at 2001 12/27
12/17 いくぜ!さむいぜ!!ボートだぜ(出せ?)!!!
at 2001 12/27
すでに12月も半ばを過ぎてしまいました。

う〜〜〜〜〜ん。このままでは『釣れない男』のまま、一年を過ごしてしまいそうだ・・・・・・

それでも、まだまだ諦めません!まだまだ行きますよぉ!寒いけど・・・・・・・


しかし・・・・・マジで寒い。いきなりまとめて雪降るしねぇ・・・・・・うちの店の前真っ白!

やっとのことで、ほぼ終了した道路工事。

それはマコトにめでたいことなのだが、ご立派な歩道が完成したおかげで、雪かきが・・・・・・

当社比五倍!!ってくらい、増えやがった。

クソ寒いのに、めちゃくちゃ汗かいちまったよ・・・・・・

わたしは言いたい!

近所の住民  『てつだえ!』

何で、このオレサマが、ヨソサマの通用路の前まで雪かきせにゃぁならんのだ?!

少しは礼くらい言いなさい。


で、その翌日・・・・・・・

CO2から、これまたいつものように釣りのお誘いの電話をよこした。

CO2「明日釣り行きませんか?」

わたし「あ?・・・さみいべや・・・・」

CO2「船出そうと思うんですよ。うめ2さんと。」

わたし「どこで?」

CO2「いつものとこ」

わたし「・・・・・・・・・・・・・」

いつもの場所は、断崖に囲まれた防波堤・・・・・・

確かに『超』が付くほどの実績のあるポイントだが、

そこ以外で岸から釣るのは不可能に近いくらい危険極まりない。

そこでだ!アレだけ釣れるポイントなんだから、沖から狙えばもっともっと釣れるはず!!

ってことで、船でやっちまおうって魂胆だ。

これは実においしい企画・・・・・・・

しかし、ここ最近、出かけてばかりいたため、そうそう簡単にはいけなくなってしまっていた。

わたし「・・・・・・・・・あとで連絡する」

CO2「わかりました」

ま、これ書いてるっつー事は行ったんだけどね。


当日。

今回は、うめ2さん、CO2、わたしの三人での釣行。今回は秘密兵器満載である。

朝七時に、某ショップの駐車場で待ち合わせ。

あまりにも丁度に着いてしまったため、すでにボートとその荷物たちは

うめ2さんと、CO2の手により

『トラック』

に積み込まれたあとであった。

そう!今回はでぇくさんであるうめ2さんのトラックで行くのだ!

荷台はボートでいっぱいだ!ボートも荷物で満載だ!

タイヤはノーマルだ!しかも三人乗りだ!

大物の積み込みを、まったく手伝わず、自分の荷物しか積み込まなかったのが、

すげぇ申し分けなかったのだが、荷台にシートをかけ、さっそくトラックに搭乗!!

向かうは通いなれすぎた牡鹿半島!片道約80kmのドライブだ!

微妙に渋滞にハマリ気味だったが、道路に凍結なし!快調快調!

さすがにスピードでないのはご愛嬌。

有料に乗り石巻へ。いつものコンビニで食糧補給。

ついでに朝飯も食う。と、そこで気がついた。

ん〜〜〜〜〜、今回の三人の服装、びみょ〜〜〜〜に職人さんぽいぞ?!

しかも名入りのトラック。荷台にはあふれんばかりの荷物。

こぉれは誰が見ても、これから『釣りに行く人』たちには見えんぞ!?

見事なカモフラージュだ。

平和な街に、何食わぬ顔で潜伏し、あたり前のように生活を続ける非合法諜報員のような感覚。

ちょっとばかし気に入ってしまった。


で、いつものように曲がりくねった道を進み、

出発前から目星をつけていた、ボートを下ろせそうな漁港へ到着。

スロープにトラックをつけ、ボートを下ろすのだ!

さすがに、荷物ごとボートは下ろせねぇっつー事で、まずはコマイのから下ろす。

はじめ、ロッドやらバック、ウエアなどを下ろす。

それからちょっとハードなヤツラに取り掛かる。

ボートには、弐機の動力(エレクトリックモーター・ハンド&フット)

を搭載するのだが、そいつらはまだいい。問題はバッテリー。

ボイジャー・ディープサイクル105アンペア二台

一個、にじゅうさんきろを、トラックの荷台から下ろすのは結構つらい。つーか

おもてぇ

しかし!ソコはパワーファイターのうめ2さん、いとも簡単に下ろしてしまわれました。

「だらしねぇ・・・・・・・ヤサ男ばかりだよ」

うめ2さんの一言だ。

で、更に今回の一番の大物、つりぐ部門から

撤退、譲渡した某メーカーの浮沈構造『ボート』を下ろす。

こいつもおもてぇ

ごじゅうごきろもありやがる。

しかも、でけぇもんだから、一人じゃあ持てません。「おろす」っつーより、

「ひきずりおろす」ってほーがぴったりだ。

とにかくすべての荷物を降ろし、うめ2さんがトラックを移動している間に

CO2とわたしでセッティング開始。

「この穴何だ!?」とか「うを!かてぇ!」などとわめきながら、エレキを前後に装着。

これでもか!っつーくらい締め付けたあと、バッテリーに繋ぎ、荷物も載せるだけ乗せる。

装備品の中に、よくわからんパーツが入ってたのだが、そこはそれ、気にしない気にしない。

いざ!進水式だ!!(実は、このボートを出すのは今回がはじめてであった)

CO2とわたしでボートを引きずり、スロープを下る。

波のタイミングにあわせ、一気に進水!

「おおおお!浮んだ!」あたり前である。

と、ここで大事件発生!

ボートの真中にあった二つの穴。

「この箱(ボートの装備品)付けるとこじゃねーの?」

とか言ってまるっきり無視していたその穴。こいつがねぇ・・・・・・

「うを!!水が吹き上がってる!!!」

大浸水!

『ぴゅ〜〜』とか言って、水入ってきてやんの。まるで鯨の潮吹きのようだ。

「おお!すげえ!!」

とか言ってる場合じゃぁねぇ!慌てて船を、こんどは引きずりあげる。

『進水式』が『浸水式』になっちまった。クソ笑えねえ冗談みてぇ・・・・・・・・

これがなかなかあがらない。

慌ててるもんだから、波とのタイミングが合わず、引き戻されるのだ。

何とか二人で引きずりあげ、ほっと一息。

そんなところでうめ2さんが戻ってきた。事の顛末を話し、

どうやらさっきの『よくわからんパーツ』がキモのようなので、

たまたま運良く入っていた『説明書(組立図)』を見る・・・・・・・・

「・・・・・・・・・・・・・こりゃあ、キールですねえ・・・・・・・」

あぶなかった・・・・・・

『よくわからんパーツ』

それは『キールx3』とそれ用のボルト御一行様だった。

危ない危ない、これがなかったらまともにボートは進まない。

しかも、浸水した穴は、センターキールを固定する穴だったため、見事、貫通していたのだ。

・・・・・・・暗く?てわからんかった・・・・・・・・・・

急遽、船に積み込んだすべての荷物を降ろし、ひっくり返す。

『これでもかぁ!!!!!!』って位、水入ってた。

しかし、こんな所に工具などあるはずもなく、

もう、必死んなってプライヤーでボルトを締めまくり

「・・・・・・・・・・大丈夫・・・・・・・・・かな?!」

ってことで、また荷物の積み直し・・・・・・・・

つかれた。


で、何だかんだやって、やっとのことで出発!今度は水は入ってこない!

フットコンエレキ操船になれているCO2がミヨシ、うめ2さんが胴、わたしが艫に乗る。

めざすは到底歩いては行けないような断崖の先、手付かずのポイント!

血湧き肉踊るのだ!!!

エレキダブルで前進だ!!・・・・・・・・・・・なのに、ちっともすすまねえ・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そこでCO2が気付いた。

「なかのさん、バックしてないっすか?」

そう!わたしが操作していたハンドコン・・・・・・・なぜか逆転しているのだ。

「ちょっと前、上げといて」と、CO2に伝え、ためしにハンドコンのみで動かしてみる・・・・・・・・・

「うを!言うこときかねえ・・・・・」

スロットルは確かに『F』側に回っている・・・・・・・・

ここで気がついた!

そう!コイツはバスボート用だったのだ!

すべてがそうではないのだが、バスボートの場合

『バウデッキ』(要は一番先端だな)にエレキを装着する。

てー事はだ、ハンドコンの場合、操作上の問題で、

『ペラ』と『スロットル』は同じ方向を向くのだ!

しかし、このエレキはその設定のまま、後ろに取り付けたため、

スロットルに表示されている方向とは『逆』の動きをしてしまうのだ!

そんな状態で、前に進もうったって、うまくいくわけがない。

詳しい所は、ちょっと説明するのがややこしいのではしょるが、ふつう

『F』=前進

『R』=後進

だよね。でも、逆に動くんだ♪

こんなの間違えねえ方がおかしーっつーの。

で、原因がわかったところで再始動!こっからが本番だ!!

まず漁港内を脱出!小さめの防波堤周りから攻める。

先週からの雪、風の影響か、水は濁り気味で、これがなかなかあたらない。

で、磯際を流しつつ、めぼしい所を狙っていくと、ぼちぼちアタリが!

しかし、ちっこいようでなかなか乗らない。

そんなこんなで、いろいろ探りつつ前進前進!

せっかくボートでやっているんだから、さくさく行こうよさくさく♪

と、岬周りに行った所で、いい感じにあたってきた。

その辺を集中的に攻めると、CO2に本日一本目のアイナメヒット!

形は小ぶりだが、釣れたことには変らない。ちょっとやる気出てきたぞ!

しかし・・・・・・アタリは有れども魚は乗らず・・・・・・・・釣るのはCO2ばかり・・・・・・・

途中、腹が減ったのでお食事タイム。

またもや事件発生!

「おれのパンがねぇ・・・・・・」

そう、わたしのパンがないのだ。どうやら車においてきちまったらしい。

CO2に「俺のメロンパンわけてあげますよ♪」

と言われたが、それでは前回と一緒になっちまう。

「戻れば有るから」と、今回は遠慮しました。

で、いいかげん疲れたかなぁ・・・・・・・ってとこで、目の前?に上陸できそうな磯場を発見!

「上陸しようぜ!」のうめ2さんの一言で上陸決定!釣りをしつつ接近。

さすがに岸近くは微妙な波があり、接岸にちょっと苦労したが、無事上陸成功!!

で、なにがしたいって・・・・・・・

上陸してえ

だけなんだけどね。

結局、狭い船の中で、ちっちゃくなってたから「からだのばしてえ!」って事と、

小用を済ませたかっただけなのだが、なかなか満足いった。

で、皆さん用事を済ませ、再出発!お魚さん!待っててね♪

ってとこだったのだが、これがまた、思ったよりも波が強く、なかなか離岸できない。

つーか、それ以前に、ボートが陸から出せねぇ。

波はかぶるわ、浸水するわで一騒動。

何度目かのチャレンジで、やっと離岸。さっき調子のよかった岬回りまで進む。

しかし、結構風が強くなり、いったん最初の漁港まで戻ることに。

なかなかいい感じの波を受けつつ、えら〜〜〜〜く時間がかかったが、無事帰還。

再度上陸。こんどは漁港の中だけあり、らくに接岸できた。

船内にたまった水を排出し

「どうすんべぇ・・・・・・・」

ってことで、しばらく相談。すると、さっきまで吹いていた風が、突然止んでしまった。

こうなると話は早い!

トラックからパンを回収し、再出航だ。ずんずんずんずん進み、やはり岬周辺を探る。

でもソコはお約束♪


風出てきやがった・・・・・・・


でも、釣りができないほどではないので、ねばるねばる。

CO2はぼちぼち釣っていた。うめ2さんも数本あげている。

でもね・・・・俺は釣れねぇのだよ!!

最近の傾向

わたしが釣れない時は、他の人がよく釣る。

そのまんまである。・・・・・・・・ボートに乗ってまでこれかい・・・・・・・・・

まあ、それでも一匹は釣りました。ちっこいワーム使って、20cm位の。

あぁ〜〜〜〜〜〜〜ぁ

そんな状態でも、更にCO2は小ベッコウ一本ゲット。

まぁ〜〜た何やっていいのかわかんなくなっちまった。

で、そうこうしている間に、だんだん海が荒れてきた。漁船もバンバン通る。

あまり粘ると帰れなくなるので、戻りつつ釣る。

まあ、結局、たいして釣果も伸びないまま、漁港へ帰還。

感じから、やはり先週の荒天の影響で、喰いがいまいち良くなかったようだ。

しかし!このボートの有効性、安全性は充分実証された!

海の状況が落ち着きさえすれば、かなりいい釣りを期待できそうだ。

今日の釣果はなかったことにしよう!


ボートをトラックに積み込み、帰路につく。

今回も、笑えるトラブルいっぱいだったよ、とほほ・・・

いろいろ反省するべきこともあったが、全体に見ると、収穫の方が大きい釣行でした。

まあ、次がんばりましょう!

・・・・・・・・・今年中にいけるかなぁ・・・・・・・・


≪教訓≫

○ 飯はちゃんと積もう・・・・・・

○ 説明書きは、ちゃんと読もう・・・・・・



at 2002 03/03
おしかれっぷうあいなめだー
at 2002 03/03

だいぶ 暖かく なっちまいました・・・・・・・・

そいつぁそいつで嬉しいことなんだが、どーも、こう『寒くない冬』ってーのは好きではない。

いやね、雪かきしなくていいし、車で走るのも楽チンなんだけど、ここまで暖かいと、夏が不安。

山には『雪』が有るようだが、ちっとばかし、融けるの早すぎねぇか?

二月の頭で『雪シロ』 出てたぞ?

山に雪がすくねぇと、夏場、渇水しやすくなるんだよなぁ・・・・・

まわりまわって、海もいまいちになるし・・・・ 梅雨に期待しよう。

で、あまりにも雪が少なく、どうやら県内の殆どのダムは氷がヤバかったらしく、

結局一度もワカサギにはいけなかった。(つーか、行く気になれなかった。)

そうこうしているうち、いつのまにやら二月も終わっちまった。

『このままではイカン!!』

ってことで、ちょっくら行ってきましたよぉ!

『命はってまっせ♪ 落ちたら即死♪

  何でここまでして釣るのか、おれにゃぁわからんぜ・・・

   今日も元気に小船でゴー! 今回も生きて帰れるかな?

ついでにバンビ釣っちまうぞ?! ツアーin牡鹿半島!!』
    

しかも!これが今年初の釣行!!くぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

で、実は、この釣行。本当は

2/23

に行ってきたんですが、いろいろあって、UPするの遅くなっちまいました。

理由はまぁ、後々出てきます。


前日・・・・・・

夕方、ちょうど、いつもの常連さんと、ハマリ中年さんがウチに来ていた時に、CO2から電話があった。

とりっぱぐったのだが、折り返しかけると

CO2「明日釣り行きませんか?」

いつものお誘いだ。

最近、こいつと、ゴチンは、牡鹿半島あたりで船を出し、クソでけぇ『根物』を釣りまくっているのだ。

(ほぼ毎回50UPのアイナメを釣り上げているCO2、最近「アイナメ先生」の称号を手にした)

しかも、JGFAに加入し、あろう事か

「根魚の日本記録、全部塗り替えてやる!!」

と、なんとも頼もしい発(暴)言を吐きまくっているのだ。

で、これがまた、マジで、てっぺん狙えそうな物ばかり釣って来るもんだから、たちが悪い。

しかし、ここで一発、加入してねぇオレサマが大物を釣り上げるってーのもなかなかナイスだ。

てー事で、ちょっと悩んだ(土曜日だし・・・)のだが、行く事に決定!

出発は午前五時。一通り、準備を済ませ、就寝。こういう時だけ早起きできるのは釣人の技だ。


当日

寝たのは二時近かったというのにもかかわらず、見事四時に目がさめる・・・・

なぜ・・・?

で、身支度をし、目玉の装着も完了!ってとこでCO2から電話。

間も無く来るようなので、コマイ所をチェック。 今回はCO2の車で行くのだ。
(わたしの車に、ボートキャリアはついていない)

ちょうど、コンビニに買い物に行ったあたりでCO2が到着。

さっそく荷物を積み込むのだが、ボート用品と、

ウエアで(あたたけぇとはいっても、さすがに冬支度)荷物はいっぱい。

二人以上ではのれねぇな、この車。

それよりも何より、積んでる物すべてが怪しい。

リアシートは、すでに荷台以外の機能は果たせず、積んでいる物は、普通の釣人でも

いったい何に使うのか、何を釣りに行くのか

まったくわからないような機械類&釣具。そして、秘密のルートで手に入れたアヤシゲな『箱』

そして!天井には、全長3.3m、重量52kg。ブルー/グレーの『ボート』

総重量、約150kg にもなるそれらが

スターレットに積んであるのだ

もう、注目度 No1

ぶっちぎりだね、通行人、ドライバー、みんな見るみる。

たまんないくらい視線を釘付け♪ F50ですら、霞んじゃうくらいだ。

まったくもって絵にならねぇ。


車に乗り込み一言・・・・・

「・・・・・・・・・女の子は、乗りたがらねぇよな、この車・・・・・・・・」

仙台市内で、こんな感じのスターレットを見たら、間違いなくCO2の車だ。

たまに女の子も積んであるらしいが、好き好んで搭載されているかどうかは定かではない。

で、そんでもって出発。だいぶ日の出も早まっているので、すでに周りは明るくなっていた。

走行中にCO2が一言

「このボート、必ず一回、ズレるんですよねぇ・・・・」

・・・・・・って、あぶねぇから!

ちょっとキケンなカホリを醸し出しつつ、向かうは牡鹿半島!

待ってろ巨大根魚ちゃん!オレサマが釣ってやる♪なのだった。

で、いつものコンビニで朝食&昼食を買い、朝の分喰ったらいつものワインディングへ突入。

コーナーで、すげぇいきおいで振られつつ、走ること40分。そのポイントへ到着。

ちなみに、CO2の運転は、ちとこわい。

で、さっそく荷物をおろす。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・バッテリーは重い・・・・・・・・・・

こまい物をすべて下ろし、次はボート

・・・・・・・・・・・・・こいつも重い・・・・・・・・・・・

まぁ、とにかく積み込み、エレキを取り付け、防寒フル装備に変身完了!

準備万端!てことで、出航だ!!

ちょっとばかし風はあるが、波はほとんど無い。程よく日差しもあるのでそれほど辛くもない。

実際、ここん所の釣果は、デカイのは釣れている。つーかデカイのしか釣れていないらしい。

しかも、 二時間に一回アタリがあればいい方 で

それを逃せば次にあたるまで、また二時間以上待たなければいけない、でも、喰えばデカイ。

まさに精神修行のようなの釣りになるそうだ。

まぁ、そんなのはいつものことで、年中喰ってくるちっこい奴は別にして、

「東北は、デカい根魚が簡単に釣れる」

と思っている人たちは、マスコミに 騙されている だけである。

俺様の周辺が、でかいのばかり釣るのは、もちろん運もあるのだが、

つらくながぁ〜〜〜〜〜〜い修行、鍛錬、多大な出費を経て辿り着いた

まさに 努力の結晶 努力の賜物 なのだ

だから、同じ場所に行ったからと言って、そう簡単に釣れるものではない。

ま、それはおいといて、以外に今日の天気はよさげなので

「風裏に入れば、今日は暖かいでしょー♪」

「これなら、結構いけるんじゃねーの?」

「これは『荒れ男』返上かぁ!?」

なんて、ポイントにつくまで10分ほどの間、気楽なことを語りながら進む・・・・

しかし・・・・・これは認識が甘かった・・・・・・・


ポイントに着き、速攻でキャスト!

さすが三陸!海底は起伏、変化に富みすぎるくらいで、道考えても

『釣れっから!』 な環境。

さすがにアタリはなかなかこないが、釣れる気は、むんむんである。

ポイントを流しつつ、細かく探る・・・・・・・・・・・と!

(ぶごごごごごごごごごごごごごごごごご・・・・・・・・)

「うおおっ!?」

突風第一号襲来!

しかし、海の場合、風が来るのが目で見えるため、何とかなるのだ。

CO2がエレキを操船し、体制を整える

が!

(ぶぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼっ!!!!!!!!!)

「うを!何だ?」

今度はまるっきり反対側から突風第二号の攻撃!

「・・・・・・・・・風が巻いていやがる・・・・・・・・・・・・・・・・・」

しかも、全部 『突風』

ただただ風が巻いているだけならたいしたこたぁ無い。

しかし!こいつがすべて突風で来やがるのだ。

これはたまらん。 

たとえ、エレキがついていたとしても、このMAX15m/sはありそうな風に煽られては

もう、風に舞い散る木の葉と同じ。

右へ左へ流し流され・・・・・・

もう、キャプテン翼のオープニングの如く、翻弄されまくりーの、きりきり舞いさぁ!

で、こいつがまた、ぜんぜんやまねーの。

とにかく、ひたすら吹きまくり。

アタリは取れねーは、流されるはで、もう釣りになんねぇ。

それでも、なんぼかでも、風のあたらない所を探し、移動また移動。

でも釣れない。

たまぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に

『ぷぷんっ!』  て、ちっちゃなのが来る程度。

さんざん飛沫を浴びながら、耐えて耐えて底とって、来たかと思えば根掛り・・・・

後ろに乗っていた俺様はまだ良いのだが、まえのCO2は、思いっきり顔射喰らいまくっていた。

これで波があったら 『撃沈』 間違いなしだろうな。

ホント、波が無くてよかった。

あまりにも釣れなさすぎて、出てくる会話といえば

「こぉれで『おねぇちゃん』なんか釣れたら、俺もう帰っちゃうね♪」

「崖の上に、いい枝ぶりの木もあることだし・・・・」

「ぜってぇ『ぴちぴち』はしてねぇな、それ・・・・・・」

「活き悪そう・・・・・・」

こんなもんである。

で、さんざん風にもてあそばれている中、マル秘スペシャルベイトを使っていたオレサマに

『ごごんっ!!』 っと会心の一撃!

きた!きたきたきたぁ!!!

やぁ〜〜〜〜っと来たぜこんちくしょう!!

くぅ〜〜〜〜!今年の初釣りはこれでボウズなしだぜぃ!!

ちょっと安心。いや!かなり安心♪

竿なんか、根元から曲がってる♪ナイスだ。

ちょぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとばかし軽いけど、ひきもいまいちだけど

今時期の魚はデカいはず♪

「よっこいせっ!」 っと、思わずニヤケつつもぶっこ抜く!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ちいせぇ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あがったのは、20cmそこそこの『マソイ』

今回使っているロッド、長さ66、ミディアムな上、ばっちりスローテーパー。

しかもラインはPE・・・・・・・・・・・

そらぁ曲がるわな・・・・・・・

ま、それでも釣れた事には変わりない。何も釣れないのと、釣れたのでは精神面でもかなりの差!

何で釣れたのか、何でアワセられたのか、さっぱりわからんのだが

これで『ボウズ』は回避!!

マジで一安心。

しかし・・・・・・・この一匹が、その後の二人の釣りを散々悩ませる結果になろうとは・・・・・・・

で、結局、釣れたっつっても、まだまだ一匹。これからこれから♪

オレサマなんか、昨年のセツナイ実績からすれば、もう涙が出そうなくらいすばらしい出だし!

CO2も、この一匹で活性があがった模様。

めぼしいポイントめがけ、ひたすら投げまくりーの、さぐりまくり。

でも釣れない。まっっっったく釣れない。

しかし、一匹釣れちまったからたちが悪い。

もう、何やったら釣れるのかわかりません。かえってパニック、思考回路ショートしまくり

釣れたせいで、かえって何やって言いか、わけわからなくなっちまった。

でもね・・・・・・それよりも何よりも

風 がね・・・・・・・・

やまね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜のよ

つーか、更に強くなったかなぁ???????

ちょっと夢中になって釣りしていると、アッという間に岩礁地帯へ直行しそうになるは

とんでもなく沖のほうに流されかれる。

CO2は、すばらしいイキオイで飛沫をうけまくっていた。

あまりにもキケンなので、風の弱くなる一瞬を見計らい

比較的、波が静かなように見える漁港付近へ

ちょっと 死 を覚悟しかけながら移動。

しかし・・・・・・・

そうは問屋が卸してはくれねぇ・・・・・・・

じゅ〜〜〜〜〜〜〜〜ぶん荒れ荒れ♪

ここでも、楽に死ねそう♪♪

そんでもって「沖防のテトラ回りを攻めよう!」ってことで釣り開始。

ここはここで、テトラに吸い寄せられるので、結構キケン。

それでも、こまいながらも、ちょぼちょぼアタリがあるので、一通り粘ったのだが、

やはり、朝からの、「もうかんべんしてくれぇ〜〜〜」な『突風』に悩まされ続け

「・・・・・・・・・ちょっと上がるか・・・・・・・・・・」

「もしかしたら、夕方止むかも知れねぇし・・・・・・」

「様子見て、夕マヅメ狙うかぁ・・・・・」

と、睡眠不足と、『烈風』(もはや突風ではおさまらない)にやられまくりでちょっと弱気。

つー事で、一旦陸に上がり、休憩。やっと安心して放尿できる。

で、しっかり放尿したあと、ちょっと拾い物をし、寝ました。

最初、風が気になって眠れなかったのだが、さすが睡眠時間2時間。

寝れました。

で、目覚めると、ちょうど夕マヅメに入るかなぁ〜〜〜〜〜??????な頃合。

やや風はあったが、昼間ほどではない。

再度気力を振り絞り、出船!なのだ!!

・・・・・・・・・・いやぁ、いっぺん寝ると寒いねぇ・・・・・・・・・・・・・体温ごっそり持っていかれた。

港を出ると、風は思ったよりも強かったので、沖には行かず、またもテトラ攻め

テトラ攻め・・・・・三角テトラ攻め??うほほほーーーえっちくせぇ。むひ〜〜〜〜〜〜

もう、思いっきり攻めせめ♪おくのあな、まえのあな、うしろのあなのおくのおくまでせめせめ♪

もう、これ以上はいんないかなぁ〜〜〜〜ってとこまで攻めたけど

とぉ〜〜〜〜〜にかく釣れねーつーか何つーか・・・・・・

あなのおくのおくのほーに、いっぱいいっぱい、のこしてきちゃいました

かほりのきっつ〜〜〜〜〜〜〜いゴム(ぷらっちっく)製品♪

根掛り終了・・・・・・ワーム打ち止め。

で、いいかげん暗くなったし、釣れねーから撤収(撤退)。

岸に付け、クソ重いボートとその荷物を車に積み込み

PM6:30いつもなら考えられないくらい早い時間に完全終了。

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あぁ♪

一匹しか釣れなかった。

しかし、賢明な読者の方(?)は気付いたと思うが、実は今回の釣行

なんと!

CO2は 一匹も釣っていないのだ! (実にめずらしい)

アイナメ先生、ついに降格。まだまだ鍛錬がたりないな。

で、いつものように、くだらない話をしながらの帰り道。

「バンビでそうな所だな」

「ここなんか、夜中走ったらぜってえでるでしょー」

なんて言ってると

「うを!バンビ!!!!!」

ほんとに出やがった。

しかも5匹(たぶんそれ以上)

こんなはえー時間に見たのは初めてだ。さすが超僻地。

こんなに早い時間、しかも、速攻で見ちまったもんだから、もういつ出てくるかドキドキもんである。

結局出なかったけど。

で、ひたすら下道走ること2時間。自宅に到着。

ホントにホントにホントにホントにご苦労さん、だったな、今回は。

とっても疲れました。

いつもなら、そのまま飲みにでも行くのだが、そんな気力まったくなぁ〜〜〜〜し!

あまりにもダルダルだったので、店を閉めたあと、速攻で寝ました。


次の日・・・・・・・・・・

風邪ひきました

だるい筈である。

あまりにもだるい割に、食欲はあるので、熱を測ってみると

38.2度ありました♪

たいしたこと無くてよかった。

わたしはいつも風ひくと高熱を出す(40度位)ので、この程度の熱にはなれているのだが

さすがに思考能力はガタ落ち。ノーミソ茹っちまって思考回路ストップ。

つー事で、この釣行記書くのに時間かかっちまったのだ。

それよりも何よりも、ハナミズがとまらなくて・・・・・・集中できねーっつーの。

鼻の下ヒリヒリ。花粉症の人の気持ちがよくわかった。

あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜つらかった。

近々また行ってきます。今度は風ひかないようにしよう。