at 2003 02/06
2/6 やはりこの季節は!!
たまにあったけー日があるっつっても、やはり

『冬』は『冬』!!

これだけ寒いと、どーしても、釣りに行く気にはなれないのがふつーの人だが

それでも行ってしまうのが『釣り人』の性か・・・・・・

相変らずCO2は、もうじき

強制送還

させられるっつーこともあるのだが

風・波さえなければ、連日のように磯場(地獄とも言う)めぐり三昧

帰る前に、是が非でも、今年から始まった

アイナメのJGFAラインクラス別

を総ナメにしたいらしく

(2/9現在、アイナメ16Lb(たぶん)クラス&オールタックル日本記録
 タケノコメバル(通称ベッコウゾイ)オールタックル日本記録ホルダー
 マジで、総ナメするぞ?こいつなら・・・・・・・・・・・)

はっきり言って、この『釣れない』状況の中で、

ひたすら、なぜか大物ばかり釣りまくっているのだ。

ま、一昨日(2/8)は、ボウズくらったらしいが(笑

そんな話を聞くと、どうしても行きたくなっちまうのだが

これがまた、仕事や、余計なトラブルやらで、なかなか時間が取れず、

たまぁ〜〜〜に、なんとか時間が取れたとしても

『・・・・・明日の沿岸の波の高さは5Mないし6M・・・・・・・・・・』

『・・・・・・・・・宮城県沿岸に、強風波浪警報が・・・・・・』

『・・・・・・・・・宮城県全域に、強風雪注意報が・・・・・・』

・・・・・・・・・・・・・・・・・おい!

これじゃぁいけねーじゃねーか!!!!!!!!

つー、恐ろしく『引き』の強い(弱い)オレサマの本領発揮!

天気にやられまくり、

『こぉ〜〜〜〜れは行けません♪』(ある意味「逝」ける)

つー事で、牡鹿半島地磯に、後ろ髪を引かれつつ

これまた、例によって、興奮して前日、なかなか寝付けず

睡眠不足全開(ニトロ付♪)状態になるくらい大興奮

この時期!期間限定!!(←日本人はこの言葉に弱いね)

氷上!!ワカサギ釣り!!!

に、またもやいってきました♪

前回の釣行のその日、

『ごっふぅ〜〜〜ん・・・・・』

と、いい感じにヒビが入った某ダム(って事にしておこう)に(つーか、県内外幅広く)

ひっさしぶりの大雪が降ってくださいましたおかげさまでm(_ _)m

どうやら、がっちり乗れるくらいの氷が張り、

しかも、ぼちぼち釣れているっつーウワサを聞いてしまった。

そりゃぁ、あれだけ降れば、氷厚倍増になるわなぁ・・・・・・

で、その日から寒暖のすごく激しい約二週間が経過

・・・・・・・・・充分凍ってるな♪

「これはいいんでないかい??」

って事で、行ってきたのだ!!!

前日にうちに、すべて準備を終わらせ、あとは寝るだけ♪

「明日は遅くとも5時前には出よう!」と心に誓う!!

なんだけど、例によって午前二時まで眠れない。

でも、ちゃんと4時半に目覚めるあたりがニクイね!このっ!!

しかし

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・さむい・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そういや、昨日早朝は「−5度以下になる模様」とか言ってたな。

ふとんから出られまへん

うだうだやってるうちに、気がつくと

「おお!5時だ・・・・・・」

これはイカン!出遅れてしまう!!

速攻で着替え、荷物を車に積み込み、飯も食わずにれっつごー♪

っていくんだ、いつもなら。

しかし、この日は違った・・・・・・・・

目覚めてから時間がたちすぎ、あまりにも腹が減ってしまい

思わず飯を食ってしまった。

結局、家を出たのは5時半過ぎ。

となれば、現場に着いたころにゃぁ既に6時過ぎ。

予定よか、一時間近く遅くなっちまった。

いまさら悔やんだところで、どうなるっつー事はない

さっさと戦闘(ただの防寒)服を着込み、足には秘密兵器!

「塗るホッ●イロ」を、これでもか!!

っとぬたくりつける。

道具を一式降ろし、ドリルも持った!

戦闘準備OK!

いつもの潜入ルートからアプローチ開始だ!!

釣り場におりると、既に6〜7人の先行者あり!

「いかん!マジで出遅れた!!」

ちょこっと高いとこからポイントを物色

なんてしているあいだにも、廻りの釣り人達は

ぼちぼち、いや、結構釣っているではないか!

これはイカン!

と、早速、比較的安全そうなところから氷上へ!

このポイントは幅が狭く、流れ込みが二つ(本流と、沢)あり、

いわゆる『バックウォーター』って奴で、ワカサギに限らず、

ダム湖の釣りでは、典型的な『ナイスポイント』

しかも、この区域には、かなりの湧き水があり(これが結構曲者なのだが)

しかも、温泉系の湧き水と来たもんだ。

まさに、絶好の『冬場はここしかないでしょう♪』なポイント

反面、湧き水の真上は氷が『激薄!』という危険性が伴う♪

オレサマは『ツワモノ』なので、既に開いている穴に素手で突っ込み

氷の厚さを確認。

激ツメタイのをやせ我慢しつつ、「・・・ここは薄いね・・・・」などと、

透明度の高い、アヤシイ氷を避け、おっちゃん達と微笑ましい会話をしつつ

対岸側の比較的氷の厚い場所に釣り座を構える。

地形から見て「ここは駆け上がりかな?」ってあたりに

親父の代から使い続けている割に、切れ味バツグンの

外付けアプリケーション『アイスドリル』でぐりぐり穴をあける。

厚さはだいたい15cmってとこか?

これなら比較的安心して、釣りができる。

氷ってのは、ある程度面積が維持されていれば、厚さ5cmもあれば、

それほど体躯がよすぎなければ、理論上、十分乗れるそうなのだが、

自然にできる氷は、厚さ、強度とも、均一に張っているわけがないので、

実際のところ、10cm以上あっても危険には変わりがないのだ。

特に、これからは、氷が緩み易いので要注意!!

あと、しょっちゅう穴を開けまくっているヤツをよく見るが、

そんなのは、自分の周りに

『切り取り線』

を付けているだけなので

やめて欲しい・・・いや!やめろ!!

オレサマが落ちる。

それと、でけぇ穴あける奴!!

開けるのはかまわんが、後始末をちゃんとしてくれ!

たまに50cmX50cm位の穴を見かけるが、その穴を

何の処理もしないで帰るヤツ多すぎ!!

穴が見えているうちはいいが、そのままにされると、夜、薄氷が張って、

その上にうっすら雪なんか積もられたら、それこそ

リーチ一発チンイツイぺーコードラドラ、あ!裏も乗っちゃった♪

になっちまう・・・・・・・

せめて、氷が張り易いように埋めて「ここには穴があるよ!」と、

木の枝の二〜三本立ててさえくれれば、そこは通らないで済むのにな。

それをしなかったりするから、すっげー分厚いところで、落ちるやつがいるんだよ。

で、翌シーズン『氷上の釣りは禁止します♪』なんて

お優しくも、ご丁寧に、でっけー看板なんか立てられちまうんだ。

ま、それは置いといて、ここではじめて気が付いた!

「ひしゃくがねぇ!!!」

そう!忘れ物などないよう、しっかり準備したつもりが

あなの中に残る氷の削りカスを掬うために、丹精こめて改造した

「マジで¥100均で買ったのか?これ?!

  ワカサギつり専用穴明けまくりました♪

   落下しても確実に沈まないんだぞ!

    でか過ぎてジャマなフロート付き柄杓」

を、倉庫の中に忘れてきてしまったのだ。

これは悲惨・・・・・・・・・

これがないと『素手』で氷を掬わなければならん・・・・・・

と、思ったら、ナイスアイテム発見♪

ドリルのカバーが、これまたちょうどいい大きさで

穴のすっぽり入るではないか!しかも穴付き!!

「そんなのあたりまえじゃん、そのドリルで開けたんだから」

という輩も居るかもしれんが、よく考えてみよう!

ドリルのカバーって事は、ドリルの直径よりも

「でかい」って事だ。

たまたま、このカバー、一部、直線にカットされていたおかげで

穴にすっぽり収まったのだ♪

オレサマは運がいい。

で、たまった氷を掬い、この日の為に作った、専用竿掛けを

クーラーボックスに装着!(二個作った♪)

一昨年創った、オレサマ謹製

穴つり専用ワカサギロッド・スリムロングタイプ改を取り出し、

(オレサマの造る竿は、東北の穴釣用としてはちょっと長く
 しかも、細くて、薄いのだ。
 慣れないと、折ってしまうが、感度はバツグン(と言われた)で、
 しかも、バラシが非常に少ないのだ。と、さりげなく宣伝しておこう)

なぜか、高級な(笑)リールを装着!

今回は、比較的浅いポイントなので狐2.5号7本仕掛をセット。

ラビット(ちっこいサシ)REDを、かじかむ手で取り付け

「おりゃっ!行ってきなさい♪」

と、投入!

スローフォールさせつつ一度着底させて・・・・・

と思ったら、スゲェイキオイで着底。

水深3mってとこなので、早く着くのはわかっていたが、

これは早すぎる!

とおもったら、オモリを替えるのを忘れていた。(既製品だから、3号がついていた)

いったん巻き上げ、交換しようと思ったら

ごごんごんごんごごんごん♪

一発大当たり〜〜〜〜〜♪

かかっちまった。

軽くアワセをくれてやり、少し置いて食わせているあいだにオモリを用意。

で、手繰り寄せると

「おお!さんびきげっと!!」

マンガンとは行かなかったが、これは幸先よい♪

魚を素早く外し、オモリを更に手早く付け替え、再度投入。

今度は0.5号♪ゆっくり、いい感じで沈んでいきますなぁ・・・・

と、今度はフォーリング中に

「ぷるるん♪」

喰ってきましたよぉ〜〜〜〜〜〜〜!

軽くアワせ「これはいける!!」

マジで、一気に100超えそうな勢いだったので、

様子を見つつ、もう一本のスペシャルな竿をセット。

こっちは、扁平ロングタイプ。風に強いのだ。

で、魚をを上げては、仕掛をセット。

も一度あげては、エサをセット。

もいっちょあげては 「をぉ!マンガン♪」

ドリルで穴あけ・・・・・・・

と繰り返し、ちょっと手間取ったがなんとかかんとかもう一つ

セットア〜〜〜ップ!

で、投入!こっちも一発で「ごっご〜ん」と食いやがった♪

軽くあわせて・・・・と、竿をあげた瞬間!

『ぽこっ♪』

・・・・・・・・・・・・・・あれっ?

なんか、竿先が変な方向むいてる・・・・・・・・

折れた。しかも根元で。

そういえば、こっちもオモリ取り替えるの忘れてた・・・・・・

厚さ0.5mmも無い、激薄ソリッドロッドに、3号のオモリ。

掛かった魚は4匹・・・・・・

しかも、三年モノの竿・・・・・・・

もともと1号以下用に造った竿だし、そりゃぁ折れるよ・・・・・・・・・

がっかりだぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、それでも相変らず魚は釣れ続けている!

落ち込んでいるひまは無い!

生き残っている方の竿で、ひたすら釣りまくる!

しかも、悔しいので、合間を縫って応急修理開始!!

速攻で修理完了・・・・・・

もともと好い加減な造りなので、直すのも簡単なのだ。

今度はちゃんとオモリを0.5号に交換し、再度投入!

さっきよりか、だいぶあたりの間隔が開いてきたが、

まだまだ釣れる!!

なんだかんだで一時間ほど経ったあたりで群れがいなくなり、

ようやくひと段落。

改めて匹数を数えてみると、

「うむむ・・・80か・・・・」

途中、凡ミスでトラブルが結構あったのが悔やまれる。

それさえなければ100、いや、早く起きてれば、

150〜200は、いったんじゃねーか?

まさに「後悔先に立たず」でやんの。

その後、ぽちぽちアタリは来るが、なかなか数が伸びず、

たまに三〜四匹まとめてくるが、群れが小さいのか喰いが悪いのか

まったく続かねぇ。

二〜三箇所、ポイントを変えてみるが、何処も似た様なもんだ。

それに、段々と風が出てきて、ひっじょ―――――に、あたりが取りづらい!

おまけに、運が悪いっつーか何つーか、うろうろしている時

竿掛けを足で引っ掛けてしまい、さっき修理したばかりの竿が

頭っから落下!

またもや『ぽっきり』折ってしまった

風に強いほうだよ?これはセツナイ・・・・・

いいかげんやる気が無くなり、周りに人もいなくなってきて、

集中力の欠如&寂しさ増量。

オマケにちょっと、重大なことがあたり一体に起きちゃうし。

で、時計を見ると午前十時ちょい過ぎ。

昼ころ、もう一回山が来るのは知っていたが、

面倒なことがおきると嫌なので、帰る事にした。

家に帰り、あらてめて数を数えてみる・・・・・・・・・・

「・・・・・97、98、99・・・おお!100ちょうど・・・・」

微妙な釣果である。

ま、前回よりも多いし、トラブルも連発したし、

時間も短かった事を考えれば上出来でしょう♪

お魚さんは、すべて唐揚げにして頂きました♪

御馳走様でした(-人-)

今年は氷に乗れる期間が短そうなので、あと何回行けるかわからんけど、

もうちょっとやりたいから、雪降ってくんねーかな〜〜〜〜

などと、降れば降ったで困るくせに、期待してしまう今日この頃でした♪



at 2003 07/01
毎年(?)恒例!鮎解禁釣行だ!!!
約一月ぶりの釣行記更新でござる。

この間、2回ほど、釣りには行ったんだけど、(シーバス釣りに行きますた)

ど〜〜〜〜〜も、芳しい釣果を上げられず、

UPするほどの物か、スズムシ並の脳みそで悩みまくっているうち、

いつの間にやら一月も経っちまいました。

まぁ、天気自体もいまいちな日が多く、やっと晴れたと思ったら

用事が出来、これまたナイスタイミングで行けずじまい。

月末になり、YASS君からもお誘いを受けたが、

今度は大風邪ひきまくりで、行けなくなっちまった。

やはり、六月前〜中半、夜、雨の中、シーバス狙いに二回行き、

そのうち一回は、大量のゴミ&濁濁マッディーでノーフィッシュを決め、

もう一回は、数だけは釣った(30匹くらい。でも最大35cm・・・・)ものの、

良型に望まれず、不完全燃焼・・・・・・・

ずぶ濡れになったにもかかわらず、そのままフラフラしてたのが効いたようだ。

いやぁ〜〜〜マジで、旧型肺炎になるところだったよ。

くしゃみが妙にでるので、アヤシイな・・・・・とは思っていたのだが、

6月後半になって、咳はごんごん、鼻水ずるずる・・・・・・・・

近年まれに見えるくらい、見事、クリーンヒット!

風邪です・・・・・・・

あまりにひどいので、医者に行って、注射をバツッ!と打ってもらい、

安静にしていればいいものを、商店会の会合に行き、

ちゃっちゃとワインをいただき、そのあと、仕事の延長戦。

そんな事やってりゃぁ、風邪も悪化する。

も一度注射をバツっといただき、今度こそ復活祈願!!!

意地でも治さねば!!!

と、がんばってみるも、一向に良くならない・・・・・・・・・

これは困った・・・・・・・・・・・・・

実は、どうしても、風邪を治してしまいたい理由があったのだ。

そう!明日7/1

唯一、スレ掛りで釣ってほめられる釣り!!

である、

『 鮎 』解禁なのだ!!

昨年は、天気の問題(雷警報発令だった)で、解禁にはいけなかったが、

今年は何とかなりそう♪ってことで、昔の職場の皆さんと、

山形は、最上町『小国川』で、一発解禁鮎やっつけツアー!

に行く予定だったのだ。

だから、なんとしてでも、この風邪っぴき状態から抜け出したかったのだが、

ど〜〜〜〜も、抜けきらん!

いつもなら、注射2発も打てば、翌日には完治しているオレサマなのだが、

今回の風邪は、なかなかどうして、根性入りまくっているようで、

様々な手を尽くしても、さっぱり治ってくれない。

もう、ヒマなし、ゲホゲホゲホゲホ・・・・・

おえっとなるほど咳き込みながら

良くないとわかりつつ、煙草をすいまくる・・・・悪循環ってヤツか?

しっかぁ〜〜〜〜〜し!

この程度の事で、このオレサマが解禁に行かぬわけが無い!!!

(↑普通はいかねーよな・・・・・・・・)

で、前日

いつものように、午後九時まで仕事をし、一通りコンプリートさせたあと、

一週間ほど前から、秘密裏にオレサマの鮎タックルを詰めこんだ、

すでに傷だらけの愛車『スバ● フォ◇スター号』に乗り、

途中、明日から値上がりする煙草を1カートン買い込み、

一路、今回同行する、某問屋さんの中野釣具店担当者である

「ちばさん」と、実はオレサマと同期入社の「あべさん」が待つ南光台の某飲み屋へ!!

ここ数年、オレサマの仕事の都合で行ってなかったが、

基本的に、鮎解禁はこのお二人と共に、山形攻略に行っているのだ。

で、車をヒミツの駐車場に停め、その飲み屋に行くと

すでに、いい感じになっているちばさん、あべさんを発見。

それと、今回の釣行が平日の為、不参加となった、ちばさんの友人さんもおりますた。

以前、この方含め、四人で解禁攻めをした事もあったなぁ・・・・・

などと、ちょこっと、遠い目をしながら追憶に浸る時間もそこそこに

早速

「ビールいただきます♪」

かぜっぴきで、ゲホゲホの喉に、キンッ!冷えた一杯を

んぐ・・んぐ・・・んぐ・・・・・

べふぅ〜〜〜〜〜〜〜〜

と一気に流し込み、明日、早朝から釣りに行くヤツラとは思えない勢いで

酒飲みモードに突入。

この四人・・・・・・・・・のんべぇなんだ・・・・・・・・・・・・

明日早いから・・・・といいつつ、ジョッキ数杯と、焼酎一本飲みきるのに

さほど時間は要らなかった。

この日から、一週間ほどたつので、ナニを話していたのかさっぱり覚えていないが、

たぶん、ろくでもない話をしていたのは、間違いないだろうな。

でも、あまりのみ過ぎると、マジで明日がつらいので、ほどほどのところで切り上げ、

某、有名模型店付近にある、ちばさん邸へ向かう。

で、ちょこっと飲みなおしをし、パソコンいじったり、スカパー見たりしているうちに

さりげなくちばさん就寝。

オレサマ、釣りの前日は、興奮してしまってなかなか眠れないので

スカパーを見つつ、うだうだうだうだしていた。

で、さすがに寝ないと体力的につらいので、無理矢理寝る。

そして!午前5時!!

オレサマと、ちばさんがのそのそと起き上がる。

あべさんはまだ寝てた。

で、無理矢理?起こし、準備準備♪

今回は、オレサマの車での釣行。

でも、オレサマの車、荷室ある分、広いように感じるが、これがまた

結構狭い!

三人分の荷物を積むと、もう、イッパイイッパイ。

特に、鮎釣りは何かと道具が多いので、後ろ見えなくなるくらいになっちまった。

で、一旦、あべカーを、ヒミツの駐車場に停めに行き、なんだかんだで六時近くに出発!

R4を北上、泉ICから高速を使い、古川ICまで行き、

あとは下道をずいずいひた走る。

オレサマ一人だと、めったな事では高速なんて使わないが、

複数だと、割り勘になるのでついつい使ってしまうのだ。

今回向かったポイントは、結構下流部のメジャーポイント。

いつもなら、瀬見温泉より上流に入っていたのだが、

「今年は、しょっぱなから一級ポイントに入る!!」

と、ちばさんが言い出したので、こうなった。

しかし・・・・・・・今回の釣行、ちょっとばかり不安があった・・・・・・・・・・・

六月中旬。

いいかげんにしてくれぇ〜〜〜!!!

ってなくらい、さんざん日照りにあい、東北の河川は、みな並べて渇水状態。

ちょっとは降ってくれねーと、釣りにならんぞ?今年は・・・・・・・

なんて思っていると、六月末頃、恵みの雨到来!!!

こぉ〜〜〜れはイケルんじゃないのぉ〜〜〜〜〜〜♪

解禁爆釣期待大!!!

な感じになってきたんだけど・・・・・・・・・・・・

ちょっと待て・・・・・・・・・・・・・・

雨・・・・・・・・・・・

ふりすぎでないかい????

なんか寒いし・・・・・・・・・・

今度はそこらじゅう大増水!!!

降ってくれるのはありがたいが、降り過ぎは困る。

たまに晴れ間がさすならいいが、これがまた、解禁まで、一向に日が射さん!

これでは、新しい水垢がつかんではないか!!!!

しかも、なんだかとっても寒いし。

ま、これのおかげで、風邪が悪化したんだけどな。

パトラッシュと一緒に、天国に行ってしまいそうだよ。

で、ちょぉ〜〜〜〜〜っとばかし不安な要素満載で解禁となったわけだ。

そんなこんなで、午前八時頃、小国川に到着。

川伝いに道を進み、川の様子を見ると、それほど濁っている気配は無く、

気温も仙台よか高いので、意外といけそうな感じはするのだが、

例年に比べて、釣り人の数がすくねぇ・・・・・・・・・

前評判は、決して悪いわけではなかったのだが、ここ数日の雨のせいで、

ほぼ渇水状態だったのが一気に増水。

それほど濁っていないとは言っても、基本的に水質が超クリアな河川なので、

この程度でも充分濁っているってわけなのだ。

しかし、釣り人が少ないってことは、それだけポイントに入りやすいってことなので

物事は、常にいい方にいい方にとってしまう今回のメンツ。

「今回は爆釣だよ?」

「二桁は余裕じゃねぇかい??」

などとほざきながら、まずはオトリ屋さんへ。

ちばさんが年券を買ってる間(ここは、写真添付なのでちょっと手間がかかる)

お茶をご馳走になり、さりげなく地元のおっちゃんたちの話に耳を傾ける。

が!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・具合わりぃ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここに来て、風邪さん絶好調!オレサマ絶不調!!

なんか、ボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っとしてしまう。

耳鳴りしてるし・・・・・・・・・・・

おっちゃんたちの言ってること、ほとんど聞き取れなかった。

お茶×1、コーヒー×1飲んだところで、ちょい復活。

日釣り(¥1,500-)二枚と、オトリを計6匹購入。こっちは¥2,000-でした。

なかなかお安くてよいね、このオトリ屋さん。

で、オトリ屋さんの話&おっちゃんたちの話しを総括すると、今日は

釣れない (釣れていない)

らしい。

ただ、この雨の影響で、だいぶ遡上したって事と、一箇所で粘りの釣りをすれば

ぼちぼち掛かると言うことらしく、それを信じて釣る事にした。

まずは、各メーカーさんの大会でも良く使われるポイントに向かう。

さすが、ここは一級ポイントだけあって、竿の林だねぇ・・・・・・

それでも、例年よか、少ないらしい。

ポイントを見ながらゆっくり移動・・・・・・・・・・・・・・・

通常、解禁日ともなると、ほんのチョッとした時間でも、次々と掛かるのが見え、

くぅ〜〜〜〜今日はいけるねぇ!

などと思っちまうのだが、この日は・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「・・・・・・・・・・竿立ってないぞぉ・・・・・・・・・・」

「うわ!・・・・・・・誰も竿曲がってねぇ・・・・・・・・・」

なんだこりゃ?

ほんとに解禁ですか??

マジで釣れねいのですか???

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

釣れない予感が、ほんのりとにおって来ましたぜ・・・・・・・・

とは言え、今日はお祭りみたいなもんだからね♪

ってことで、簗の上手によさそうなポイントを見つけたので、

まずは、そこに入る事に決定。

車を停め、着替えをしていると、ちばさんの知り合いが登場。

これは、新鮮な情報を聞くチャンス!

いいお話聞けますかな??と思っていると・・・・・・・・・

釣れない!

ある意味、予想どうりのお答え。

この辺一帯で、まともに釣っている人はいないようで、

早朝、上手い人が5〜6匹掛けていたくらいとのこと。

やはり、オトリ屋さんの言うように、じっくり待つ釣りをしたほうが良いとのこと。

うむむ・・・・・・・・・これは困った・・・・・・・・・・

実はオレサマ、鮎釣りに関しては、じっくり待つ釣りがヒッジョ〜〜〜〜に苦手。

ど〜〜〜〜〜しても、ぐいぐい攻め上げる釣りが好きな上、とにかく動き回るので、

じっくり待つのはとてもとてもツライのだ。

ただ、今回に関しては、かぜっぴきで、非常に調子が悪いので、

ぼ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと

しているうちに掛かるんじゃねぇか?

などと思ってもいたんだけどな。

で、まずはさっさと着替えたオレサマが、オトリカンを沈めに行く。

ここは、護岸されており、河原は無し。

階段があるので、そこから川に降りると・・・・・・・・・・

「うを!!!つめてっ!!!!

水温低すぎ・・・・・・・・15度くらいかな??

一気に入れて、オトリがショック死されたらたまらんので、ちょろちょろ進水式。

そんなことしてると、風邪っぴきのオレサマがたまらん。

でも我慢して、ゆっくりと沈める。

全員着替え終わったところで、オトリを分け、早速釣り開始だ!!

ここで使ったのは、新素材系の水中糸と、スタンダードな鼻カン移動式仕掛け。

本当は、メタルラインを使おうと思っていたのだが、間違って付けてしまったのだ。

オレサマ、背鈎が苦手なので、鼻カン仕掛けは、ノーマルな物しか使わないのだ。

その代わり、といっては何だが、友釣りをはじめてもう、十五年以上経つが、

その頃から、普通にオモリを使っていたためか、オモリは得意♪

どんな激流でも、がっちりオモリ掛けてぶっこむので、問題なく釣りができるのだ。

ここは簗が堰堤代わりになっているせいか、結構水深があり、

濁りもあるので、底質がわかりにくい。

寒いのを我慢して入ってみると、所々、石も入っているようだが、

よくわからんが、基本的に砂地らしく、どうもポイントがつかみ難い。

オレサマは、平〜ガンガンの瀬の釣りが好きなので、こういう所は苦手なのだ。

ちばさんが、やや、簗寄りに入り、オレサマは、更に上にある瀬に、心を惹かれつつも、

手前にテトラ(厄介な事にブルーシート一枚付き)が入っているちょい下に入る。

あべさんは・・・・・・・・・・・・・座ってビール飲んでいらっしゃいますた。

どうやら、誰かが釣ったら、釣り始めるって感じで、傍観決め込む気配むんむんだ。

実にあべさんらしい選択で、思わずうっとりしてしまった。

30分・・・・・一時間と経ち、見渡す限り、誰一人として掛からん!

ここは一発!!と、テトラの上にオトリを移動させる。

テトラの向かい側には、ブルーシートが、まるでハーロックのマントのように、

うわんうわんと水中でたなびいている。

そんなのに引っ掛けたら一発終了なので、手前っ側を慎重に移動。

テトラの最上流部を抜け、オトリを沈めると・・・・・・・・・・・・・

ぶりぶりぶり・・・・・・・・・

おや??

なぁ〜〜〜〜んか、追われている感じがするねぇ♪

っつー事で、もう一回オトリをぶっこんでやる!!!

と、竿を倒しこんだ瞬間!

ごふっ・・・・・・・・・・・

うを!!・・・・・・やっちまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

思った以上、下に流されていたオトリちゃん。

ブルーシートまでは行かなかったが、見事、テトラの下に引っかかってしまった!

しかも、向こうっ側・・・・・・・・・

こぉ〜〜〜れは困った。

引っ張ったところで外れるものでもなく、

ためしに、テトラまで行けるかな?と、うりゃっと入ってみたが、

これがまた、えらくひゃっこい。

増水のおかげで、水深もあり、そのまま入ると、肩位までありそうなので、

一時退却し、ベスト、タモ、ベルトなどなど、装備品すべてを外し、

釣りをしないで『見』決め込んでたあべさんに、

「これ持ってて♪」

と、竿を手渡すと、

「泳ぐの?」

「泳ぎたくはない・・・・・・・」

ごっつ風邪ひきさんのオレサマ・・・・・・・・

こんな水温低い日に、泳ぎたい訳がない。

が、ここでオトリを無くすのもいやなので、一大決心!

運がよければ、泳がずに行けるのでは??

ってことで、入水。

腰まで入ったところで、予想を裏切らず、このまま行くと、肩まで入るだろうな・・・・

って感じなので、なんとなぁ〜〜〜〜〜く、届きそうかな?

ってとこまで入り、水面に、頭だけひょっこり出したテトラに向かって

でぇぇぇぇいっ!!!!!

と、大(?)ジャンプ!

半分水に浸かった状態だったが、これまた大成功♪

タイツ分だけ濡れたくらいかな?で、テトラに飛び移る事ができた。

でも、ここからが本番。

極細新素材系ラインを辿り、

「どこに引っかかったのかなぁ〜〜〜〜〜〜?」

と探ってみる・・・・・・・・・・・・・

「おお!こりゃぁ、テトラの底の方だねぇ・・・・・」

オレサマの仕掛けは、鼻カン仕掛けとの結合部から、約2Mの所に一箇所、

目印を付けてあるのだが、それがまた、テトラの上にしゃがんだオレサマの

目の前にありやがる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こりゃまたふけぇ所に引っかかったもんだ・・・・・・

どうやっても手がとどかねぇし、こんな体調で、潜る気になどなりもしねぇ。

こうなりゃ、運次第だな♪

ってことで、ラインを持って、

「えいっ♪」

と引っ張る

『ぷちっ♪』

スバラシイ感触だ。

水中糸、切っちゃった。

オトリを無くしたのもイタイのだが、糸を切っちまったのも、なかなかイタイ。

鮎用の糸は、激しく高価(高いものだと、12m¥6,000-もする)なので、

ライン切れなんてしちゃうと、結構、キクのだ。

こんなに苦労してテトラに渡ったのに・・・・・・・・・・・・

あべさんの「そりゃ切れるでしょ――――まったく・・・・・」

との言葉に意気消沈しながらも、切れたもんはぁしゃーねぇや♪と

気持ちを切り替え、さて戻ろうか、と、振り向いた瞬間

「そうか・・・・ここもう一回渡るんだった・・・・・」

渡ったのは良いけど、戻る事を考えてなかった。

来るときは、徐々に深くなる所を、ぎりぎりまで入ってから飛び移ったので、

さほど、濡れはしなかったが、今度はその逆。

テトラからは、即ディープエリアに突入する事になるってことを、考えてなかった・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

ど――――すっかなぁ・・・・・・・・

ちょっと考えたのだが、上に行っても、下に行っても水深が変わらんようなので、

ま、何とかなるでしょう♪

と、助走無し(つーか、出来ない)の状態から一気にジャンプ!

どっぽん♪

泳いだ・・・・・・・・・・・・

のぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

いつもの事っちゃぁ、いつもの事なのだが、毎年毎年、懲りずに泳いでるな。

まるで、狙っているかのごとく、鮎釣りに行くと、年一回は、深みに落ちるか、

激流に足を取られて流される泳いでる。

だけどねぇ・・・・・今年、っつーか、この、

げろ吐きそうなくらい

風邪ひいている時には、是非とも、泳がないでいたいと、心から願っていたのに・・・・・・

やはり、こうなる運命だったようですな、今年も。

その一部始終を見ていたあべさんには、気持ちよく笑っていただきました。

で、もうずぶ濡れになったオレサマ。

着替えを持って来てはいたのだが、一着のみ。

鮎釣りで、服をぬらさず一日を乗り切る自信の無いオレサマでも、

まさか、こんなに早くずぶ濡れになるとは思っていなかった。

まだまだ序盤、このあともまた濡らす可能性がある以上、

ここで着替えていいものか、ヒッジョ〜〜〜〜〜〜〜に迷ったのだが、

たまぁ〜〜〜〜に日が射す事があるものの、今日の天気は曇りベース。

このまま干してみても、到底乾きそうに無いし、

これ以上風邪を悪化させるわけにも行かないので、シブシブ着替える。

そんで持って、もういいやぁ・・・・って位濡れ、しかも、回りを含めて、一匹も上がっていない

こんなくされポイント

で、これ以上ねばる気などなくなり、頃合を見て移動!

この時点でまだ十時半くらい。

今度は、一気に上流へ!!

川を見つつ、よさげなポイントを物色しながら、瀬見温泉を抜けさらに上流へ。

何処もかしこも、あがっていない様子で、川に入っている釣り人自体が少ない。

こういうとき、人間てなぁ、考える事は同じようで、中途半端なスピードで走る

釣り人の乗った車と、何台もすれ違う。

つーことは、だ、何処も、芳しくないってことだな。

そこで、以前、問屋時代、大会をやったポイントあたりが、意外と良いのでは?

ってことで、そこへ向かう事にした。

いや〜〜〜〜〜、ここに行くのが大変だった。

道一本間違えた事に気づかず、調子くれてダートを走っていたら、

危なく川へ転落しそうになっちまった。

で、Uターン決められる所まで、一気にバック。

これがまた、荷物満載で、室内からは後ろが全く見えない状態だったので大変だった。

で、正解の道に入り、どう見ても、今年誰も入ってないんでないかい?

な道を、がんがん進む。

一瞬、道が草に隠れて見えなくなり、ちょっと焦ったが、無事ポイントに到着。

だ〜〜〜〜れも入ってないっす。

これはラッキー―――――!!

って事で、早速、オトリカンを沈め、準備準備♪

今度は、メタルラインの仕掛を使うのだ!!!!

どうもオレサマ、このメタルラインでの釣りが一番相性がよいらしく、

どんな深場、激流でも、例え、水中糸が水中に浸からないほど浅いく、

使っている意味がまるっきり無いポイントでもメタルラインなのだ。

ちなみに、ちばさんは、ここ数年、もっぱらフロロ。

あべさんは、オレサマが作った(←今年はね)、ナイロンの仕掛を使っている。

このポイント。

入って正面は、対岸が流芯で、水深が膝上くらい。

手前側が、チャラ〜平瀬って感じで、その上下に、チョッとした瀬が入っている状態。

さらに上手に、ややトロ場っぽい所があり、比較的水温が上昇し易い、

こういう曇りがちの天気には、もってこいのポイントなのだ。

開始早々、前のポイントでは、一回も竿を出していなかったあべさんが、速攻で一匹釣上げた。

しかし、オレサマは下手にいたため、全く気がつかなかった。

つーか、オレサマ、オトリはあと一匹しかいないので、マジモード全開。

もう、回りを気にする余裕なし!

ちょっとした弛み、流芯脇の、瀬の寄れたあたりなど、状況さえ良ければ、一発で掛かるような

いかにも!!!な、ポイントをじっくり攻めつづける・・・・・・

じっくり・・・・・・・・・・・・・

じっくり・・・・・・・・・・・・・

じっくり・・・・・・・・・・・・・

じっくり・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜たくかかりません♪

どぉ〜〜〜〜〜こにいるんでしょ〜〜〜〜〜ねぇ、鮎は。

って聞きたくなるくらい、全く掛からん。

時間を見ると、ちょうど昼くらいだったので、一旦切り上げ、

中途半端に寒い中、クーラーの中でしっかり冷え切った昼食を喰う事にした。

気が付くと、オレさま達の他にも、数組みこのポイントに入ってきていた。

飯を食いながら、その方々を見ていたのだが、一向に竿が曲がらない様子。

たまたま、そのとき入ってきた人と話をした所、やはり釣れないのは此処だけではなく、

どのポイントでも、一区画(一人ではない)で、いいとこ五〜六匹あがるくらいで、

全く持って、調子が悪いとの事。

これは困った・・・・・・・・・・・・

ここ数年、鮎釣りに来て、『ゼロ』で帰った事が無いオレサマ。

いくら状況が悪いからといって、えらく体調悪いのをおしてきた以上、

ここで、ボウズ決め込む気にはなれない。

つーか、釣るまでかえらねぇ!

って感じになってきた。

ここで一考。(←えてして、ろくな結果にはならない)

この小国川には、白川という支流があり、そこでも鮎がつれる。

底石が、小国側よりも大きめな物が多く、大水が出ても、それほど荒れないのは良いのだが、

河原が少なく、川幅も狭い為、長竿を振るのはちとつらい。

河原も、そのほとんどが草ボーボーなのでそれほど人が入らない。

特に、こんな釣れない解禁日ともなれば、支流に目を向けるやつぁまず居ないだろう!

それに、ちばさん情報によれば、いくぶん水温が高い(ツーか安定している)

って事らしいので、一発勝負で白川に行こう!!ってことになった。

で、ポイント選び、と、なるわけだが、前述したとおり、この川は非常に釣りにくいため、

これがなかなか難しい。

しっか〜〜〜〜〜し!

つるとなったら、後先考えず、どこまでも突き進むオレサマ。

ちゃっかりヒミツのポイントをこの白川でも持っているのだ♪

で、そこへ直行!

未舗装の道をがんがん進み、荷物が暴れるのをちょいと気にしながらも到着。

ここに来るのは二年ぶりなので、ポイントのチェックチェック。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

すっかり川の形変わってますた。

でも、なかなかいい感じに石が残っており、充分釣りになるくらいの水量がある。

(ま、これだけ雨降って、渇水だったら目も当てられんが)

ここは例によって、河原が無いので、土手の上でおとりを分け、

オレサマが上手、あべさんがその下。

ちばさんは、さらに下に入る事にした。

水量があるにもかかわらず、ぼちぼち水深のあるところでも、底が見えるほど

水質はクリア。

まずはセオリーどおり手前から釣っていく・・・・・・・・・

とは言っても、オレサマが入ったところは、水辺まで、2mほどの落差があるので、

手前から釣る場合、土手の上からの釣りになってしまう。

「う〜〜〜ん・・・目印が見えん!」

非常に釣りづらい。

たま〜〜〜〜に、オトリが怪しい動きをするので、これはいけるか??

と、しばらく粘ったが、掛かる様子が無いので川っぺりまで降りる。

適当に泳がせながら、ふ、と、水中を見ると

すささっっと、約一年ぶりに見る魚の形をした魚影が横切る・・・・・・・・・

「おお!居るじゃん・・・・なんでかからんのだ??」

たぶん、悪天候続きで水垢が付かず、はっきりとした縄張りを持っていないため、

おいっけが、非常に少ないのだろう。

「こんなこったら、チラシ鈎もって来ればよかった・・・・・」

こういうときは、掛け鈎部分の長いチラシが有効なのだ。

しかし、今回はいくら天候がわりいっつっても解禁日なので、いらんだろう。

っと、勝手に思い込み、もってきてなかったのだ。

こうなったら、もう、オトリ潰れてもかまわねぇやぁ♪

って事で、がばがば川の中に突入。

「おお!つ、つめてぇ!!!!」

小国より冷たかった。

これじゃぁ、おわねぇよなぁ・・・・・・・

と思いながらも、ぐりぐりオトリを引きずりまわす。

対岸に渡り、徐々に上流へと進む・・・・・・・・・

チャラから流芯、またチャラ・・・・・・・

川を横切るようにオトリを動かし、上流部にある、結構キツメの瀬に突入。

いいかげん引きずりまわしたオトリなので、はいらねぇかな??

と思いつつも、無理矢理ぶっこむ。

案の定、水勢におされ、すっかり浮かされちまい、水面をぱんぱんぱんぱん叩きまくる。

これではイカン。

と、瀬脇の、ちょっと流れのゆるい所に遊動。

逝っちゃったかなぁ〜〜〜〜とも思ったが、このオトリ、意外とスタミナがあるようで、

ちょっと流れがゆるくなっただけで、がんがん潜っていった。

(実は、この養殖鮎ってヤツ。

 よく、およがねぇとか、掛かりが悪いって言われるが、それは使い方次第。

 なにより、野鮎よりもはるかに体力があり、ヨタっても、回復が早いのだ。

 だから、オレサマは、たとえ爆釣していても、最後の最後まで、

 逃がさないで取って置くのだ。)

で、ゆっくり上流に引きずった所で

『びびびびびびびびびびびびび』

「ん?」

『ぶごごごごごごごごごごごご』

「おお?!掛かった!!!!」

きましたきました!待望の一発目!!

これはオトリチェンジの好機!!

変に弱らせる前に、一気に抜いちゃえ!と竿を立てたら

『すぽっ♪』

「あれ?」

簡単に抜けてきてしまった。

すかザず、今年、1.5mm目(高かった)に張替えたばかりの39cmの、出所怪しいタモで

すぱっと一発キャッチ。

あまりにあっけなかったので、一瞬「ハヤか?」とも思ったが、

これまた15cmちょいってとこのちっこい鮎さんですた。

うむむ・・・・・・

オトリになるかな???

と思いつつも、いいかげん引きずりまわした養殖よかましだろう・・・・・

って事で、交換。

「よっしゃ、もう一本!!」

と、今さっき捕ったポイントへ遊動。

こういう全く掛からんときは、一本でもあがれば、そこが好ポイント。

ほかにも付いている可能性が高い。

釣りキチ三平読んで、予習しまくったから、間違いねぇ。

いい所に差し掛かったところで、オトリを沈め・・・・・・・・・・・

「し・・・・しずまねぇ・・・・」

沈むどころか、水面ぱんぱん。

一気に流されていきやがる。

「こ・・・これは使い物にならん!!!!」

と、一旦回収。

養殖物特有のフィジカル面の強さに賭け、オトリを交換。

これがまた、泳ぐ泳ぐ。

流芯は、ちときびしいようだが、瀬脇のやや流れのゆるい所には、するっと入っていった。

と!

『びびびびびびびびびびびびび』

(↑小さいからこう表現♪でかいときは『ごごごごごごご』なのだ)

「おお!また掛かった!!」

今度も、『すかっ』と簡単に抜けてきた。

その時ちょうど、ちばさん、あべさんともあがってきて、正面で見ており、

目の前で綺麗に抜き上げる形となってしまった。

ちょっとはずかしかったっス。

まだ釣れそうな感じはあったのだが、今度釣れたのもちっこくて、オトリにならず、

養殖物も、さんざん引きずった挙句、小さいとはいえ二匹も掛けたのでグロッキー。

時間も三時近くなっていた事もあり、ここで切り上げ、帰る事となった。

帰り道。

運転代わってくれるとは言われたのだが、オレサマの車、保険が限定掛かりまくりなので、

万が一を考えると、非常にまずい為、オレサマが運転して帰る事に。

中山平を越え、鳴子を過ぎ川渡まで来た所で、きゅうに眠気が襲ってきた。

体調不備な上、薬も飲み、さらに寝不足気味のオレサマ。

このままでは、間違いなく天国旅行に行ってしまうので、道の駅により仮眠。

2〜30分ほど寝たらすっかり回復したので、アイス最中を買って再出発。

微妙に混んでいる下道をひた走り、午後五時頃、ちば邸到着。

模型屋産の駐車場をちょっとだけお借りし、荷物を降ろし、

「ま、こんな日もあるでしょう♪次回に期待!だね」って事で、

それぞれ自宅へと帰っていったのであった。

いやいや、なかなか散々な釣行でした。

結局、今回の釣果は

ちばさん  0

あべさん  1

オレサマ  2

で終了。

つーか、このメンツで行って、がっちり釣った事ねぇような気がするんですけど・・・・

でも、面白いからOK♪

なのだ。

来年の解禁も、平日なので、またこのメンツで行くような予感がぎゅんぎゅんしてますな♪

久々に、今回の教訓!

・釣りに行くときは体調を万全に!!!

・風邪をひいている時は、泳がない!!!

いじょう!!

次の釣行記も、たぶん鮎釣りだな、こりゃ。



at 2004 01/20
2004!初釣りっす!!
いやいや・・・・・・・・例によって、一身上の都合により、

一切餅という物を喰わない正月を過ごし、

これまた例によって、棚卸なんつーものもあったりして、

その後すぐ、二日から営業開始。

ここ数年、正月休みなんてのはナシのオレサマ。

ま、いずれにせよ、弱小釣具屋にとって、冬場など、開店休業もいいとこなので、

休んでいるのと、何ら変わり無いのだが・・・・・くっ(/_く。)

んでもって、どんと祭では、甘酒売りのおいちゃんに変身し、

訳のわからんところ筋肉痛になりつつも、正月行事も一段落。

ちゅーことで、1/20!

今年の初釣りに行ってきました♪

前前日。

夜、PCの前に居座り、友人から戴いた、オレサマの私見だが、

これは間違い無く、ガンダ○至上最高傑作といっても過言ではない、

機動武○伝Gガ○ダム 全49話

を、堪能しているところで、YASS君から電話がきた。

『釣り行ってたっすか?』

「行ってね――――――」

『俺、もう根魚スイッチ切れたっス』

「俺も、なんか最近切れかけてんだよなぁ・・・・・」

『苦労して地磯行って釣れないっすよ?

 これからは、ワカサギっす!!』

「おれ、明日行ってこようかと思ってんだけどな」

『この前行ってきたっすけど、Mダム爆釣っすよ!』

「ほう・・・・・・・・・・???』

コイツがこんなこと言うときは、たいてい・・・・・・・・・・

「で、どこはいったんだ?」

『・・・・で、・・・・の次の・・・・右に入ったとこッす』

「ああ、、そこを・・・・て、・・・たとこか。で、釣れなかったんだろ?」

『一匹も釣れなかったっす。さいきんだめみたいですね。』

「Kダムは釣れてるようだけどな。」

などと、冬、ゲキアツに萌え燃えるフィッシング!

ワカサギ談義+よくわからない会話に花を咲かせていたのだが、

どうも、いつもの所は芳しくないらしい。

今月半ばくらいまでは、結構三桁釣りができたそうなのだが、

後半に入ってからは、どうも調子が悪いらしく、

いつもなら、どこから涌いて来るのか判らん位いる、

ワカサギおんつぁん達も、めっきり少なくなっているそうだ。

そんなこんな、必要以上に長話をし、電話を切ると、すでに11時過ぎ。

うむむ・・・・・・行くのやめよっかなぁ・・・・・・

とも思ったが、比較的、日中〜夕マヅメが良いらしいので、

天気と相談して決めることに。

前日。

本来なら、今日が今年初釣り実行記念日?になる予定だったのだが、

起きた時点で 雪!

やめやめやめ。

ちょっと、状態回復を待っては見たのだが、

昼前には、ミゾレかなぁ〜〜〜〜〜?

って状態になったので、ヨワゾウのオレサマは釣り中止!

昼ころ、たまたま遊びに来られた友人と、今、何かと話題の生物の、

危険部位とされる、仙台名物を食いに行き、

(おごっていただきました。ごちそうさまでした( ̄人 ̄)♪ )

この日はこれでイベント終了。

初釣りは翌日に持ち越しとなった。

で、当日。

今日はとってもいい天気。

朝こっぱから行こうかとも思ったが、凍っているのが嫌なのと、

夜のうちに準備をしてなかったのこともあって、

なんだかんだで出発は午前11時頃。

向かうは、玉砕覚悟のMダム!

昨シーズンも二回ほど通った、なかなかお気に入りのポイントだ。

今年は残念ながらっつーか、幸いっつーか、仙台近郊は雪が少なく、

どうやら、氷が薄くしか張っていないらしく、そのせいもあってか、

オレサマの向かうポイントは人が少ないらしい。

(要は、氷のせいで、釣りができる場所が限られてしまう。

 乗れればそれに越した事は無いのだが・・・・県内は何かとな・・・・)

途中、慢性的な渋滞にどっぷりはまり、それで無くとも、出発おせーのに、

現着が、予定していた時間より、とっても遅くなってしまった。

うむむ・・・・・もうすぐ「いいとも」始まっちゃうよ。

駐車スペースに車を突っ込むと、時間が遅いせいもあるだろうが、

他の車は一台も止まっておらず、

おやおやぁ??こりゃもう貸し切りかい♪な感じ。

車を一等地に停め、一旦ポイントの確認。

中途半端に解けてぐちゃぐちゃになった地面をほほいとすり抜け、

一通り、めぼしいポイントをチェ〜〜〜〜〜〜ック!

朝方数人入ったであろう痕はあったが、この時間で一人も居ないとなると・・・・

・・・・・・・・・・・・・・釣れなかったんだな・・・・・・・・・・・・・

それに、あまりにも天気がよすぎてなぁ・・・・・・・・・・

オレサマの敬虔だと、あまり天気が良いとつれないつー感じが・・・・・・

なんとなく、さみっしい予感がぶいぶい言ってるな。

しかし、そんな事ごときで諦めるオレサマではないので、

車に戻り、さくさく準備をして釣り座を構える。

氷に乗るのは、自ら死地へ赴くだけなので、

先行者と、自然の力が、オレサマの為にあけてくださった、

数個の穴ぼこをフルに活用させていただく。

今回は岸からの釣りなので、竿が長い・・・・・・・・・

一本は、オレサマが、過去、N○Kの釣り特番にさらりと出演る為、

強制的(スポンサーがらみで)に買わされたRYOBIの渓流竿

渓心竿(ズームのタイプ)のちょっといい奴6.1m!(古っ!)

と、

オレサマ愛用の、NFTエアノス新堤33m(これまた古っ!!)

チタノス落とし込み(これも古い・・・・・)にPE1号50M

(シマノ、つか、NFTの、古い落とし込みセットだな、こりゃ)

を使用する。

両方とも、昨シーズンのしょっぱな(つか、去年の初釣りか?)

に、使ったものと同じなのだが、

このエアノス新提(と、言うより、落とし込み竿)が、絶妙なのだ。

落とし込み竿つーのは、もともとそういう構造なのだが、

胴がしっかりしているので、合わせ易く、操作もラクラク。

そのくせ、穂先がソリッドなので、非常に食い込みが良く、

アタリも明確で、しかもバレ難い!

という、素晴らしい機能を、

まさか、ワカサギ釣りで、これほど発揮するとは、思いもよらなんだ。

仕掛けは、袖の2号と狐2.5号の7本鈎を使用。

渓流竿のほうは、仕掛を5.4mに、長さをあわせてセット。

それを、今回は、オレサマが小学生の頃から使い続けている、

ワンポールタイプの竿掛けにかけ、釣り開始である!!

まずは、ちょっと短い落とし込み竿を近い穴に、

で、渓流竿を、ちょい遠目の穴に入れ、じっくり待つ。

これがまた、なかなかコントロールが必要なのだが、

オレサマは、困った事に、狭い穴にすぱっと挿入れるのは、

とっても得意

なので、何ら問題ない。

で、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・待つ・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・待つ・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ぐぁぁぁぁぁぁ!!!!

アタリがねぇ!!!!

ワカサギ釣りなんてぇのは、所詮、ひたすら回遊を、

待って

待って

待ちつづけるしかない釣りなのだが、

これがまた、早めにあたらないと、とってもヒマを持て余す釣りなのだ。

誘いを掛けたり、棚を変えながら、まだかまだかとアタリを待つものの・・・・・・

ぜんっぜんあたらねぇ!!

しかもこの釣り。

穴の位置が、ほんの1mずれただけでも、全く釣果が違うと言う、厄介な釣り。

特に、穴つりと違い、自由にポイントを選べねぇこんな状態では、

ほとんど運任せになってしまうのがとってもエクセレント。

このままでは埒があかんので、渓流竿をその場に残し、

落とし込み竿を持って、他に数箇所、開いている穴を、こまめに探る。

・・・・・・・・・・・・・・・・・いねぇ・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここもいねぇ・・・・・・・・・・・・・・・・

のわ!ここもダメぇぇぇ・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・根がかった・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ぬをををををををををを!!!!!

なんだ?

この生命感の無さ具合わぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

これだけまわりゃ、一回くらいあたっても良い物を・・・・・・

何でですか?

なんか悪い事したか??

攻め方な何か間違ってるか???

うむむ・・・・・すでに一時をまわっとる。

これではイカン。

ちょっと一旦、どっしり構えて対抗策を練ろう。

つー事で、元の釣座に戻り、エサを付け替え、渓流竿の入った穴にぶち込む・・・・・

しばらく悩み、煙草を一服・・・・・・と!

『くくんっ!』

置きっぱにしていた渓流竿にアタリが!!!

ぐををををををぉぉぉぉぉぉ!!!

きた!きました!!

棚を変えないように、竿を持ち、軽く誘いを掛けてから

『すっ・・・』,/b>

とあわせる!

ぶぶん!

おお、のったのった♪

いっきに上げると口切れを起こすので、ゆっくりと引き上げる。

おお!待望の・・・・・・・・・・・・・・・一匹・・・・・・・・・・・・しか付いてねぇ・・・・・・

しかし、これが起爆剤となる可能性大!!!

さっさと鈎を外し、再投入!

軽く誘いを掛け、次のアタリを待つ!

待つ・・・・・・・・・・・・・

待つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

待つ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<(゜ロ゜;)>ノォオオオオオ!!

一匹で終わりかい!!!!!

良くある事だ。

なぜか知らんが、通常群れでまわっとる筈のワカサギちゃんなのだが、

たま〜〜〜〜に、はぐれ者なのかなんなのか、一匹だけ釣れる事が、

極々あたりまえのようにある。

今回もそれだったようだ。

しかし、これでデコる事はなくなった。

しかも本命!!!

(外道で、ヨシノボリや、ヤマメ、ニジなどがたまに釣れる)

ちょっとやる気が出てきたぞぉぉぉぉぉぉぉ♪

つー事で、またも渓流竿を残し、そこら中を回りまくる。

いつ、どこで、いきなりスイッチが入るかわからんので、

即移動できるように、ジャマなものはまとめておいた!

来るなら来い!!

っとばかり、徹底的に探る・・・・・・・・・・・・・・が・・・・・・・・・・・・・・・

釣れないものは、釣れません♪

気分転換でもしようっつー事で、一旦竿を置き、

このポイントの先にある流れ込み付近へお散歩♪

うむ!

今年は、去年よか水量が多い!!!

つか、一昨々年と同じくらいかな?

てー事は、CO2や、YASS君と、ワカサギに大ハマリした年と同じだ。

決して状況は悪くないはずなのだが・・・・・・・・・

やっぱ、もう少し寒くなるか、雪がっちり降らんとダメポ・・・・・

一部、浅場では何とか乗れそうなくらいの氷が張っているが、

そんなとこ乗ってもしょうがないし、危険度MAXなのは確定。

しばらくウロウロした後、釣り座へ戻る。

置きっぱの仕掛けには、やはり、何も掛かっていない。

(もしかしたら、ほっときすぎて、掛かったのも逃げたのかも知れんが)

来る途中、買っておいた、ぬっるー――い紅茶をのみつつ、

まったり♪

としていると、わかさぎおんつぁん登場!

おお!本日初釣り人遭遇だ。

「釣れますか」と、お決まりの会話。

「一匹だけです」と、答えると、

「ほかの所もつれて無いですねぇ・・・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・他で爆釣!なんていわれたら、激へこむとこだったが、

ちょっと安心しつつ、それでも「やっぱりな・・・・」とへこむ。

そのおんつぁん、なんぼか釣はしてたのだが、あまりの釣れなさ加減に、

やってられなくなったのか、さっさと帰って行った。

またひとぉ〜〜〜〜〜〜りぼっちの釣りだぁねぇ・・・・・

しばらくして、突然メールが入る。

「不在着信のお知らせ??」

番号は県外。なんだこりゃ?と掛けなおしてみる。

アライトラベルです♪』

おお・・・・・・・CO2(しかも、たぶん兄)だ。

「なかのと申しますが・・・・・」

と、CO2を呼び出す。

『今どこにいたんすか?』

「M」

『どーりで繋がんねーと思った・・・・・・・

 で、釣れたっすか??』

「・・・・・・・・・一匹」

『あ――――――やっぱり。

 YASS君達なんて、この間、4人がかりでだったらしいよ?』

「まじで?」

『だから、一匹でもつれた分マシですね』

「あんまりうれしくねぇな・・・・・・・・・」

なんだ、YASS君。

とってもステキな釣果じゃねーか。

オジサン安心しちゃったよ。

あまりにヒマだったので、いろいろ話したのだが、電波が悪いっつーこともあって、

『まぁ、夕マヅメあたりでスイッチはいること多いから』

「そのつもりで、今我慢してんだけどな、

 まわりに誰も居らんからすっげーせつねぇ・・・・・」

『そりゃそうだ、ま、がんばってください』

って事で、業務連絡?完了。

現在午後三時半。

後もうちょいだな。

つー事で、気合を入れなおし、釣り再開。

こうなると、もう後は我慢大会みたいなもんで、とにかく、

考えられる事を、片っ端から試す。

ぼっきれ持ってきて、穴あけ直し、ポイント拡張。

竿を一本にし、仕掛を連結!14本鈎で広範囲攻め!!

撒き餌を持ってこなかったのがちょっと痛いが、

とにかく、なんでもかんでもやりまくる!

と、またもワカサギおんつぁん弐号登場!

またおんなじこと聞かれたが、そのおんつぁん、朝一此処に入ったようで、

その時はかましたそうな。

つー事は、もしかして、オレサマの釣果(一匹)ずば抜けてる??

なんて思ったが、あまり威張れる事ではない。

沢をはさみ、そのおんつぁんが釣り座を構えたため、移動範囲が狭くなったが、

相変らずオレサマはアクティブに釣り場を動き回る。

とにかく、手当たり次第に穴をまわり、底から水面近くまで探りまくる。

沸き水のおかげさまで開いている穴に仕掛をぶっ込んだ瞬間!!

ごんごんごっごぁ〜〜〜〜ん!!!

ぬををををぉぉぉぉ!!!

喰ったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

しかも、こりゃ一匹じゃねぇぞ?

軽くためてから『すっ』っと合わせ、にゅるりと穴から抜き上げる!

おお!四匹ついとる!!

あ!一匹落ちた!!

ぐはぁ・・・・・・・・

一匹とは言え、ここで落とすのはイテェ!

穴までの距離がちょっと遠い為、縁に引っかかっちまうのだ。

しかし、残りの三つはきっちりき――――ぷ!!

こ〜〜〜れはもしかして・・・・・・・

もしかして!!!

ワカサギフェ〜スティバァ〜〜〜ル開始ですかぁ????

釣上げたワカサギ三匹をにぎったまま、速攻で仕掛を投入!

来い!来い!!来い!!!

指を『パチンッ!』と鳴らし、

でろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

わかさぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!

と、心の中で叫ぶ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あれ?

こないよ??

????????

<(゜ロ゜;)>ノォオオオオオ!!

また喰らった!!!

なぁぁぁぜだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

くそう・・・・

いつもなら心の中の深〜〜〜く澱んだ所から、

『坊やだからさ・・・・・』と突っ込まれそうな所を

『素人めぇ!

 間合いが甘いわぁぁぁぁぁ!!!』

との罵声にすっかり消されちまった。

し・・・ししょぉぉぉぉぉぉぉ!!

なにがなんだかさっぱりわかりませぇぇぇぇん!!!

つー感じで、すっかり集中力切れちまいました。

また、もとの釣座に戻り、外れたエサを付け直し、ちょっと休憩。

今のオレサマには明鏡止水の心構えが必要なのだ・・・・・・・

そんなところで、今度はお客さんからメールがきた。

『つれましたか?

 何時頃お帰りでしょうか』

時計を見ると、四時半を回った所。

『釣れないっす(/_く。)

 5時にはあがります』

と返信し、そろそろ潮時だな・・・・と、まわりを片付け始める。

その後、2度ほど連続してアタリがあったが、いずれも単発。

一発は捕ったが、2発目は空振り。

しかも、捕った一匹も、再投入のまでの間、足元に置いといたら、

するりと氷のワレメちゃんから脱出!

ぐはぁ!

もう散々です。

で、丁度五時、いいかげん暗くなり、まともに釣りができない状態になったので、

薄暗い中、ちょっと苦労しつつも、さくさく道具を片付ける。

ホントは、ここからがおいしい時間帯なのだが、お客さんも来る事だし、

照明器具を持ってこなかったのでしょうがない。

荷物をまとめ、車に積み込み、さくっと着替え、午後五時半、本日の釣り終了。

なんだかなぁ・・・・・・・・・・・

帰り道は思ったほど込んでおらず、六時頃には帰宅。

なんだか、とっともセツナイ初釣りになっちまいました。

結局、本日の釣果は・・・・・・・・・・・・

ワカサギちゃん4匹

(バラシ1の、逃がし1あり)

(;´д`)トホホな結果に終わってしまった。

しょうがねぇなぁ。

つー事で、来週、オレサマストライクバック!!!

なので、次の釣行記もワカサギになりそうな予感っす。

次は!次こそは!!

三桁行けばいいなぁ♪

乞う!ご期待!!