ここまでくると、ほんとに"改造"だな
元が何なのかさっぱり分からんほど
原形とどめていない竿



以前の職場からのお付き合いとなる、HN「ハマ中」さんからの依頼
今年の三月頃かな?これまた同様の、さねざわ釣友会 会長・HN「うめ2(梅弐)」さんの竿を改造したところ、

   うめ2さんの竿 バスロッドみたい
改造はグリップのみ
シート部UP

   全体見るとかなりかっちょ良いのだが、グリップの画像しか撮っていなかった...._| ̄|○

これがまた、何ともかっちょ良くなってしまい、それを見たハマ中さん、
先端が折れて、TOPのみ付け替えた物の、極端に短い上硬くなってしまって、
最近使うに使えなくなっていたロッドを改造するぞ!
ことになりますた。

今回も完成画像のみ
この時同時に3〜4本仕上げてたので、作業途中の画像撮るなんて余裕無かった
つーことで、いってみよー( ̄Д ̄)ノ
ハマ中スペシャル・グリップ
画像クリックで拡大ー(ノ゜凵K)ノ!!
まずはグリップ部
実はここに今回最大の改造部分が隠されているのだ
が、それは最後のほうに書くとして、
元々ベイトリール用の竿なので、トリガーシート化。
赤のEVAグリップに、シルバーのワインディングチェック
フロント・リアリールシートリング・エンドキャップを装着

ホントは他の色(金とか)のほうが相性良いんだけど、
ちゃんと理由があってシルバーに

ここだけ見れば、オフショアロッドぽい
上の画像でも少し写っているけど、
グリップ前方に、飾り巻を入れました
海釣り用なのでなんとなく

パターンは、帯の幅を少なめにしたシェブロン6
みっちり総巻きやっても良かったんだけど、
元が14φあるので、ちょっと太くなりすぎる。
あまりハデにならないよう、すけるタイプのスレッドが中心
でも、地味過ぎてもつまらないので、メタリック系のを一組

とは言え、基本が赤なので充分ハデ

ますますオフショアロッド臭くなった
ハマ中スペシャル・まきまき
画像クリックで拡大ー(ノ゜凵K)ノ!!
ハマ中スペシャル・グリップ&飾り巻き
画像クリックで拡大ー(ノ゜凵K)ノ!!
フロントグリップと飾り巻きー
元ガイドも写ってます
ガイドはご覧のとおり、ローライダー(CLCSG)
この型はこの一個だけだけどね

ガイドがシルバーなので、他のパーツもシルバーなんだね
これぞ一体感

うを!; ̄ロ ̄)!!変な数字が写っちまったい
うむむ・・・なんとなく全容が見えてきた
ここはティップ部分
これで何かはばれるな

極細めにシェイプされたティップに、
小さめのガイド(CLDBSG)を大量取り付け
東北三陸沿岸の人は特にピンと来る
ただのカレイ竿(船用)じゃん

このへん作るの苦労しましたよ
なかなか良い調子でなくて
ハマ中スペシャル・ティップ
画像クリックで拡大ー(ノ゜凵K)ノ!!
ハマ中スペシャル・
画像クリックで拡大ー(ノ゜凵K)ノ!!
そんでもって、これがグリップ以外の画像
短い竿とは言え、一枚の画像で全体写すと
先端が見えなくなっちゃうのでこうなった
ティップが曲がってるのは、奥のシートに当たってる為
元がひん曲がっているわけではない

で、詳細
元ガイド以外はすべて片足を使用
富士工業製ローライダー系でまとめてある
TOPは CMNST 5-1.2
中間は CLDBSG 4.5J〜5.5J
元ガイドとその上が CLCSG 6と8
かなり小さめで拵えましたー

グリップ部は、ブランクタッチタイプの
富士工業 ECS SD16 をベースに
Justace製 EVAストレートグリップ27φ、ワインディングチェック
シートリング・エンドキャップを組み合わせ作成

題して
OFFSHORE KAREI HAMA"中" SPECIAL

ま、何のこと無い、三陸沿岸では一般的な船カレイ竿なんですが・・・・
結構改造には苦労しました

まずはベースになった竿
元々、30〜40号の1.3mワンピース
それでなくても硬い竿が、先端折れているおかげで
超激硬!

それを、強引に20〜25号用にしよう!というのがこの改造
さ・ら・に
ちょっと短いのでワンピースのままで延長しよう!となったのだ

まずはティップ(ソリッド部分)をシェイプし、実際に錘をかけながら曲がりを調整
とんでもなく先調子になっちまったが、
胴を削る訳にはいかないので(チューブラー)しょうがない

で、次はロング化
途中でぶった切って伸ばすって方法もあったが、強度面で不安があるので、
グリップを延長することに

↑こんな感じで、ブランク(エンド)と同じ内径のカーボンパイプに
内径に合うアルミパイプを挿入♪して合体サセるのさ
力のかかるリールシート部分までしっかり入れておいたので強度もOK

カーボンパイプは均一な太さなのでいいが、元のブランクの方は
テーパーが付いているので厄介
その辺は、ちょちょいと技を使って調整してあわせる
結構キツキツにしてやらないと、後で破損したりするので要注意
で、エポキシでヌルヌルにしてから一気に差し込むみ、
完全に固まったら、EVAやリールシート、パーツ類を組む

後は、バランスを取りながらガイドを取り付け、飾りを入れて準備完了
一晩かけてコーティング材を硬化させ、完成したって訳です

この時に、同時進行でトラウトロッドのベイト化作業と、
バスロッドのガイド折れ交換が重なっていたので、なかなかハードでした



6/27現在、新たにトラウトロッドベイト化作業中
今回のは76のライトクラスと、長尺な上柔らかいので、
ガイドのセッティングを、ノーマルにしようかスパイラルにしようか
いろいろ思案中 (ノーマル設置だと、TOP含めて最低12個必要だった・・・)

それと、ロックフィッシュ用長尺ハイパワーベイトロッドの作成と、
D社のヒラメ竿のガイド交換が来月中頃からスタート

とりあえず、どっちもパーツが足りないので部品入荷待ちー
この辺のはUPするかどうか不明です
つー事で、掲載許可とって、画像たまったらUPしますー

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