砂浜  イシモチ・スズキ

(スズキは、出世魚と呼ばれる魚のうちの一つ。(小)セイゴ→フッコ→スズキ(大)

釣り方 投げ釣り
道具 投げ竿ならば、360〜450、オモリ負荷・20〜30号、
磯遠投竿ならば、4〜5号クラスの、450〜540。
食い込みの良い、あまり硬すぎないものの方が良い。
体力や、筋力を考え、身体に合った物を選ぼう!
(硬過ぎ、長過ぎは、扱い難いだけでなく、身体にもかなりの負担がかかります)
素材は、グラスファイバー製(グラスロッド)と、カーボン素材製(カーボンロッド)のものがある。
現在では、カーボンロッドが主流。
持ちはこび、セッティングの便利さ重視なら振り出し、
丈夫さ、手入れ重視なら並継ぎを選ぶと良い
リール 投げ釣り専用の『遠投リール』もあるが、通常、大型の『スピニングリール』を使用する。
竿とのバランスも大事なので、軽いからといって、あまり小さいものは使わないほうがよい。
購入する際、竿にセットして確認するとなお良い。
ただし!必ずお店のスタッフの了解を取ること!
あくまで、購入するまではお店のものだということを忘れずに!
スズキを狙う場合、大型のヤツがかかる場合があるので、必ず「ドラグシステム」搭載の物を選ぶ!
いろいろな素材のものがあるが、ナイロンラインが、トラブルも少なく使いやすい。
釣場の状況、技術に合わせ3〜5号くらいのものを200Mほど巻くのがオススメ。
投げ釣り専用の物も出ており、先端の部分(15m程)が、太くなっている
「テーパーライン」(1巻き170〜220m)
は、重いオモリを思いっきりぶん投げても、簡単には切れないので実に使いやすい。
おもり 一般的に「ナス型」「小田原型」「円盤型(ちょっと古いか?)」が使われる。
最初から天秤と合体した物(海藻天秤、ジェット天秤など)もあるので、それを使用しても良い。
重さは、竿によって、使用できる重さに制限があるので、
その範囲内で使用することをオススメします。
ちなみに仙台(東北)では、「投げオモリ」と呼ばれる四角錐型の物をよく使う。
業者さんによっては「仙台オモリ」とも呼ぶ。
仕掛け イシモチとスズキ(セイゴ・フッコ)の仕掛けは、よく同じ物が使われますが、
大型のスズキを狙う場合、専用(?)の物もあります。

≪イシモチ≫
「胴付(突き)式」と呼ばれるものが中心。ハリは、13〜16号の丸セイゴを使用する場合が多い。
ハリスは太目の物を!ハリス(枝ス)に浮力体のついたものや、鈎が毛鉤になっている物などもある。
トンボピン仕掛け(2本物)を使用しても良い。

≪スズキ≫
「ぶっこみ仕掛け」などの名称で、大型スズキ対応のものが出ています。
一本バリで、長く太目のハリスが付いている。

【参考】
よく「スズキ(ススキ)鈎」と言うハリが売られていますが、本来は「活きエビ餌」用のハリ。
砂浜からの投げ釣りには、丸セイゴ系のほうが使いやすいようです。
仕掛けによってセットの仕方が変るので、説明書きにしたがって取り付けてください。
本来は、天秤や、オモリ、いわゆる針のついた仕掛(よく、2〜3組セットでパックされてるヤツ)
を組み合わせたものを「仕掛け」と言う!(たぶん)

えさ これがなくては始まらない!
主に使われるのは「青イソメ」それを、一本のハリに対し、3〜5匹取り付ける。
長さを揃え、房掛けにすると良い。
地域によって、使用する餌、オススメの餌が変ったりしますので、
事前に、実際に行く釣場に詳しいショップ等で確認する事を推奨します。