at 2000 11/17
11/14 酒田釣行 パートV 「今度こそ『ブリ』釣ってやる!」
at 2000 11/17
またいってきました!オフショアチャレンジ IN 酒田!!

今回のメンバーは、前回の酒田と同じく、

チャーマス90・96を軽々と振り回し、UFMのジャーキングスティックが

まるでおもちゃに見えてしまうようなハイパワーアングラーの『うめ2さん』

誰も知らないうちに、ちゃっかり平日に仕事休んで釣りに行ってしまい、

PENNリールのハンドルを破壊してしまった、

最近のタックルが妙にパームス寄りの『将軍さん』

あやしいルートで手に入れたコーラルスター6016と、

今回のため、前日にSTELLA8000Hを購入した、

この釣行記ではおなじみ『CO2』

前回、今回と船をお願いした山形のショップ

「レークフリッパー」の(釣船フリッパー号の船長でもある)『社長』

通称「万力」と呼ばれる手をもち、

サビキ作りからジェットスキー、車の整備までしてしまう、

レークフリッパーの『店長』

メインはバスフィッシングだが、以前仙台湾でのオフショアに連れて行った際、

イナダ爆釣で「ハマった」同ショップの店員『あらいくん』

そして、相変わらず絶不調の私、計7名での釣行。


前日…。 うちの店の常連のお客さんとの会話

常連さん「何そんなゴツイ道具用意してんの?」

(ちょうどその時、サザンクロススティックSTC70Xのセッティングをしていた)

私   「明日、酒田に遠征するんですよ。目標ブリ!マグロ!!」

常 「またいくの!好きだねぇ…。でも、今朝酒田にいってたけどさ、 酒田港、すげえ波たってたよ。」

私 「え゛っ!?」

常 「国道の橋からでも波が見えた。」

なんとその日、日本海は大荒れ、波は3m… 

船どころか防波堤ですら釣りにならんぐらいだったそうだ…

(まずい…明日出れねぇかも…)

この時期の日本海は週に1.2度船が出れればいい方、出れないのがあたりまえなのだ…

かなり不安になり、ネットで天気図の確認確認!

みて見ると、確かに13日は風が出ないほうがおかしいくらいの気圧配置…、

恐る恐る14日の天気図を見る・・・と!

「なぁんだ行けるじゃん!」 東北は、完全に高気圧の支配下!これならいける!

夕方、船の確認をしてみると

「たぶんだいじょーぶでないかい!?」との事、では明日宜しく!!

っと出船決定。早速その連絡をメンバーに連絡、

すると、どうやら将軍さんの仕事が八時半頃までかかるらしく、

出発は少し遅れることになりそうだったが、CO2はシーバスねらいもしたいらしく、

早めに出たいそうだ。

結局、私とCO2が先に行き、うめ2さんと将軍さんがあとから現地で合流することになった。

まずは私が早めに仕事を切り上げ、待ち合わせのCO2のバイト先に向かい、

ちょっとミーティング・・・のはずが、そこにいたほかのつり仲間と馬鹿話。

気づくともう8時45分!急いで私の狭い車に荷物を積み込み出発!

こんなことなら別に4人で行っても変らないような気がしたが、それは忘れることにした。

あいも変らず、馬鹿話、シモネタバリバリで、一路酒田!待ってろ「ブリ」「マグロ」!

オオバカふたり、テンション上がりっぱなしだ・・・

途中、CO2が突然

「あれぇ・・・ぼくの目おかしくなったのかなぁ・・・」



とかわいくいいやがった。

(なんだこいつは・・・)と思いながらも聞いてみると、指差した電光板には「1」の数字・・・

「あれぇ・・・俺の目もおかしくなったかなぁ・・・?きっとあれ壊れてんだよ」 

おかしいのは俺らだ。

気温1度・・・『さむっ!!』である・・・

そろそろ雪が降ってもおかしくない季節になったんだなぁ・・・

コンビニで明日のメシを買い、途中、トロイ車に罵声を浴びせながらも、午後十一時半、酒田港に到着!

まずはシーバスっ!

とタックルを準備、今回はちゃんとシーバスロッドを持ってきたので、まともに狙える!

しかぁ〜し・・・現実は甘くなかった・・・。

前回10/24の時、あれほど生命感にあふれていた水面は、まるで鏡のように静か・・・

ベイトがいねぇ・・・たまぁ〜〜〜〜〜〜〜〜に水面でボイルがあるものの、

あとはただただ寒いだけ、キャストするもののアタリどころか、

ルアーにびびって逃げるものさえいない。

しかし、ぜんぜんつれないのも悔しいので、寒さを我慢し、

ポイントを移動しながらも、かすかな生命感をたよりにひたすらキャストするが、

まったく反応がない。

午前一時頃、うめ2さん、将軍さんが到着

「釣れた?」と聞かれたものの、釣果はゼロ!

「だめですね・・・ベイトが全然いないんですよ・・・」

「底物だったら釣れそうですけどね・・・」など話ていたが

「とにかく寒い。途中の電光板、1度でしたよ。」と言うと

「俺たち来た時0度だったよ」とうめ2さん

・・・さすが東北・・・結局シーバス狙いはやめ、寝ようということになった。


CO2は、ちゃっかり寝袋を用意しており、暖かな寝床で。

私は、ありったけのジャンバーやフリースに包まり寒さにこらえながらの仮眠。

あまりの寒さに四時ころおきてしまった。

危うく遠い世界へ行って(逝って)しまうところだった・・・


午前五時過ぎ、乗船準備のため船へ。早速船に道具を積み込む。

なかなかすごい竿の量。 

と、私の竿を見たあらいくんが「何考えてんの?」と一本の竿を見て言った。

「万が一」を考えて、私の持っている竿の中で最強の、

50lbクラス、ジグウエイト、その気になれば1000gOK!

ロッド&PE6号400m以上、ショックリーダー130lb巻きリール、

イソマグロ「意地でも止めてやる!!」対応タックルを持ってきたのだ!

しかし、その時あらいくんは気づかなかったが、

うめ2さんのチャーマス90H&STELLA10000PGのセットには、

ちょっとかなわないような気がする。

そして!午前6時予定どうり出船!!

結構風があり、波もかぶる。

「あんまりひどい時、戻るからな!」と社長、まあそれはしょうがない、安全第一!

そうならないことを祈りながら、ポイントに到着!

スタートフィッシング!!まずさっさと釣ってしまおうと、ジグを投入。

ピンクのホログラムがあたっているらしく、それの80〜150gを中心にセレクト。

開始からそれほどかからず全員にヒット!

しかし、すべて「サワラ」

・・・コイツは、かなりスルドイ「歯」を持ち、新しいジグは、

一撃で、まるで、何十回と生還した歴戦の勇者の様相。

それどころか、ちょっとに油断で、50lb以上のリーダーをいとも簡単にきっちまいやがる・・・

だが、小さいのも少し掛かったが、ほとんどのものは、60cmを軽く超える良形、

中には90cmはある魚体があがった!でもコイツ、あまりひかねぇ、ただ重いだけ。

たまに、頭を振るのがあるくらい、それどころかこっちに向かってきやがる。

なんか、歯といい、ヘッドシェイクと言い、「やる気」のない『雷魚』のようだ。

しかぁ〜〜〜〜し!狙いはサワラではなく、『ブリ』『マグロ』!!

百歩譲って『ワラサ』なのだ!  ・・・名前は、かなり似てるんだけどな・・・

サワラの猛攻に耐えながら、ジャーク!ジャーク!!

そうこうしてるうち『イナダ』があがり始めた!

「小さいのがいるならでかいのも必ずいる!」

と、さらに気合も入り、テンションあがりっぱなし!

そんな時、痛恨のミス、あたっていたジグが、スクリューに・・・

泣く泣くラインをきり、ラインシステムの組みなおし・・・。

ゆれる船上でのラインの組みなおしは、かなり慣れていないと、

一発で「マキエ(要はゲ○)担当」をになってしまう。

ビミニツイストや、SFノットなど面倒なのは止め、

スパイダーヒッチ&ユニノットで組みなおす。

(いずれも、細いラインと太いラインをつなぐ結び方) 気を取り直して再度投入!

欲を出して、前回の釣行であがった「ヒラメ」も狙おうと、ボトムパンピング

(底の方にいる魚狙いの釣り方の一つ)も交えてアクションをかける!

・・・これが間違っていた・・・2投目で根掛り・・・速攻で、またもラインブレイク!!

まさに「やっちまった」である・・・

またも、ラインシステム組みなおし。あぁ〜〜〜〜ぁ・・・・・・・・さすがに酔いそうになった。

さらに、根性で気を取り直し、ラストワンのピンクのジグを投入!

もうなくせない。底を取り、速攻でジャーク!ジャーク!そしてHIT!!しかもでかい!

引きが弱いとはいえ、80くらいのサワラですら、

前回ゲットした60UPのワラサですら出なかったドラグが鳴り、ラインが絞り出される!

慎重、且、大胆にリフトアップ、ラインが出されつつも、気合入れて巻く!巻く!巻く!

やっとリーダーが見える!あともう少し!!

リーダーの長さは5ヒロ(約8m)、まだ魚体は見えない・・・

(捕った!)っと思ったその時、「シュッッ!」っといやな音、突然今までの重みがなくなる

「あ゛ぁ〜〜〜〜〜やっちまったぁ・・・・」ばらしちまった・・・

ジグはついてる、口切れしたようだ、ラインブレイクではない。

ピックアップしてチェックしてみると傷らしい傷がついていない、リーダーも無傷・・・

と、言うことは、サワラではなく「ワラサ」もしくは・・・!の可能性が・・・・

ほんとに「やっちまった」 

多分、トリプルフックを使用していたため、いいところに掛かってなかったか、

多少強気のリフトをしたため鈎穴が広がってしまったのだろう。

(トリプルフックを使用した場合、掛は良いのだが、その分スレ掛りになる時も多くなる。

三本とも口に掛かってると、まずばれないんだけど、

一本だけとか、スレだと、魚の泳ぎが切り替えした時などに、外れやすくなってしまう。)

その後、風もほとんどなくなり、9時頃には「ベタナギ」になった。 

が、掛かるのは、サワラばかり。たまにイナダがあがる程度。

しばらくして、将軍さんに今までとは違うアタリ!

きれいなカーブを描いてロッドがしなっている。

オマツリ回避のため、ポジションを入れ替わったり、

しばらくやり取りして上がってきたのは、本日第一号の「ワラサ」 

CO2がタモをかけ、見事ゲットしたのであった。うらやましい・・・

また船内に活気が戻り、今がチャンス!としゃくるしゃくる。

私にもいいサイズがヒットするが、またもバラシ!

シングルのバーブレスフック(カエシのない、または、つぶす手ある針)

にしていたのをすっかり忘れていた・・・。

そのあとすぐ、隣で釣っていたCO2に強烈なHIT!

16lbのロッドが根元から曲がり、STELLA8000のドラグがいい音を響かせる!

コイツは前回の釣行で最大の70オーバーのワラサをゲットしている。

相変わらずこいつには『釣運の女神』がついているようだ。

そのワラサよりも、はるかに引きが強く、重量感もあるらしい。

巻いては出され、巻いては出され・・・なかなか浮いてこない。

オマツリしてバラしたのでは、洒落にならないので、速攻で私のジグを回収した。

しかしほんとにでかいヤツらしく浮いてこない、それでも徐々に浮いてきたかな?

っと思ったその時!痛恨のバラシ!

どうやら、フックアウトしてしまったようだ。仲間が増えた。

回収したジグを見ると、やはり、極端な歯型や傷もなく、リーダーも無傷。

引きの感じから、たぶん『ブリ』か『メジ』だろうと予測された。

実に残念だ。見ているこっちですら、かなり悔しくなるのだから、本人は相当なものだろう。

かなりショックを受けていた。

(しかもこのあと、3連発で、結構いいサイズをばらした。・・・まったく・・・)

たぶん本人にはかなり長くファイトしていると感じられただろうが、

長くて5分、実質3分くらいのものだったのだョCO2君♪

彼は、魚をバラシたのもかなりショックだったようだが、

『社長』の「たへくそ〜」の一言が一番『痛かった』ようだ・・・

「普通に『へたくそ』といわれた方がまだマシだよ・・・」とは、本人の弁。・・・確かに・・・

しばらくそのポイント付近を狙っていたが、アタリが遠のき、

ちょっと移動することになったが、そこでもつれるのはサワラばかり・・・

もう誰もこの魚を名前では呼ばず『歯』と呼ぶようになってしまうぐらい嫌われていた。

その時左オオドモで釣りをしていたうめ2さんが、型は小さかったがメジをあげた。

しかし、今回の梅津さんは凄かった!何が凄いって、とにかくパワーが段違い!

サワラに飽きたらしく、ぐるっと船を一周移動しながら釣り始め、

みよし先端にたった時だった・・・

社長に「落ちたら泳げな!」なんて冗談を言われながら、

チャーマス90H&STELLA10000PGをしたがえ、

100gほどのジグをロングキャスト。

軽く沈めて、ロングジャークをはじめたが、妙に竿がしなっている・・・

それを見ていた私とCO2が、

「さかな掛かってんじゃないの?」

「いや、あの竿長いし、よくわからん」とか言ってると

「あれぇ『えび』になったかな?」とうめ2さん。

それでもがんがんジャークしながら巻いているので、

「ああ、テーリングしたのか」と、納得しながらしばらく見ていると、

リーダー近くまで巻いた頃「あれぇ、魚がついてる・・・」 

えっ!?っと思い見てみると、そこには70cmくらいは十分あるのサワラが、

あまりのパワージャークで、今にも死にそうな状態でくっついていた・・・

うめ2さん曰く

「いやぁ、重いな?っとは思ったんだけど、

『えび』だとおもってそのまま巻いてたら、魚ついてたよ。」だって・・・。

しかし・・・

あの重い、しかも9ftもある竿で、100gのジグをしゃくるだけでも大変なのに、

いくら引きが弱いとはいえ、結構いいサイズの魚を『引きずって』来るとは・・・

とんでもないパワーだ。あらためてうめ2さんのスゴサを見たような気がした。

(以前、メーターシイラを瞬殺、ものの数十秒であげるとか、

金華山沖での、タラのディープジギングで、うめ2さんのパワ古さは見ていたのだが・・・

今回のはちょっと凄すぎた。)

もう1度、ポイントを移動し、少しやってみたが、あまり釣果も伸びず、

風向きが変り、波も出だしたこともあり、午後一時半頃、ストップフィッシングとなった。


結局、本命は将軍さんの釣った『ワラサ』一本となったが、

1人あたり平均20本以上の魚はあげられたので、まずまず、

と言うよりは、充分満足のいくものだった。

(一人一人の釣果は、あまりにもサワラがつれすぎたため、数えられなかった)

店長の話によれば、サワラはここ2位年程で急に連れ出したものらしく、

以前はたまにあがる程度ものだったそうだ。

全体に、水温が高いこともあり、時期的に、本来ならば

『ブリ』『ワラサ』がもっとつれてもいいらしいのだが、なかなかいいのが入ってこないらしい。

いまだに『イナダが多いのが不思議なくらい』だそうだ。

温暖化の影響なのかなぁ・・・と考えさせられる釣果だった。


帰路、私が運転して帰ったのだが、

やはり、寝不足な上、かなりハードな釣りをこなしたせいか、眠い眠い!

途中コンビニで、わたしにとっての

眠気覚まし最強アイテム『アイス最中』

を買い、目を覚ましながらかえった。

また行きたい!今度こそ!!

とは思うのだが、これからだと、雪が降り出す季節に入るので、

なかなか遠征するにはつらいかなぁ・・・

でも!チャンスがあれば、今年中にまたいってくるぞ!

待ってろ!俺の『ブリ』!!いや、末端価格200万!!!


≪教訓≫

1: 現地に前の日から入る時は、ちゃんと寝れる準備をして行こう。・・・寒かった・・・

2: ロッド、リール、ライン、そしてルアーはちゃんとマッチしたものを使おう。

8lbロッドには100gのジグをかけないほうが良い。

3: やはり睡眠はしっかりとろう・・・



at 2001 09/26
9/25 今年初!だぜぃ!!
at 2001 09/26
ここんところ、どうも、天候とオサカナさんに嫌われているらしく、

船を予約すれば台風到来!夜釣りに行こうと思えば大雨!!

めずらしく行けそうな日も、突然の仕事、用事が入り中止!!!

せっかくのお誘いも断ってばかり・・・ひっじょ〜に申し訳なく思っております・・・

それでも、立ちはだかる障害をかき分け、

たかだか30分ほどのポイントに行く為高速に乗り、

何とか『釣ができる!』かと思えば、ファーストヒット一発バラシ!

その後苦労して、何とか掛けたどう見ても40後半のバスを、

後先考えずにとんでも無い場所でやっちまったため

(立ち木、沈木の間、ライン4〜5Lbフロロ、足場の高さ2m弱、

しかも降りられない。どーやって捕れっつーの!)

見事『ぶっちひぃ〜〜〜〜ん』とラインブレイク・・・

まったくもってついてないのだ。

でも今回は、何とか行って来ました仙台湾!

しかも!わたしにしてはめずらしく『今年初!』の

『デカイの釣っちゃうよ!?青物オフショアフィッシング!』

なのだぁ!!!


本当は、9/4日に行くはずだったオフショアフィッシング・・・

要は、前回の釣行記の日。お約束のように『台風到来!』

死んでは何にもならないっつー事でもちろん中止、予定は未定っつー形で順延。

その晩小ヒラメ釣って満足できたけど、無理行って休みを取ってもらったわたしのお友達や、

メインのはずだった、山形の皆さんは・・・無念だろうなぁ・・・

って事で、いろいろ都合を合わせ、25日に再予約!次こそは!!

ってなもんで、行ってきちゃったんですねぇ〜〜♪

今回乗る船は、前回くしくも出航中止になってしまった、塩釜・越ノ浦の『享洋丸』さん。

リベンジ!っつー事でお世話になりました!

事前情報によれば、多少釣果は落ちつつあるも、

依然釣れてる『ワラサちゃん』

待ってておくれ♪『カンパチくん』

今年も出てるよメーターオバー『シイラさん』

その他、『カツオ』『ハガツオ』

本命『クロマグロ(メジだけど)』

いつもの常連『イナダ』『サバ』

みなさんコンスタントにあがっているようだ♪

しかも、ちょい前に行った人の話では、1.3m!

20kgオーバーの『サワラ』まであがったそうだ!

以前勤めてた会社のヤツも、1.3mのシイラを仕留めてるし、ことしはいけそうさぁねえ!


で、今回の釣行になるわけだけど、これがまた・・・ホンっとに船頭さん、ありがとうございました!

乗船したメンバーは、

山形『レイクフリッパー』さんの店長と、そのお客さん(名前聞くの忘れた)、

後はわたし+船頭さんのいとこさんの計4名。

そのうち「嵐を呼ぶ男」が二人どうなることやら・・・


まぁ〜〜なんていうか・・・

今年は何かとトラブルが続くようで、わたし個人の事はおいといて、

最初、予定では6〜7人で乗るハズが、連休明けの火曜っつー事もあり、

急遽(ほんとに急遽、前日だもん・・・)、三名まで人数が減ってしまい

「あちゃ〜〜〜・・・」とか思ってしまったのだが、船頭さんに、快く了承していただきました!

翌日の準備も滞りなく済ませ、後は天気次第!で、ここで気になるのがまたまた『台風!』

お約束のように今回も遠くの方からいらっしゃってくれました、トホホ・・・

でも、こんどの台風は、結構沖目をはしってくれそうなので、

様子を見ながらも、まずは行ってみよう!って事で出航決定!

ひそかに開発していた『秘密兵器』を携え、やる気充分!

今年一発目で、デカイのやっつけてやる!


当日。朝五時頃出船って事で現場へ。さすがにみんな早い!

4時半には集まっていたようだが、わたしは結構ぎりぎりに着いてしまった。

急いで荷物を船に積み込み、いざ出船!

内湾はそれほどでもないが、ちょっと外に出ると結構風があり、波もなかなかのもんだ(T_T)

まずは近場から!って事で、浅場・根回り中心に攻める。

まずはジグのキャスティング&バーチカルジギング。

今回(つーかいつもだけど)わたしのロッドは、8Lbクラス以下のライトタックル

(調子に乗って、シーバスロッド、バスロッド(もちろんスピニング)まで持っていったのさっ♪)

だったので、軽めのジグ中心。

どうも、台風の影響かなんなのか、イマイチ食いがよくない。

魚探の反応も、あることはあるのだが、ちょっと魚が薄いようだ。

しかも、コストと時間を惜しまず改造しまくったヒラ○グラ、しかも

『秘密兵器搭載版』を、魚を釣る前に、ちょっとしたトラブルでスタート間も無くロスト!

くぅ〜〜〜〜かなし〜〜〜〜!

つーか、んな事よりも、とにかく問題は『風!』コイツが厄介。

わたしは船に強いので、そん所そこらの波では酔わないが、

酔う酔わない以前に、膝に欠陥のあるわたしにとって「ゆれ」の方が問題。

バランスが・・・とりにくいんだねぇ〜これがまた。

そのくせ、ちょろちょろ動き回るので、膝のよこっちょをしこたまぶつけてしまった。

しかも、欠陥のある左膝!

これがまたイテーのなんのって、涙がちょちょ切れそうだよ、まったく・・・

今でも直系5cm位、真っ赤にはれてる。すげえイテェ。


ま、それはおいといて、釣果の方は、『ぽつぽつ・・・』てぇとこで、魚を求めて移動また移動。

なかなかいいポイントとは、お目にかかれずじまい。

途中、店長は寝不足と波でちょっこっとダウン(その時は結構釣れた)していた。


午前九時頃、移動した所でまずまずの反応。

いけるかな?とは思ったのだが、以前風は強く、

波は最大で4mくらい(たま〜にね)のも来る。ってこともあり

「ここでダメだったら帰りましょう」

と、船頭さん。

「これはなんとしてでも釣らねば!」

気合を更に入れ、根性でジャーク&ジャーク!

そんでもってこのポイントが大当たり!釣れる釣れる!

連荘って程でもないが、誰かしら必ず「イナダ」をあげている。

ただ、やはり魚の活性が低いのか、釣人が下手なのか、

水面まで追っては来るのだが、イマイチ食いつきが悪い。

そのうちの一本は何とか食わせたのだが、結構よさげなヤツをばらしてしまった。

なさけねぇなぁ、まったく・・・

そんなこんなで、粘りに粘り根性でくわせまくりばらしまくりしていると、

いつのまにか風が弱まってきた!

そこで 「ちょっと沖へ行ってみましょう!」と船頭さん。

反対するやつなんて居はしない!

魚の反応が薄くなったところで竿をあげ、めざすは沖目の超実績ポイント!

実際、ここんとこ、時合いが来ればそのポイントで必ずと言っていいほど

「ワラサ」が釣れているらしい!これは期待『大!』だぜこんちくしょう♪

しかし・・・いくら風がおさまってきたといっても、沖目は波が結構あったりしてねぇ・・・

なかなかいいのが釣れない。

前日、ここで鳥山多数のワラサゲット!

ってことだったそうだが、今日は鳥山どころか何もない!たま〜に休んでる奴がいるくらい。

またも移動。ポイントをいろいろかえつつ、狙うものの、くるのは『イナダ』どまり。

ちょこちょこ『サバ』、

たま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜に『小メジ』があがるくらい。

『う゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』とかうなってしまう。

これでは、せっかく作った『秘密兵器』も役にたたねぇよ・・・

コイツはでかいのを確実に『獲る(捕る?)』ために作ったもんだから、

イナダ程度では話にならない。

しかも、一個『あっ!』と言う間にロストしちまったもんだから、

残っているのはでかいヤツのみ・・・4ozのジグを8Lbロッドで使うのは、ちとつらい(でもやった)。

そんで、しばらくすると、更に風も止み、うねりは残ったが(2〜3mくらいかな?)

結構いい感じ!そんな時、店長が今回初の『鳥山』発見!

速攻で突入!移動している間に、これまた自作トップウォータールアーをセット!

思いっきりぶん投げまくりだ!! が、反応ナシ!なんで?

襲ってくるのは鳥だけ・・・う〜〜〜ん・・・どうしたもんかなぁ・・・

ど〜〜〜〜も、あまり魚は浮いていないようで、トップに反応してくれない。

ジグで狙えばかかってくるんだけどね。

その後、ジグでちょこちょこあがったものの、鳥山はあっけなく消え、またも静かな海に逆戻り・・・

あちこち魚を求め、大根〜田代・網地島間を往復!

午後になると、移動したポイントポイント、コンスタントに釣れ、なかなか楽しい!

わたしの悪い(?)くせなのか

「今日はでかいの取れそうにないな」

ってことで、タックルをバスロッド&シマノ2000+5Lbラインで、完全にお楽しみモード突入♪

これがまた楽しい楽しい♪

ライトラインだから、ドラグ緩めの鳴りっぱなし!

人数少なくないとこれは出来ん!っとばかり遊びまくってしまった。

しかし、青物やるにはちょっとリール小さすぎた。

ギア比小さいわ、巻き上げ遅いわで、巻くのがもう大変!

そんなことやってっから、せっかく追っかけてきた『(小)カンパチ』

(たぶん。褐色の背中、んでもって頭に線があった)

を捕り逃してしまった。つーことで、後半戦、わたしの釣果は低かったのだ。

後半好調だったのは店長!

前半中盤と絶不調だったようで、ちょっとキケンな予感があったのだが、

パターンを上手く掴んだ後半戦、一気に釣果をのばした!

もうひとり、山形からのお客さんは、わたしとまるっきり反対側に居たので、

まったく見えなかったのだが、まずまずの釣果のようで(音だけは聞こえる)

メジも一本あげてたようだ。

いとこさんも、ちょ〜〜っと、ちっさかったけどメジを釣っていた。

うらやまっすぅい〜〜〜〜!!

そんなこんなで終了したのは午後二時半時頃(港についたときは三時半だった)。

港に戻る途中、ちょっとした(つーか結構重大)なアクシデントが発生したが、無事帰港。

でかいのは取れなかったけど、なかなか充実した釣りであった!もう、右手の握力ね〜よ。

で、支払いを済ませ、レイクフリッパーさん御一行とは現地で別れ帰宅(道路混んでた、ちくしょー)。

「いや〜疲れた♪後は帰って寝るだけぇ〜〜〜♪」

とはいかず、お仕事お仕事!これがまたつらかった・・・

全身、筋肉疲労&打ち身、切り傷だらけ!

いてぇのなんのって、もうクーラーを車から降ろすのもツライ。ヘロヘロだぁねぇ・・・

船っつーのはなぁんでこんなに疲れるんだろ〜ねぇ(特にオフショア)・・・

体力落ちたなぁ・・・トレーニング再開しなくちゃイカンなこりゃ。

で、しかも、さっさとねりゃぁいい物を、仕事途中で切り上げて、

魚(肴?)持参で国分町へまっしぐら!ばかだねー♪刺身、美味かった♪

釣り行って、飲んで、オオバカスポーツ?(ストリートリュージュとかあるヤツね♪)

見てテンションあがりまくり!気がつけば12時近く!まで遊んでいたよ、

まったく困ったもんだ。


まだまだシーズンは続く!オフショアフィッシング!!

今年はあと何回行けるっかなぁ〜〜〜〜!

日本海で『マダイ』好調のようだし、『ブリ』狙いもいいなぁ♪

食いてぇ〜〜〜〜〜!!!!

今年も、ぎりっと、こぉ〜〜〜〜いオサカナさん釣りまくってやるぜぇ!!!


≪教訓≫

1:やはり平日の釣りは良い!

2:やはりでかいのが釣りてぇなぁ

3:やはり体力落ちてるな

4:やはり道具は合ったものを使おう!

5:やはり寝不足はいかん!

6:でも筋肉痛が翌日、つーか当日から来るぶん若いのかも

(これの何処が教訓なんだ?)