ(←の写真は撮ってなかったのだ)

サイズとしては、大したこと無いが、初めてのポイントで一応本命をGET!

しかも、実釣開始からそれほど時間もたっていない。

これはなかなか幸先いいねぇ♪

で、釣ったのを証明(?)するためにCO2に見せようと探すと、

いつの間にやら移動し、なかなか見つからない。

魚をぶら下げ、ひたすら移動し、やっと発見。

先端まで行っていやがった。

これがほんとに遠い!

それに、複雑な地形の為、目的地までまっすぐ進めないときたもんだ。

まずは、CO2に「ちっちぇぇが、一本取ったぞ♪」と、見せびらかす。

こいつにしてはめずらしく、まだ一本も捕っていなかった。

あまりにも遠かったので

「次ぎ釣っても、でけぇの以外持ってこねぇから・・・・・・・・」

と言い残し、今度は、更に奥の方へ移動。

これまた遠い。

ちょこちょこ釣り歩いていたのだが、あたるのはコマイのばかり。

で、根がかってぶっちぎるたび、荷物置き場に戻る。

を繰り返していたのだが、移動距離が長くなり、

戻るのが、かなりつらいので、荷物を持って移動することに。

(最初っから持って歩けばいいのだが、あまりにも危険なルートが多すぎ、

できる限り軽装で動くようにしていたのだ。)

途中、「なんだこれは!」っつーような亀裂を飛び越え、

「もう勘弁してくれよ・・・・・」って位の崖をへずり、

「ここで落ちたら死ぬな・・・・・」と、ひそかに思いながら釣り進む。

そんな苦労をしながらも、相変らず、あたってくるのはコマイやつらばかり・・・・・

ここで、一切コマイのが掛からないように、ワームを4inから

完全大物狙い!のったらでけぇぜ!!

パワーホッグ5in&オカッパリフック4/0!!!

に変更!

マジで、これで乗ったら、ベッコウ40UP確定!アイナメなら、もう50UP確定!

つー状態だ。

途中、あまりにも激しい壁があったため、荷物を降ろして乗り越える。

マジで危険。

で、とうとうこの磯場の一番端の方まで移動。

ここがまた、えらくよさそうなポイントで、まさに『よだれもん』。

足場をチェックし、手ごろな磯に乗って、ちょい沖目の根にキャスト!

(水の透明度が高いので、根が見える)

その根を慎重に探りながら軽いリフト&フォールとリトリーブ・・・・・

その根を越え、一気に深くなるところでゆっくりフォール・・・・・・・・

と!

『ゴ!』

「ん?」

あたった!

軽く送り込む・・・・・

『グ・・・グッ!』

・・・・・・・・・・・・・・・喰った・・・・・・・・・・・・・・・

「どっせい!!!」

と一発大あわせ!

『ズゴン!』

いきなり、スゲェ重さがロッドに掛かる!

MHのベイトロッドが根元からぶん曲がる!!

「のったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

使っているワームは5in!特にこいつはボリュームまんてん!!

マジででけぇの来やがった!うひょぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪

『ぶっっっ・・・・・・!』

「あぁぁぁぁ・・・・・・・・ぁあ?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

切れた???

きれちゃった?????

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マジですか?

あの・・・・PE3号に、フロロの20LBですよ?

それぶっちぎる?????

それって・・・・・・・

マジででかいんじゃないっすか??????????

やっちまった・・・・・・・・・・・・・・・・

貝か何かにさわって切れたのかもしれないが、のるにはのった・・・・・

あのでけぇワームに!だ・・・・・・・・・・・・・

「うっそぉ〜〜〜〜〜ん・・・・」

もう・・・・・・・・・・・がっくし

しかし、ちょっと待て?

ばらした、つーか切られたけれど、ありゃぁマジででけぇぞ??

こいつぁすげぇぞ!

CO2にも教えねば!ってことで、ちょっと戻ると、

結構近くまで戻ってきていた。

「おい!20LBぶっちぎられた!!

と、でけぇ声で叫ぶ

「マジで?!」

「しかも、5in丸のみ!!」

「熱い!!」

ついでに釣果を聞いてみると、30くらいのアイナメ2本捕っただけらしい。

その後、速攻でもう一度戻り、再チャレンジ。

いろいろ探ってみるが、アタリはあるものの、乗るほどのやつはこない。

根掛りできれた後、いいかげん叩きまくったし、

ワームを交換するために戻るのにも疲れたので、

最初に入ったところまで釣りながら戻ることにした。

相変らずあたるのはちっこいののみ。

しかも、だんだん風が強くなり、うねりも倍増。

ついでに、根掛りも倍増♪

ひっじょ〜〜〜〜〜〜に釣りにくくなってきた。

CO2と合流し、探りつつ先端の方に移動。

だんだん飛沫も上がるようになり、うねり、波で底も取り難い。

沖の根を狙うにも、風が邪魔でなかなか届かない。

で、先端に到着し、いろいろ探るも、いいのはさっぱり掛からない。

先端を廻ると、ちょうど風裏になるので移動を試みたが、

あまりにも急激な落差のため

「ここ、行くには命かけるな」

「行けたにしても、戻ってこれねぇ・・・・」

つーことで断念。

せめてロープがあれば・・・・・・・・とも思ったが、ないものはしょうがない。

すっげーよさそうな根が見えているのに、そこまでいけない・・・・・

投げてもまったくとどかねぇし、根掛りばんばん。

リーダーを結び直している時、ついでに指の一部まで切っちまった。

その後、いろいろ狙ってみたものの、風も更に強くなってきたので、

一時撤退!釣り場の移動に踏み切ることにした。

荷物をまとめ、撤退行動に移る。

ここでCO2が「なかのさん、けっつ破けてる!」

実は、一度ずっこけて、落ちそうになったのだ。

たぶんそのとき破けたんだろう。CO2も、手のひらを一部切っていた。

結構この岩場、鋭いのだ。

「ここ登るのか・・・・・・・・・・・・」

これが素直な感想。

これがまた結構きつい。

何がきついって、それまで釣りをしていたときの疲労がたっぷり♪

とにかく、釣り場での移動がきつかったので、体力をごっそり持っていかれていたのだ。

そんな状態での崖のぼり♪

これは緩くなかったねぇ・・・・・・・・

もう、ひーひー、ぜーぜー言いながら登る!登る!!登る!!!

やっと、エントリーポイントの藪に到着。もうへろへろ。

しかし、ここからがまたきつい!

勾配はたいしたことないのだが、それが帰って、じわじわと足の筋力を奪っていく。

もう、乳酸たまりっぱなしさ♪

それでも、ここで休むと動けなくなるので先へ進み、何とか車が見えるところまで来た。

「やっとついたぁ〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・」

と思った瞬間!

「うを!びっくりしたっ!」

いや、マジでびっくり。

「びっくりしたっ!」って、自分で言っちまった事にもびっくり!

目の前に、突然犬突進!

例の、来る途中に見た犬だ!

あっちもびっくりしたようで、すげえ勢いで逃げてった。

と思ったら、戻ってきてじゃれつかれ

「うを!可愛い

なんて思っちまった。

「はなちゃん!」(たぶん)

な、なんですと??

更に飼い主おばちゃん×2発見!またもびっくり。

「そーかぁ、はなちゃんて言うのかぁ」

などと、思わずCO2とほのぼの語り合う。

車に戻り、荷物を降ろすと

「釣れた?ルアー釣り??」

おばちゃん、いきなりルアーと見破る。

これまたびっくり。

まさに、牡鹿半島恐るべし!だ。

で、荷物を積み込み、移動開始。時間を見ると、まだ二時にもなっていなかった。

途中、はなちゃんとおばちゃん×2を轢きそうになりながら、先へ進む。

「あの犬、あれだけ自由に遊んでるなら、散歩いらねぇな」

「じつは、はなちゃん、牡鹿最強の生き物かもよ?」

「夜になると、鹿喰って、巨大化するとか?」

「はなちゃん(未確認)雑種、推定年齢6〜7歳、主食バンビ!か?」

などと、くっだらねぇ――――――――話をしながら、

今度は、いつのも防波堤へ移動。

夕マヅメ、一発大物狙いだ!

途中コンビニに行き、飲料水補給。

道は結構すいており、思ったより早く、次の現場到着。

最近ここは、鹿が大量に目撃されており、

しかも、目の前をすごい勢いで走り抜けたりする、

ひっじょ〜〜〜〜に、デインジャラスゾーンになってしまった。

で、再度道具を降ろし、通いなれた山道(?)を進む。

さすがに2ヵ所目はきついな。

で、防波堤に到着。先行者は1名だが、特に釣り物はかぶらないようだ。

まだマヅメには早いので、アイナメを狙いつつ・・・・・って感じで攻める。

しかし、ここはここで 風強っ!

モロに真正面から風を受け、非常に釣りづらい。

1ozクラスのシンカーで、思いっきりぶん投げても、途中で撃墜されるのだ。

更に厄介なことに、着底させ、アクションをかけていると、

ラインが風で押され、沈みテトラのスキマに、ぐりぐりねじ込まれていくのだ。

そうなると、もう回収不能、がっちり根掛りでラインブレイク!

しかも、今回オレサマは、必要最小限のシンカーとフックしか持っていない!

見る見るうちに、、シンカー&フックがなくなっていく。

ワームなんかその他に、コマイ奴らに千切られまくり、加速がついたように無くなっていく。

そんなところでCO2に待望のヒット!

馬鹿でかい訳ではないが本命だ!!

抜き上げると、ちょうど40ってとこのベコウゾイだ。

サイズは、まだまだってとこだが、ナイススタイル♪

ちょっとへこみかけたところだったが、ちょっと萌え萌え燃え燃え♪

今度は、大物狙いで5inパワーホッグで攻める。

しばらくすると

『ゴン!』

ヒサビサのいいアタリ!

少し送り込んで一気にあわせる!

「のった♪」

隣にいたCO2が「でかいっすか?」

と聞く。

「5inだからでかいんじゃねぇ?」

と思ったのだが、これまた、たいして引かず、妙に軽い。

「ん?なに喰った??」

と思ったら

「うを!極悪ボッケ!」

が釣れた・・・・・・・・・・

いわゆる『カジカ』の一種

正式名称『ケムシカジカ』て奴だ。

これがまた、ほんとに凶悪な面構えなのだ。

こいつはスゲェ貪欲で、しかも、かなりちいせぇ奴でも、

口だけは、馬鹿でかいので、でかいワームでも簡単にのっちまう。

はも、強烈に鋭く、下手に指突っ込むと血だらけだ。

ちっ、デカイの喰ったと思ったのに・・・・・・

そのあとCO2も『極悪ボッケ』GET

「うを!ぼっちゃんだ、ぼっちゃん・・・・・・」 <p>実にナイスなビジュアル。 <p>

ほんとに極悪だ。

で、その後、結構暗くなるまで粘るが、釣果は伸びず、

結局、堤防の内側で、CO2が『マダコ』を狙って釣り上げ終了。

このあとはお決まりの写真撮影。

調子に乗って、変な写真まで撮る。


変な顔


極悪ブラザース♪


せっかく破けたケツだから撮ってみた

まさか、ほんとに引っかかるとは思ってなかった・・・・・・・・・・・・・

で、結局、今日の釣果は

CO2 アイナメ小×2 ベッコウ(40cm)×1 極悪ボッケ×1

オレサマ ベッコウ(35cm)×1 極悪ボッケ×1

で終了。

山の中を帰る途中、見えない鹿におびえながら車に戻る。

運良く出会わず、ほっとするものの、ちょっと残念。

一通り荷物を積み込み帰路についた。

途中、航空自衛隊の夜間着陸演習を見て興奮。

ナイスタイミングでシャッターを切るが、暗すぎて不発!

実に残念。

家に着くと、ちょうど、道を教えてもらったお客さんが待っていた。

いろいろあった、エピソードを話し、大笑い。

CO2は、かなり疲れきっていたが、うちで飯を食いつつ大笑い。

こいつ、実は、前日一時間くらいしか寝てなかったのだ。

さすがにきつかったらしく、飯を食い終わったとこで限界決まり、

ふらふらと家路に着いていった。

ご苦労であった!

翌日。

見事に筋肉痛炸裂!身体中がいてぇ!ので、仕事したくなかったのだが、

修理に出していた車が戻ってきたので、久しぶりに仕入れに行く。

で、問屋から帰る間際、CO2から電話が来た

第一声

「バケモノ獲った♪」

「なに!どこで?」

「昨日行ったとこ♪」

こいつ・・・・・連チャンで行ってやがる・・・・・・・・・・・・

「ベッコウの50UP!とったっ♪」

「マジで!?」

いやぁ〜〜〜〜〜でるとは思っていたが、次の日出るとは・・・・・

「明日持っていくっす」

ってことだったので、わくわくしながら待つことに・・・・・・・

更に翌日。

午後六時半頃、CO2登場。今日はさすがに行かなかったようだ。

「でかいよ?!マジで♪」

マジででけぇよ、こいつ・・・・・・

さすがに死んでから一日たってるので、ちっとばかし縮んでいるが、

現場での実寸、52cm!

釣り場から戻ったあとすぐの重量、2.35kg!!

でけぇなぁ。

どうやら、前日、オレサマがばらしたまだ見ぬ大物ポイントのすぐ近くで上げたらしい。

これでますます、オレサマのばらした奴が、マジで、でかかった可能性が出てきた。

ちなみに、これが現場での写真

こいつは、JGFAオールタックル部門に申請するそうだ。

間違いなく日本記録&世界記録なんだな♪

なぜなら、前、記録ホルダーはこいつなのだ。

その後、魚拓を作成。

いや、マジででかい、いい魚拓が取れた!

さっすがオレサマ!!いい腕してる♪(←・・・・)

その後、飯を食い、ちょっと出かける用事があったので、CO2に駅ビルまで送ってもらう。

ちょっと飲みすぎた。

更に翌日。

また行ったらしい・・・・・・・・・・・・・・・

今度はうめ2さんと同行だそうな。

詳しくは、まもなくUPされると思われる、うめ2さんのHP

さねざわ釣友会で!

来週あたり、オレサマも行ってこよっかな♪

バケモノ釣りに♪



at 2002 11/18
11/18 今度こそバケモノ!獲れるっかな♪

微妙に更新遅れていますな♪ま、いつものことだけどね。

今回は、写真無しです。CO2のカメラがまだ撮り終わってないのだ。

なんだかもう、えらくいいポイント見つけてしまったものだ。

もともと、有名ポイントではあるのだが、

なかなかハードな地形な上、基本的に、磯釣りがメインなので、

他のポイントに比べると、比較的、ルアーで叩かれてないのが、

好釣果の得られる条件の一つだろうな。

それに、ちょこっとばかし、道がわかりにくいのも、ナイスだ。

何も聞かずに、初めて行って、一発で着けたらたいしたもんだ。

ちょこっと間違っただけで、まるでWRCに出ているかのような

スーパーヘビーダートロードに突入し、いい具合に、車の寿命を

一気に縮める ことが可能。

廃車にしたい人には、非常におすすめ。

で、前の釣行記から一週間たったのだが、その間、若武者CO2は

はまってしまい、既に4〜5回ほどそのポイントに突入したらしい。

まったくとんでもねぇやろうだ。

きっと、今年も卒業できないだろう♪

しかも、毎回、中々の釣果をたたき出し、獲物をうちに持ってくるのだ。

そんな事を、毎回聞いていると、そこはやはり釣り人。

行きたくなるのは 当然 のことである♪

前日。

晩飯を食ってる途中でCO2が来た。

どうやら、例のポイントに行った帰りらしい。

CO2 「いやぁ〜〜、今日、『バケモノ』バラシたぁ〜〜」

オレサマ「なに?また行ったのか!」

CO2 「フック、ありえない方向に、ひん曲がった♪」

あまりにも、掛かった相手がでかすぎて、フックを、原形留めないくらいひん曲げて

バレてったそうだ。

しかも、2匹♪

オレサマ「じゃぁ、今日はまともなのあげてねぇのか?」

CO2 「いや、獲ることは獲った。前のよりかはちっこいけど。」

と、クーラーを持ち出し、仙台市指定ゴミ袋を引っ張り出す。

オレサマ「・・・・・・・ でかっ! 」

50cmベッコウソイ!

前回のよりかは、確かに 2cmちいせぇ が、マジででけぇ。

しかし、このクラスは、同じタックルで、きっちり獲っているのだ。

つーことは・・・・・・・・・・・・・・・・・

オレサマ「バラシた奴、マジで『ロクマル』クラス・・・・・か?」

CO2 「だから!」

やべぇぞ、こいつは・・・・・・・・・・・

こうなったらもうあとはお決まり♪

オレサマ「明日何時に行く?」

天気予報を確認すると、午後からちょっと荒れるようなので、

朝一入って、上げ三分くらいであがろうってことになり、

CO2 「う〜〜ん・・・・・4時半頃っすか?」

決定。

さすがに、翌日も行くとなると、体力的につらいからとCO2帰宅。

オレサマは、そのあと準備準備♪

今回は、マジでごっついタックルで行くぜぇ♪

ってことで、根魚用にわざとオフショアで使い、ムリヤリ腰を抜かした

某メーカー76XH改(要はフリッピングロッド)

あ―――――んど

アンバサダー6501C+PE6号+フロロ30Lbリーダー

と、まぁ、一般的に言われる『ロックフィッシュタックル』とは

似ても似つかない、普通なら、間違いなくオーバーパワーと言われそうな

ハイパワータックルを用意。

ワームは、パワーホッグの5inをメイン。

前回、小物が無くなって、やられかけたので、

シンカーは、うちの店以外では見かけない、スペシャルなオモリの3〜6号。

フックは3/0〜5/0のオカッパリフックを、かなり多めに用意した。

(オカッパリフックは、3/0以上になると、ワイヤーが太くなるのでよい♪
下手なフックだと、伸ばされるからね。今のところ、これがベターかな。
・・・・・・・・・・・・・最近、3/0でも小さく思えるようになってきた・・・・・)

これなら、たとえロクマルオーバーの『バケモノ』がかかっても

ぶちぬく♪

イキオイだぜぃ!

当日。

朝3時50分に起きる。なんてすばらしいんだ・・・・・・・・・・

例によって、2〜3時間ほどしか寝ていないけどな。

まずは、顔を洗い、コンタクトレンズ装着!

忘れ物が無いように、再度確認。

その前の週まで、車が入院中だったので、積み忘れがありそうだったのだ。

ちなみに、オレサマは『忘れ物』が得意だ。

特に、必要なものを忘れて、現場でへこまされること多し・・・・・・・・・

しかし!今回はそんなヘマなどしはしない♪

予定・・・・・・・

車のエンジンをかけ、暖気開始。今回はオレサマの車でGO♪

時間を見ると、4時20分。

CO2に電話すると、既にこっちへ向かっているとのこと。

最終持ち物チェックを済ませ、ちょうど、4時半、CO2到着。

荷物を乗せ換え、うちの向かいのコンビニでカメラのフィルムと、朝食(変なパン)を購入。

で出発。

前回の釣行よりも、早い出発。さすがに道はすいてる。

運転中、変なパンを喰ったら激胸焼け・・・・・ちょっとツライ。

利府街道→R45→R398・・・・・・・をひた走り、これまたいつものコンビニでお買い物。

胸焼けしてるのに、焼きそばパンと、肉饅購入。

後はひたすらワインディングを走るだけなのだが、いつもより車多し!

ひどいときは、時速20k・・・・・・・・・

それでも、六時半には駐車スペースまで到着。

車の両サイドを、『きゅぅぃい〜〜〜〜〜♪』と擦ったが、もう気にしなくなってきた。

で、戦闘服に着替え着替え♪

タックルを降ろし、ポイントへの降下路を進む。

相変らず、激しいルートを通り、前日、CO2がバラシたポイントへ向かう。

そこは、オレサマが、前回ラインぶっちぎられたポイントのちょっと先なのだ。

油断すると、即重症決定のルートをたどり、歳の差か、CO2にちょっと引き離され

やっとのことでポイント付近に到着。

その時点で、CO2は既に釣り開始していた。

その場所へ、オレサマも向かったのだが、微妙な間隔で、溝があり、

ブーツを履いているCO2はいいが、スニーカーで行ったオレサマは、ちょっとてこずる。

しょうがないので、ちょっと手前のポイントで釣り開始。

相変らず、あたりはガンガン来る。

さすがに、5inパワーホッグクラスだと、小物は乗らない。

その最中、CO2、30項半くらいのアイナメを二本GET!

これはイカン!

と、急いで移動。ちょっとかぶったが、無事、CO2の乗っている磯へ到着。

「あのへんの沖の根で、結構あたる」

とCO2。

狭い磯な上、結構潮をかぶるので、波を気にしながらキャスト!

ここも、一投目でアタリまくるがなかなかのらない。

2〜3投したところで、ちょっと、ポイントを左にずらしキャスト。

地形はかなり複雑。

二度ほど高低差のある根を越え、一番手前の溝に落とし込む・・・・・・

軽くアクションをかけつつリーリング・・・・・・・・

ふわふわくりり♪って感じで巻いてくると

『ごっ・・・』

と、鈍いアタリ

軽く送り込むと、

『ご・・・・ご・・・・ご・・・・・・・・』

(喰った・・・・・これは食った♪)

「でぇぇい!!!」

と一発おおアワセ!

『ずごん!!!』

あの、腰が抜けてるとは言え、クソかてぇロッドがぶん曲がる!

「のったぁ♪」

根に潜られると厄介なので、思いっきりリフトかまして、ぐりぐり巻き上げる!

なかなかいい引き♪

ドラグがすべる!!ちょっとでけぇか?と思ったら、緩んでるだけだった。

急いで〆なおしていると、CO2が

「デカイの?」

と聞く

「でけぇんじゃねぇ?この竿これだけ曲がってんだから♪」

「なに掛かった?」

「たぶんベッコウだな♪」

はっきり言って、オーバーパワーのタックルなので、いまいち実感は無いが、

十分な重さと引きがある。

水面まで上がってくると

『ごばばばばっ!』

っと、小気味よく暴れる。ベッコウソイだ!

なかなかいいサイズだ、40は越えてる。

遊んでると、せっかくの獲物がサヨナラしちまうので、

「よっこいせ♪」

と、抜き上げる!

ロッド、リール、ラインとも、これだけヘビーだと、ラクチンだ。

「40・・・・ちょいってとこか?」

ここしばらく、ぜっ不調だったオレサマに、久しぶりに掛かってくれたナイスソイ♪

まずは写真撮影♪っと、CO2にカメラを渡し、荒磯をバックに記念撮影♪

と思ったら・・・・・・・・・・・・・・・・

「シャッターおりないっすよ?これ・・・・・・」

「なぬ?!」

朝方、フィルムをいれた時は、ちゃんと自動で巻き上げたはず・・・・・・

確認してみると、やはりシャッターが下りない。

「・・・・・・・・・・・・・朝の巻き上げで、電池の寿命来ちゃったかな???」

やっぱりやった・・・・・・・・・・・しかも、このトラブルは二回目。

ぜってぇ何かやるんだよな、しっかり準備したつもりでも・・・・・・・

しょうがないのでCO2のカメラで記念撮影。

なので、今回、写真が間に合わなかったのだ。

インチキくさい、ド迫力写真を数枚撮り、ついでにサイズ測定。

「・・・・・・・・・・・・よんじゅう・・・・・・・ろくってとこかな」

おお!さりげなくビックサイズ♪

最近、CO2の持ってきた50UPばかりみていたので、感覚狂ってた。

「46あったのねぇ〜〜〜♪」

しかし、コイツどうしよう・・・・・・・ってことになったのだが、

あいにく、今回はフラシ、ストリンガーの類は持ってくる気が無かったので、

キープできないのだ。

それに、開始間もないので、そこら辺にぶん投げておくわけにもいかず、

もともと狙いはロクマル♪ってことで、適当な潮溜まりにぶっこむ。

「運がよけりゃぁ、残ってるでしょ♪」

ってことで、釣り再開。

しかし、乗らないあたりはガンガン来るが本命は一向にこない。

で、何てこと無い話をしていると

「うをををををを!!!!」

かぶった・・・・・・・・・・・・・・

ちょっとパワフルな『波』襲来。

たいした波ではないのだが、膝くらいまではがっちりかぶる。

しかも、オレサマ、スニーカー・・・・・・・・

「・・・・・つベてぇ・・・・・・」

ま、ラッキーなことに、この日は水温高めで、天気もよく、痛くはならなかったけどね。

と、ちょっと気になって、ベッコウを入れておいた潮溜まりをみる・・・・・・・・・

「おお!いねぇ!!!」

逃げられた・・・・・・・・・・

たぶん、さっきの波に乗って行っちゃったんだろうな、サヨナラも言わずに・・・・・

ちょっとへこむ。

でも、こうなると、もうどうでもよくなり、多少の波なんかヘッチャラなのだ♪

今度は、ちょっと先の離れ磯に乗り「ここは渡れませんねぇ」って溝を攻める。

どうやらCO2は「そこの溝で、鈎曲げられた」らしい。

そうか、ここがバケモノの現住所なのだな♪

ってことで、とにかく、満遍なく攻める攻める攻める♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あたるんだけどね・・・・・・・・

のらないね・・・・・・・・・・・・・・

ダメだね・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でもねばる・・・・・・・・・・・・・・・・・と!

「どわわわわわ!!!」

今度は双方向から、いい感じの『波』襲来!

いやいやまいったまいった♪

来るのはわかってたけど、狭くて避けられないんだもんな。

腰まで波来たね。

完全に吹っ切れた。

もう、普通にがばがば歩く。

油断すると、滑って悲惨な目にあうので、慎重には動いたけど、

もう、濡れたって平気さ♪

で、また、ベッコウを掛けたポイントに戻り探る・・・・・・・・・

相変らず、あたり だけ は来る。

で、何投かしたところで、『ごん♪』とまずまずのアタリ。

ちょっと送り込んで一気にあわせる!

『ごっごん♪』

お?のったか??

さっきほどではないが、竿が曲がる。

「おお!のった♪」

と思ったら『すっぽぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ん♪』

と抜けちまった。

「ありゃりゃ、すっぽ抜けた♪」

竿のしなりと引きを見て、

「アイナメっすか?」とCO2。

「そんな感じだな、40くらいかな?」とオレサマ。

今日のワームですっぽ抜けるってことはそんなもんだろう。

しかし!この日はクソ暑かった・・・・・・・・・・・・・

天気予報では、一時雨、後曇り。

9時頃から北西風が強くなるって話だったのだが、一向に

「雨なんか降らねぇじゃん」

確かに、風は北西に変わったのだが、釣りには問題ナッシング。

しかし、このポイントで、なかなか釣果が伸びなかったことと、

これから天候が悪化することは目に見えていたので、

「少し戻りながら狙っていこう」

ってことになり、荷物をまとめて移動開始。

途中、オレサマが35〜6?位のベッコウを一本

CO2が、30後半と、30カツカツ位のベッコウをあげた。

いろいろ、よさげなポイントを探っては見たものの、相変らず

コマイのが、『こつこつ・ぷるるんっ♪』と、あたるのみ。

その後、ちょこっと休憩(CO2は、いつのまにか磯の上で寝ていた)

10時過ぎた頃、なんぼか風も強くなり、厄介なうねりも出てきた。

「だいぶ、かぶってきたねぇ・・・・・」

つーことで、このポイントは引き上げ、

「この先の磯に降りる所、探してみっかぁ」

ってことになった。

ロッククライミングよろしく、磯を渡り、ぜーぜー言いながら崖を登る。

ここ一週間で5〜6階来て、慣れてきているCO2ですら、ぜーぜーはーはー。

だいぶオヂサン化してきているオレサマは、もっとつらいのだ。

やっとのことで車に戻り、ちょっと休憩。

荷物を積みなおし、まだ見ぬパラダイスに向けて出発。

途中「きゅぅいぃぃいい〜〜〜〜〜〜〜ん♪がりがりっ♪」と、ナイスサウンド。

さすがに、これは降りて傷チェック。

いっぱいいっぱい細かい傷ついちった。

で、堆肥置き場の横っちょで、パンを食い、移動。

この先にも、結構いい磯場がある、つーか、磯場だらけなのだが、

降りる場所がわからない。

いろいろ脇道に入ったり、アヤシイ所に入ったりして探すものの、

なかなか見つからない。

「今度、航空写真でも見て、確認しようか・・・・・」

などと言いつつ先へ進む。

結局、それらしきところは見つけたものの、距離がありすぎるので断念。

風裏になる泊浜でもいって、お茶を濁そうってことになった。

で、到着。

荷物を降ろし、一番端の防波堤へ行く。

「おや?あれは後輩じゃないかなぁ。」と、CO2。

近くによるとやっぱりそうだった。

釣果を聞くと、まともなのは、30項半くらいのアイナメ一本らしい。

で、防波堤に登り、じっと海を眺める・・・・・・・・・・・・・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荒れてるねぇ・・・・・・・・・・」

風はたいしたことないのだが、うねりががっちり入ってる。

まさに、『磯のヒラスズキはサラシを狙え!』状態。

村越○海がいたら、泣いて喜びそうなシチュエーションだ。

もう、水面真っ白♪

「こんなんで、ワーム見つけられんのか?」って聞きたくなるくらいだ。

でも、ここもそれなりに実績の高いポイント。

まずは、やってみる・・・・・・・・・・・・

磯に乗り、キャストするものの

『どっどぉ〜〜〜〜〜ん♪』

と、危うく波にのまれそうになり、へこみまくる。

それでもしばらく粘ったのだが、ここはここで、ちっこいのが

『ぷるるっ!ぷるるっ!』とあたるだけ。

しかも、予想外に風は強くならず、

「こんなことなら、あそこで粘ってた方がよかったんじゃねぇか?」

などと言い出す始末。

いや、マジでそうなんだが、いまさら、あの崖を降りる気にもなれず、

いったん車に戻り、CO2は居眠り。

それほど眠くなかったオレサマは、漁港を散策することにした。

漁港内では、平日にもかかわらず、ぼちぼち『チカ釣り』に勤しむおっちゃんが居り、

釣れない釣りを繰り返していた。

「チカいないのか?」とおもって、歩いていると、結構見えるではないか。

ま、食い気ないんだろうな、と思いながらも散策すると、

突然

「あかいふくろ!」 と、お子様に叫ばれ、

手にもっていた、鹿の角の先で

「だだだだだだだだだだだだ♪」

と撃たれた。

「は?なんですと??」

どうやら、「赤い服!」と言ったらしいのだ。

そういえば、今日のオレサマは赤・紺ツートンのカッパを着ていた。

なんで撃たれたかはいまだにナゾである。

(最近だと、赤は龍騎だから、撃たれそうにないのだが・・・・)

で、その後、やはりやる気がまったく起きず、結局、昼ちょい過ぎかな?

帰ることに決定。

途中ガスを補給し、牡鹿のワインディングをひた走る。

「おお!ベタなぎだ・・・・・・・・・」

と、外を見ていたCO2が言う。

「・・・・・・・・・・もう少し、磯場で粘ればよかったな・・・・・・・・・・」

うねりは多少あるものの、釣りにならないほどではないようだ。

ちょっと失敗。

で、こんなに早く戻るのは久しぶりだ、とか話しながら、松島、利府あたりに入った頃

「おお!結構風強くなったな」

で、うちに着いた頃には

「おお!結構、風つえぇぞ!」

になっていた。

とりあえず、引き上げてきて正解だったようだ。

荷物を降ろすと、さすがに二日連チャンで疲れたのか、CO2は、うちによらず、帰っていった。

そんなこんなで今回の釣行は終了。

あとは店で仕事仕事♪

(またこれが長かった・・・・・・・・・・・・・・・・)

翌日。

やっぱり筋肉痛。でも、前回ほどではなかった。

二度目でも、結構慣れるもんだね。

いやいや、いつもながら、ツライ釣行だけど今回は、まぁまぁの型が獲れて良かった。

今度は来月かな?行くとしたら。



at 2003 01/29
01/29 いやはやなんとも・・・・・・
at

マジでサボりすぎ・・・・・・・

年末?いや、12月半ば?位に行ってるにもかかわらず

今の今まで、釣行記あげてない・・・・・・・・

取り立てて、忙しいっつー訳でもないのだが、ど――――――――も・・・・

書く気力がわかねぇ

つー感じで、うだうだしてたら、何時の間にやら一月も終わりに・・・・・・

ま、確かに、年末年始はやること多くて、それどころじゃなかった期間もあったが

ちょっとサボりすぎでしたなぁ・・・・・

12月、つーか、昨年最後の釣行。

なかなか ないす な出来事があったんですよ?

それなのに・・・・・・・・・・

そう、今から一月以上前。

いつものように、CO2と、牡鹿半島地磯、防波堤巡りをしたんですよ。

で、これがまた結構シブシブで、なかなか釣れない。

たまにあたる、いや、いいポイントに入れば、結構あたるのだが、

これがまた、ちっこいのばっかで、なかなかのらねぇ。

それでも、CO2は、ぼちぼち釣ってたんだよな、アイナメ。

オレサマは・・・・・・・・・・

体長7cmの、アメフラシ一匹のみ・・・・・・

泣ける・・・・・・・

それはそれで面白いのだが、この日は、とてもステキな出来事があった

あまりにも、面白すぎて・・・・・・・・・・・

午前中、鮎川でCO2とともに、ちょい負けこいたパチンコ屋のことなど

すっかり忘れるくらいの出来事・・・・・・・・・・

磯場の釣りではよくあることなのだが、釣り場を移動していると

「・・・・・おお・・・・・・これ、越えるのか??」

って感じで、ワレメっつーか、クレバスっつーか・・・・

とにかく、広いのから、狭いのまで、しょっちゅう、溝が出現するのだ。

ほとんどのものが、平地なら、『ひょい♪』っと、越えられる程度のものか、

『これはムリです!』ってくらい、どでけぇ溝のどっちかしかないのだが

狭い溝にしろ、高さは十分に、あっちゃったりなんかしちゃうし、

低くても、真下は、ゴンゴン海流が渦巻く、推定深度3mオーバーなところが多く

たかだか50cm程度の溝すら、飛び越えるのに躊躇しちまうのだ。

で、この日遭遇した溝は、まさにそんな感じ。

水面までは、手が届く程度の高さしかなく、幅も1Mくらいなのだが

これがまた、結構水深があり、流れも早い。

足場もちょっといまいち(斜めに入った、平らな岩盤から同じような岩盤へ飛び移るのだ)

しかも、季節は冬・・・・・・・・・・・・

「がっちり落ちたら、天国旅行にいけるね・・・・・・・・」

な、世界。

イキオイで、行ってしまえばよかったものの、一度びびるとこれがまた・・・・・・

とべねぇんだよなぁ・・・・・・・・

で、先に、その溝を渡り、沖に向かって釣っていたCO2が

「結構、いいのあたった!」らしく、ワームがちぎられたそうで、

途中においてきた、バッグをとりに戻って来た。

それを聞いたら、行かねばならぬ!と、かな〜〜〜〜〜り躊躇しながら

「おぅりゃっ!」っと、片足が水につかりながらも、何とか飛び越えた。

ナイス!オレサマ!ナイス!!

その後すぐに、CO2が飛び越えた!

こいつは、なかなか身が軽いので、さほど躊躇せず、

「ほいっ♪」っとばかり飛び越えてきた。

と、思ったら

「おわっ!!」

突然、さっきまで見えていたCO2の体が、一瞬にして視界から消える

「・・・・・・・・やっちった・・・・・・・・・・・どーいうこと???」

CO2!落水!!

一瞬焦ったったが、完全には落ちてないようで、

ぼーぜんと立ちすくむCO2を尻目に、もう、大笑い♪

笑いすぎて、写真とるのも忘れちまってたよ。

あるところ、マジで生死にかかわるので、笑い事ではないのだが、

12月の寒い中、腰まで『どっぷん♪』

しかも、マジでびびってたオレサマならまだしも、余裕ぶっこいてた奴が

思いっきり落水・・・・・・・・

そりゃぁ笑うって・・・・・・・

しかし、マジで防寒フル装備でよかったよ。

きっちり着てると、結構水って入らないもんだねぇ・・・・・・・

外側は、きっちり腰までずぶぬれだったが、中は脛くらいまでしか濡れてなかった。

それも、徐々に、後から染み込んでった感じ。

防寒の裾は、きっちり閉めないといけないっつーことがよくわかった。

ある程度は、わかってはいたのだが

マジで、落水しても、防水性高いのね♪

まそんなこんなで、その日は終了。

いろんな意味で、為になった釣行であった・・・・・・・

で、その後は、まったくもって釣りに行かずじまい。

寒いし、年末だし、お金ないし(←これはいつも)。

CO2は、相変らず、釣りに行きまくっていたようで、

「デカイの釣った♪アイナメ56cm!

とか

「50オーバー五本捕った♪

などと、景気のよい(?)話を、よく聞かせてくれた、このやろう・・・・

ちゃっかり、日本記録まで釣り上げ、今月申請したようだ。

近々、JGFAのHPに載ることでしょう。

お楽しみに♪

で、そんな話を聞かせらると、行きたくなっちまうのは、釣り人の性。

しかし、オレサマが、いざ『行くぜ!』と思うと、低気圧が、ガツンと入り、

天候最悪、海大荒れ。

こんなんでは、いくら阿呆なオレサマでも釣りには行きません。

そんなのに2〜3回繰り返してるうち、

「最近、釣れなくなりましたよ・・・・・・・」

「つーか、あれだけいた魚、どこ行ったんでしょうねぇ・・・・・・・」

と、CO2ですらセツナイ情報のみ、伝えてくるようになっちまった。

そんな中でも、きっちりデカイのをあげてくるCO2は、恐ろしいが・・・・・・・・

で、何時の間にやら一月も、半ばを過ぎ、ますます寒くなる一方。

たまに、あったけー日もあるが、そういう日に限って風が強いもので

気分的にもへこみまくって、釣りに行く気なんてナッシング。

しかし、釣具屋たるもの、そろそろ始動せねば!

ってところで、うちに来たお客さんから

「あそこのダム、氷乗れるぞ!」

と、アヤシイ情報が入る。

確かに、俺サマに情報でも、「既に氷は張った」とは聞いていたが

まだ、ちょっとヤバイ系統の氷しか張ってないってことだった。

ただ、そのおっちゃん曰く、自分が「乗ってきた」そうなので、

(それでも、薄い!とは言っていた)

これはちょっと、偵察に行って来ねば!!

と、秘密裏にこさえていた、

カーボンソリッド100%!ダムサイト&橋脚用

超極薄扁平ティップ仕様ワカサギロッド

と、一昨年、使いまくった穴釣用ロッド二本

を携え、1/21、朝もは夜から起き出し、ダム湖めぐりをしてきたのだ。

さすがに、朝早いと、道路はあちこち凍ってますねぇ♪

しょっぱなから事故ってもセツナイので、安全運転で、まずは仙台の水瓶!

Kダムへ!!

いってみると、平日だというのにもかかわらず、ダムサイトの上では既に

10人くらいの、元気なおっちゃんたちが、一人に三本ずつ竿を出していた。

そこに、後から入るのもなんなので、ちょいっと一回りして、釣り場を探したのだが、

これがまた、めぼしい釣り場は見つからず、しかも、ガソリン赤ランプ点灯!

しょうがないので、前から目はつけていた、某温泉近くの橋付近へ入る。

先行者は一人。

でも、釣れていないようだ。

ちょっと悩むが、大きく移動できるほど、燃料もないので、

スタンドが開くまでのしばらくの間、ちょこっと釣りをたしなむ事に決定。

しかし、釣れねぇな・・・・・・・

いくらがんばっても、長さ50cm程度の、穴釣用ワカサギ竿で、岸から釣るのは

ムリ!

がんばって投げたんだけど、普通にキャストするより、直接手で投げた方が飛んだ。

移動しようかなぁ・・・・・・

渓流竿あるから、仕掛け作ろうかなぁ・・・・・・

とも思ったが、面倒なのでやめた。

今回は、ポイントチェックの旅なので、それほど長く、ヒトトコロに留まる気など

毛頭なかったのだ。

で、どうせ釣れねぇ(釣りにならねぇ)し、スタンド開くまでヒマだから、

持ってきた、半分黒いラビットちゃんを仕分け。

そうしているうち、だんだんと風が出だし、マジで、釣りどころではなくなって来た。

ついでに、仕分け中のラビットも飛ばされた。

湖面なんか、「ここは海ですか?」と、聞きたくなるほど波立ってやがる。

時間を見ると、そろそろ開いたかなぁ〜〜〜〜?な時間だったので移動開始!

スタンドで給油し、今度は、もう一つの仙台の水瓶、Oダムへ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やられました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

微妙に雪の溶けかけた山道をぬけ、たどり着いた先にあったのは

『この先工事中』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・勘弁してくれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つーことで、ここはあきらめ、更に山道を進み、今度はNダムだ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

雪多すぎ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つーか、地吹雪で前みえねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、これは、最初から予想してはいたのだが、見事、期待を裏切らず、

「このダムは、釣りになりません!」(行けばわかる)

だったので、今度は、一昨年、通いに通ったMダムへ!

途中、あまりにも久々に通った道のため、一本曲がるところを間違える。

で、いつも(?)の、ポイント侵入地点に着き、アヤシイ氷面を確認

「・・・・・・・・・・・・・・・・・こぉ〜〜〜〜れは乗れません♪

これこそ、まさに『もれなく天国旅行無料ご招待!』って感じで、

乗ってる痕もあったが、

「その人は、きっと死にたいんだな・・・・・・」

としか思えねぇ・・・・・・・・

だって、いっぱい穴開いてんだもん。

しかも、湧き水のおかげで開いた穴が。

それに、今シーズンは、いつもより、水位が低いようだ。

つーことで、下に降りる気にもならず、移動。

今度は、以前、バス釣りによく通った、またまたMダムへ!

ここは・・・・・・・・・・・・・・・

雪、多かったねぇ・・・・・・・・・・・・・・

今シーズン、寒い割にはたいして降らなかったのだが、さすがにここまで山だと

「結構積もってんなぁ・・・・・・・・」

ま、そのおかげか、その分、湖面も凍っておりました。

さすがに「乗れねぇだろう・・・・・」と思いつつも近くまで寄り、

まずは試しと、どう見ても、水深30cmってところに

「うひょっ♪」

っと乗ってみる・・・・・・・・・・・・・

「・・・・・・・・・・割れないねぇ♪」

それでも、ちょっと怖いので、そこらにあった、10kg位の石を、

「うおりゃっ!!」思いっきりぶん投げ、氷にぶち当てる!

『ごっ!』

おやおや♪割れるどころか、跳ね返りましたねぇ♪

これはいけそうかな??

とも思ったが、一人で乗って、何かあったらやばいので、

ここはこのくらいで勘弁してやろう!と、ちょこっと移動。

下流にある二本目の橋に行って見る。

ここのダムは、思ったより水位は高かったが、この橋はちょっと高すぎ!

一応、モノはためし♪と、竿を出してはみたが、急に風が出てきて話にならず、

ついでに吹雪いてきやがったので、退却!

もうひとつ先にある、Kダムにでも行こうかなぁ・・・・・・・・

とも思ったが、そこに行くには、恐ろしいくらい、ほっそい道

しかも、ガードレール無し!下は川!!を通らねばならず、

オマケに、このダムで、この雪の量だと、間違いなく凍ってるので、

ヨワゾウのオレサマは帰る事にした。

初釣り(?)といって良いのかどうかわからんが、もしそうだとしたら、

2003年初の釣行でボウズ!!

という輝かしい経歴を残してしまうので、

「今回は、商売の為の『調査』だから釣りじゃないもんね♪」

つー事に決定。

これで、まだ 「今年、『釣り』には行ってねぇよ♪」

と胸を張って(?)いえるのだ!!

帰ってくると、車はもう、融雪剤で真っ白。

このままだと、こってり錆びまくるので、夜中、洗車に行きました。

で、翌日。

何かの陰謀で、某ショップの店員となってしまった

久々登場!『実は、パパ一年生です♪』な、YASSくんから

「明日、ワカサギ釣りいかないっすか?氷乗れるらしいっすよ?!」

との電話がある。

ま、ダメ元で、行ってみようかぁ♪でも氷にはのらねぇよ!

ってことで、決定。

その夜、遊びに来たCO2と、

「明日は、ガツンと雪降りそうだから、いいとこ昼までだな」

「下手すりゃ、大荒れ。ま、風が出たら帰るってとこかな?」

「釣れたら教えてください」

などと話し、実に有意義な時間(?)を過ごす。

で、今年初の釣りとなる1/23!

(意地でも言い張ってやる)

午前六時に現場待ち合わせってことで、五時起きして現場に向かう。

この日もお約束で、道路の端っこ凍ってやがる。

道路は融雪剤のせいで濡れてるのか、ヒソカに凍っているのかわからんので

最大でも○○kまでしか出せなかった。

ちょっと、ためしに急ブレ−キをかけたが、ちゃんと止まったので一安心。

でも、どこが凍っているかどうかわからんので、安全運転で進む。

で、六時ちょっとすぎに現場到着。

今回は、氷に乗らない予定だったので、ダムサイト上からのつりだ。

YASS君はまだきていなかったので、とりあえず下見を兼ね、

ちょこちょこダムサイトの上からポイントを物色するが

「・・・・・・・・・・・どこがいいかさっぱりわからん!」

ってことで、前日、人が入ったであろう場所に釣り座を構え、

準備をしていると、YASS君登場。

こいつは、一昨年前、ワカサギの氷上釣りにはまり、

一人でパコパコ釣り上げ、オレサマを馬鹿にしまくった経験をもつ。

昨年(昨シーズン)は、氷が乗れるほど張らず、おかっぱらーになっていた。

で、このダムに通っていたわけだが、いまいち地形を理解していなかったようだ。

今回の釣りは、とにかく、午前中のみ!

って事だったので、さっさと釣り始める。

「ここ、下のところ『段々』になってるっス!」

とほざき、彼は、『2.7の、磯防波堤竿に旧ステラ』

という、とてもワカサギ釣りとは思えない、ミスマッチアイテムを操り、

遠くにぶん投げ始めた・・・・・・・・・・・

 ←最近の携帯は便利である

・・・・・・・・・先に言えよ・・・・・・・・・・・・・・

オレサマの、1mほどしかない、橋脚スペシャルではきついなぁ・・・・

と思いながらも、無理やり下のほうまで落とし込む。

「ん??」

段々になってる?じゃぁ、なんでずるずる落ちていくんだ???

と疑問に思いながらも、いろいろタナをさぐる・・・・・・・・

そんなところで

「なかのさん!フィッシュオンっす!!

こいつ、ワカサギ釣りにくると、必ず釣りやがるなぁ・・・・・・・

「今日は生かして帰るっす!」

と、粉ミルクの缶に、水を入れてもってきていたのだ。

相変らず、彼の行動は、予想を越えまくってくれる。

・・・・・凍るって・・・・・・・・・・・・・

しかし!このままでは、オレサマは負けてしまうではないか!!

なんとかぶん投げようと、今にも折れそうなスペシャルロッドを振り回すが、

はっきり言って、飛びません。

車に戻り、何か使えそうな竿を持ってきてねぇかな?と、考えるも、

オレサマの車には、「MHとXHのバスロッドしか積んでねぇ!」

としか思い出せねぇ・・・・・・・・・・・・

そんなもん使ったところで、アタリなどわかる筈もないので、

我慢して釣っていたのだが、その間にも、YASS君ぼちぼち釣ってやがる。

何か、もしかしたら積んでるかも・・・・・・・

と重い、車に戻る。と、途中で、『ダムの断面図』らしきもの発見。

うむむ・・・・・・・・

・・・・・・・・・・段々になんかなってねぇじゃねぇか・・・・・・・・・・

ただただ、ひたすら斜めに入っているだけ。

これは、長竿なくてもいけるか?

と思い、引き返す。

急遽、0.5号ですら、直角に曲がる竿に、2+3号、計5号のオモリをセット!

ムリヤリ落とす!

ずるずる・・・・・・・ずりずり・・・・・・・ずず・・・・・・・・・・・

ごごごんごん!!

来た!

喰った!!

喰いました!!!

フォーリング中に食っちゃいました♪

「おお!なかのさんにもフィッシュオン!」

と、YASS君の声援を受け、しっかりタナをセットし、

じっくり食わせる・・・・・・・・・・・・・

「ん?なんか引きすぎねぇか??」

「スゲェ、がんがん引いてるっス!」

ちょっとおかしい・・・・・・・・・・・・・

「とにかく、いっぺんあげてみよう!」

って事で、ゆっくりと巻き上げ、魚体が水面から出た瞬間

「うを!でけぇ!!」

とYASS君。

そりゃぁ、ワカサギに比べりゃ、大概の魚はでかい。

「ハヤっす!」

「いや、ヤマメじゃねぇか?」

あがって来たのは、これまたちっこいヤマメだ・・・・・・・・

 ←ちっこいヤマメ、しかも、寒くて死亡

今年初のエモノはやマメだ!

誰がなんと言おうとヤマメ!!

小さくてもヤマメはヤマメ!!!

「これ一匹で、YASS君の全部(ワカサギ7〜8匹)よか、重い!

と、さりげなく自慰自慢。

・・・・・・・・・・・自慢にゃぁならねーよな・・・・・・・・・・

その後は、YASS君には、ぽつぽつあたりが来るが、

オレサマのロッドには、アッターリナッスィング♪

ひまなので、車に戻り、なんかねーかな?と物色。

と、「おお!落とし込み竿発見!!」

ナツカシの名竿!NFT・エアノス新堤HF330!!

これは、なかなか古い♪

なんつったって、オレサマが、問屋の営業時代、しかも、

南三陸沿岸を担当していた頃だから、もう十二〜三年前に買ったやつだ。

これならいけるんじゃねぇか?

つー事で、ついでに、釣り場の移動用に積んでおいた、キックボードまで持ち出し

一気にダムサイトまで戻る。

早速、仕掛け、リールを付け替え、落とし込みロッドで落とし込む!

ある意味、使い方があってるあたりがステキだ。

しかし・・・・・・・・・・・・・・・

ガイド、小さすぎ!

一度巻き上げただけで氷結!!

二回目からは、まったく仕掛けが落ちません。

しかも、雪まで降ってきやがった。

それでも粘ったのだが、身体に積もるほど、ごんごん雪が降ってきやがり、

集中力もなくなってきたので、10時半頃

「そろそろ帰りますか?」

と言うYASS君に

「そうだねぇ・・・・・・・あ!あっち行って、様子みて、ダメだったら帰ろう!」

「あっちって?」

「例の、下に降りるとこ」

つー事で、氷さえ、十分な暑さがあれば、速攻乗ってしまうポイントに行って、

既に開いてる穴を、岸からちょこっとやって、ダメなら帰る!

って事になった。

現場到着後、まずは空身でポイントを見てみると、やはり、氷には乗れそうもない。

つーか、乗っちゃダメ。

簡単に死ぬます。

一昨日前、来た時よか、ずっと薄い。

しかし、何ヶ所か、33の竿でも届きそうな穴があったので、

車に戻り、さっきまで使ってた道具をそのまま持ち込み、

例年ならすべる斜面も、今年は雪が少ないせいか、比較的楽におりることが出来た。

「でけぇ穴がいっぱいだよ・・・・・・・」

しかも、それのほとんどが、湧き水のせいで、空いているのだ。

そんなとこ、おっかなくて乗れません!

オマケに、その穴ども、微妙に遠いんでやんの。

で、一箇所、どうにか届く穴を発見!早速入れてみる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごんごんごんごん!!!!

一発だよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

入れて速攻!底取る前にHIT!!

「おやおやおやぁ〜〜〜〜♪」

これはナイス!

しっかり喰わせて抜いてみると・・・・・・・・・・

「おお!さんびきついてますねぇ♪」

魚を外し、再度投入!

「ごんごんごっごーん!ごんごんごっごーん!!」

連発!入れ食いだ!!

ってとこで、YASS君登場。

「つれるっすか?」

「スゲェよ?!一発で喰った、しかも入れ食い♪

「マジっすか?」

マジです。

こんなことなら、はなっからここ入ればよかった・・・・・・・・

で、YASS君も釣り開始。

しかし、ここで彼のタックルがアダになった。

オレサマの330の竿ですらぎりぎりなのだから、

彼の、270の竿では届くわけがない。

ご愁傷様♪

「あっちの穴だったら、届くんじゃねぇ?」

と、せっかく釣れた自分の穴から避ける気もないので、適当に言い放つ。

何とか、釣りになりそうなところを探すYASS君・・・・・・

いろいろ移動し、なんとか釣ろうと試みるのだが、これがまた、ぜんぜん掛からん♪

ナイスだYASS君!

その間、オレサマ絶好調♪

まさに入れ食い!

10本鈎マンガンって事はなかったが、だいたい2〜5匹はついてくる。

しかも、この落とし込みロッド、なかなか、いや、実に使いやすい。

やはり、このソリッドティップの柔らかさがキモだな。

ほとんど口切れがねぇ♪

最近、落とし込みをしなくなっていたので浮いていた竿が、

まったくの予想外のところで大活躍!!

この竿、ワカサギ釣りの為にあるんじゃねーか?と思うくらいナイスチョイスだった。

惜しむらくは、ちょっと短いところかな?

こんなことなら、36・39・42ズームの落とし込みロッド、売らなきゃよかった・・・・・・・

そんなところで、突然、わかさぎおんつぁん登場!

「ここ、入ってもいいかい?」

「いいっすよ」

と言うと、オレサマと、YASS君の中間に入る。

で、いきなりごっつい棒で氷を、がっつんがっつんぶったたき、穴をあける。

そうか、あの棒はそのためにあったんだぁ♪

って、魚散るって、おっさん・・・・・・・・・・

しかし、そんな出来事があっても、オレサマの穴、絶好調!

で、ぼちぼち上げてると、氷に引っかかって、落ちてしまう魚がいる。

しかも、雪がごんごん降っているので、穴も埋まってしまう。

魚は良いが、穴が埋まっては釣りにならんので、雪を避けようと、

モノはためし!と、ゆっくり、慎重に、一箇所に体重をかけないように

氷の上を移動しようとしたその瞬間!

『ごふぅん・・・・・・・・・・・・』

割れた・・・・・・・・・・・・つーか、ヒビ入った・・・・・・・・・・・

怖いねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

死ぬかと思ったねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これで無理して、皆さん天国旅行の切符を無料で手に入れるんだねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜

マジでびびった・・・・・・・・・・・・・・・

おしっこちびりそう♪

で、雪を避けるの断念。

さっき、おっちゃんが穴あけに使ってた、クソ長い棒(つーか木そのもの)で、

なんとか半分くらい雪を避け、釣り再開。

時々、あたりが遠のくが、しばらく待てば、また釣れ始める。

おっちゃんも、ぽちぽち釣れている。

そんな状況の中、YASS君今だノーフィッシュ。

あまりにもかわいそうだから、

「車から渓流竿持ってきてやる」

と、オレサマの竿を預け、車まで戻る。

結構、遠い穴が多いので、実は曰く付の61の渓流竿を引っ張り出す。

で、「これ使いな。61まで伸びるから、結構使える。」

と、YASS君に手渡し、

「あと、これ、アフター終わってるから、ぜってぇ折るなよ!」

とだけ言い、釣り再開。

まだまだつれる・・・・・・・・良い穴にあたったものだ。

で、竿をチェンジしたYASS君だが、相変らず釣れてない。

「ここ替わってやるから・・・・・・・・」

と、心優しいオレサマが場所を譲る。

オレサマは慈悲深いのだ(?)

でオレサマは、チョコチョコ移動したが、5cm位のちっこい穴で

なぜか、二匹釣っておしまい。

最初の絶好調の穴に戻り、YASS君(結構釣っていた)と二人で、同じ穴を共有。

なんかいやらしいな、これ・・・・・・・・・

で、ぼちぼち釣ったところで、そろそろ昼になるっつーことで、

「帰りますかぁ・・・・・・・・」

と、今日の釣りはシューリョ――――!

車の上に、こってり積もった雪を下ろし、ついでに身体に積もった雪を下ろす。

予報では、この雪、夜中まで降り続けるらしい。

「来週・・・・・・末位からかな?」

「その辺で乗れそうですねぇ・・・・・・」

「一度、がしっと積もって、氷ヒビ入って・・・・・・・・」

「ガツンと気温下がったら・・・・・・・・・」

「もうOKでしょう♪」

「来月頭くらい、また来ようかぁねぇ・・・・・♪」

って事で、解散。12時半頃、帰路に着いた。

このあとが最悪・・・・・・・・・・・・・・・

まぁ、ぼちぼち予想はしていたのだが、思ったより、雪の降りが強く、

 ←いい感じの雪景色だね♪

僻地を通ってるうちは、まだトロい車がいるくらいでよかったが、

街中近くの大通りに入ったところで、大渋滞!

やられました・・・・・・・・・・・・・・・・

家に着いたのは午後二時半過ぎ・・・・・・・・・・・・・

なんであそこから、2時間も掛かるんだ??

途中、睡魔と闘うのが大変。

で家に帰ったら帰ったで、お客さんが帰った後、冬の恒例行事!

雪掻きだ!!!

いい具合に、歩行者に踏まれ、雪はかてーし、

一昨年前から、うちの前の歩道が、当社比三倍!!

ってくらい広くなっちまったから、もう大変。

大変疲れました。

しかも、そのあと、商店会の新年会と来たもんだ♪

さすがに、つらかったねぇ・・・・・・・・・・・

オレサマともあろうものが、九時ちょい過ぎくらいで家に帰り、

10時には、体力に限界を感じ、寝てしまった。

年取ってきたのかなぁ・・・・・・・・・・・

ちょっとサミシイな。

いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜、でも、これで冬らしくなりましたなぁ・・・・・・・

今日も雪降ってたし・・・・・

やっぱ、冬は寒くて、雪が降らんとイカンね。

ここんところ、雪やらなんやらのせいで、海はまったくダメになっちったので、

(なんぼかは釣れるんだけどね・・・・・・・でも、つらすぎる・・・・・・)

何釣ろうか困ってたところで、これだ♪

またしばらく、わかさぎにはまりそうですなぁ・・・・・・・・・