at 2002 08/20
一挙2話掲載(?) 長すぎだ、こいつは・・・・
at 2002 08/20
あいも変わらず、更新サボってますな♪こんなんでいいのだろうか・・・
でも、今回、サボってたぶん、かなり長いです。
長く繋いでいるとお金が掛かっちゃうかたは、
一度落としてから、オフラインでご覧になることをおすすめいたします。
今年はとにかくアツイ!
よく涼しいと言われる東北。デモね、住んでる人には十分暑いんですな、これが。
昨年涼しかったせいもあるけど、そんなはなし
『うそだろ?』ってくらいアツイですな。
その上、先月末あたりは、何かと忙しく、てんやわんやの睡眠不足でした。
そんなこんなで、釣りには行ったけど、釣行記書く気に中々なれなかったんだな。
途中、ちょこっと右手が使えなかったしな。(とにかく言い訳♪)
ま、それは置いといて・・・・・
季節は夏・・・・夏と言えば『鮎』!
特に東北は実質二ヶ月ほどしか猶予を与えられないと言う
恐ろしいほど、実にコストパフォーマンスの悪い釣り。
そんなものにハマった日にゃぁ、
女房を質に入れにゃぁやって行けん
と言い切ってしまえるな。(オレサマは独身だけど)
でも、毎年行っちまうんだよなぁ・・・・・・
で、前回に引き続き、今回の釣行記も『鮎』です。
しかも二回行っているにもかかわらず、UPしてなかったんだなぁ〜♪
今年、全国的に天然物が多いとウワサされるようですが、
仙台では、七月の、例の台風のおかげさまで、それ以降まったく持って不調。
つーか、もともと近場でやる気皆無だから、気にもしなかった。
(出だしは行く予定だったんだけど・・・・)
で、第二回鮎釣行は、7/25。前回行ったトコと同じく『寒河江川』
毎年この週あたりはいい思いをしているのだ。
台風後、上流のダムが放水しつづけており、にごり気味とのウワサ。
個人的に好きなこともあり、それでも行ってきました。
前日。
友人のお手伝いを、日付変わるくらいまでした後帰宅。
朝早く起きよ――――― \( -_-)
お―――――――――― ( -_-)/゛
と、力無く決意するも、やはり寝坊。
朝七時過ぎに出発。こんな時間に出たら、そりゃあもう渋滞にはまるはまる。
朝早けりゃあ、一時間ちょっとで付くポイントも、この時間に出ちゃうと、
二時間はかかっちまうんだね。いい勉強になりました。
結局、おとりを買い、釣り場に入ったときには9時半。
意外なことに、先行する釣り人ナッシング。
これはラッキー!!はいいんだけど・・・・・
遅くなった分、ほどよく『激暑』具合が加速してました・・・・
そう、山形は、とにかく『暑い』のだ。
35・36℃はあたりまえ
下手すると、40℃を超える殺人的な猛暑の才能をもった土地なのだ。
しかもそれは、人為的なものなど要さず、ナチュラルにでやがる。
鮎釣りツーのは、それでなくても隠れる場所の少ない『河』の釣り。
普通はあまり肌を露出しない格好でするのが好ましいのだ。
ふつうはな。
そこはオレサマ。
『やっぱ夏って行ったら日やけだべぇ♪』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タンクトップにベスト着てやっちゃった♪
いやぁ・・・・・・日差しが刺さるようだったねぇ・・・・・・・・
てめぇ、喧嘩うってんのか?ってくらい痛かったぞ。
まあそれは置いといて。
おとりカンを沈め、戦闘服にチェンジ!
十年前に作ったオーダータイツを、今回も着れた事に感動しつつ
すべての特殊装備を身に付け、武器もセットアップ完了!
まずはお約束。鮎を釣るのは手前から!
ってことで、おとりをセットし、軽く泳がせながらも、自分は川原にあがる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・暑くてやってられん・・・・・・・・・・・・・
ってことで、最前線に一気に踏み込む!
水量は多めで、結構濁っているのだが、そんなことは気にしない。
まずはチャラ瀬のアヤシイポイントを1個1個探っていく・・・・・・・・ 『どん!』
「きたきたきたあぁぁぁ・・・・・・・・あれ?」
あたったのに掛からん・・・・・・・・・・・・
やっぱりチャラはちっこいのかな?
っと思い、今度はやや水深のあるところを攻める。
しばらぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く攻める。
約三十分経過したところで
「ごがん!」
と一発大当たり♪
「きましたきました♪」
本日一発目のまともなヤツをゲット! 型は16〜7ってトコだが、おとりには十分!
早速交換。
にたようなポイントを攻めまくる!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三十分経過・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「きた!」けど
ぷるんって何???
って感じで、これまたちっこい
「カタクチイワシ」サイズゲット・・・・・
おとりにも何にもなりゃしない。
で、これを繰り返すこと数回。
まともなの 3
カタクチサイズ(ワカサギサイズ含む) 4 (リリース?したのもあり)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
何なんだこれは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
解禁直後ならいざ知らず、すでに一ヶ月近く過ぎたところでこんなんかい!
ってとこで、いったん休憩。
車に戻り、水分補給。こんな暑い日はしっかり取らんとやばいのさ。
で、改めて河を見る・・・・・・・・・・・・
そこで一つの仮説がピキーンとひらめいた。
解禁は好調
↓ その後、数は取れるがコマイ
↓ 台風による、必要以上の増水
↓ 濁る
↓ ダム満水
↓ ダム放水
↓ 濁る
↓ いくら天気よくても日光が届かず「エサ」である『珪藻類』が萌えねぇ
=メシがないからおがらねぇ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まじか?????
それが『大当たり』なら、本流で掛からんのもうなづける。
ってことで、方針変更!
「そこそこ水量のある、元は川原だったところ」
ねらいだ!これはいけてる!!いけてくれ!!!
ツーことで、再開。それを元に、やや下流の、本来
『水なんか流れねぇよ、こんなトコ』
ポイントへ!
ただ移動するのもなんだから、途中途中釣りつつ移動。
さりげに一匹ゲット(つーか、なぜ一匹?)
途中、流れに足を取られ、流されそうになりつつも、到着。
通常なら、考えられないようなポイントに入れてやる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ごがががん!!!』
「おお!一発じゃん♪」
見事的中!14〜5ってトコだが、カタクチに比べれば何ぼもまし。
こっからは入れ掛かりだ!
(つっても7匹ってトコだが、中には身切れして落っこちるヤツ、
ハリスぶっちぎるヤツまでいた。もったいない・・・・・)
やはりコマイのが混ざるが、何とかおとりにはなるサイズが混ざってくれた。
で、ひとしきり釣ったところで、淡い期待を込めて、再度本流攻めだ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一匹きました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でもね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本流ど真ん中で、いっしょんなって泳いでんなよ!
掛かったことすらわからんかった・・・・・・・・・・・・・
それからしばらくやったのだが、掛かるには掛かるけど、
まともなのはナッシング。
で、時間を見ると、午後3時近く。
睡眠不足のオレサマの体力は、すでに尽きかけ、このままでは
「河、渡れん!」
ってことで、終了。戻ることにしたのだが・・・・・・・・・・・
「な・・・・流される・・・・・」
なんかね、水の量がね、増えてんの・・・・・・
「・・・・・・・・ダム放水したな、こりゃ・・・・・・・」
キケンキケン!来たところはすでにゴンゴン流れてる!
体力エンプティぎりぎりのオレサマにはちとつらい。
軽く流れに乗りながら、ゆっくり移動。
途中腰まで浸かった時はちょっとびびったが、
何とか無事、転倒も、流されもせず対岸に到着。
戻って、おとりカンを回収しようとしたところ・・・・・・・・
「おお!完全に沈んでる・・・・・・・・・」
最初沈めた時は、表面ぎりぎりを水が流れるようにセットしたはずが、
水面から15〜20cmほどに鎮座しているではないか!
・・・・・・・・・こりゃあ流されそうになるはずだぁ♪
車まで戻ったところで今回の釣果チェック!
珍しいことに「鮎」のみ18匹!
(捨てたにがしたのも入れればもっと行くな)
・・・・・・・・・今回も30越えなかった・・・・・・・・
なんとなくトホホな釣果だなぁ・・・・・・・・・・・・
まぁ、それでも、鮎に行けば、必ずと言っていいほど釣っちまう
「打ち止めサイン」の『ハヤ』は釣りませんでした。
これはちょっとうれしい。
で、特殊装備をはずし、ヌレヌレムレムレになった戦闘服を脱ぎ、
すっきりさっぱりフルチン♪になったところで気が付いた。
車のウインドウに移ったオレサマ・・・・・・・・・・・・・・
やけてるね・・・・・・・・・・・・
いい色だよ・・・・・・・・・・・・・
でもね・・・・・・・・・・・・・
とっても変。
腕に袖の跡が2〜3段階になってる「ドカ焼け」はいつものことだが・・・・
「・・・・・・なんか悪いヨダレカケしてるみてぇ・・・・・」
そう!今回はタンクトップ!
ツーことは、胸元「ぱっくり」開いてるってことだ。
胸元に『赤黒い涎掛け状』の日焼けができちゃった・・・・・・・・・・
なんか、『悪い幼児プレイ』してるみたいだ。
これはちょっと悲しい。海水浴、プールには行きたくねぇな。
で、今回は、山形の釣具屋さんには寄らずに帰還。
下道帰ったから、結構時間が掛かっちまった。
まあこんなもんでしょ―――――ってトコかな?
そのあと、友人達と国分町で食いました。
そのあとも、なんだかんだあったので、この日はかなり疲れました。
で、ここからがハード・・・・・・・・・・
とにかく、友人のところの手伝いっつーか、なんつーか、
さっさと終わらせなきゃあいかん作業が、更に一週間ほどあり、
なんだかんだで完了は8/2(になってた)。
もう大変でした・・・・・・・・・・・
オマケに右手の親指の関節にすばらしい勢いで
『トゲ』
が、ぶっ刺さり、痛いのなんのって、指曲がらんかった。
もちろん、そのトゲ、折れて中に入っちゃってた♪
ぎりぎりまで切開したのだが、刺さった場所がちっとばかし悪く、
三回ほど、かなり無茶なトライをしたのだが、
あまりにもいいところに入っちゃったようで、
まったくもって抜けません。
あきらめました。イタイイタイ・・・・・
で、物もまともに握れず、車の運転しても痛い。
ツーことは、竿、特に『鮎竿』などと言う
自重だけは軽いが、クソ長く、伸ばしたらクソ重たい棒に変身する
厄介な竿など、持てる訳がない。
そんな状態で、釣りになんていけるわけもなく、
クソ暑い店の中でうだうだしてたんだけど・・・・・・・・・・・・
耐えられなくなっちまいました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はっきり言って気のせいなのだが、しばらくしたら、
たいして痛くなくなっちまったもんで、
調子に乗って行っちゃった♪
ほんでもって三回目の鮎釣行!
は、8/8に行ってきました。
このとき行ったのは『小国川』
(山形北部にあるこの川。
県外から鮎つりバスツアーが企画されるほどで、
水は、温泉が二つもある割に、とってもきれい。
うまい鮎が捕れる、山形でもトップクラスの河川。)
これまた大変だったんだ・・・・・・・・・・・・・
前日。
ちょっと、友人らで飲み会をしよう!ってことになっており、
その他もろもろもあったので、友人がうちにきていたんだな。
で、次の日釣りに行くっつーのにもかかわらず、
ちょっとその飲み会が、大所帯になっちまうっつーこともあり、
予定していた飲み屋に行って話を決めてこよう!
ってことで、思わず飲みにいっちまったんだなぁ・・・・・・・
早く帰るはずだったのに、なぜか知らんが家に帰ったのは
午前二時半!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
起きれません。起きられるはずがありません!
目がさめたら午前8時・・・・・・・・・・・・
予定では5時だったはず・・・・・・・・・・・・・・・・・
オマケに、無理矢理起きたもんだから二日酔い
ダルダルですがな・・・・・・・・・・・
ちょっと気のせいかな????なんて思おうとしたが、
いくらそうおもっても
むだむだむだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
開き直ってゆっくりと飯を食い、一息ついたところで出発。
9時過ぎちゃってた♪
そんな時間に出た日にゃぁ、道路はコミコミ
オマケに仙台は七夕期間中ときたもんだ!
こうなっっちまったら腹ぁ括るしかぁねぇやぁ!
と、あきらめモード全快。
「まぁ、十一時半頃に着ければいっかぁ・・・・」
くらいに思っていたのだ。
でも、甘かったねぇ・・・・・・・
この際、仙台出るまで混むのはあたりまえ。
郊外に入ってからがショ−ブ!ってことで、R4をひた走る。
高速インターの甘い誘惑に負けそうな気持ちを抑え(先立つものが・・・)、
大衡・中新田・岩出山と抜けるいつも通る道へ突入。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やられました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前の車おっせ―――――――――――
とにかく遅い。
オレサマの車より立派なやつでもおせぇ。
で、道路工事多発。
しかも、昨日の酒残ってて、すっげーつらい・・・・・・・・・・
でも、我慢に我慢でR47に突入!
ここは、狭い割には流れがよいので、安心して走れるなぁ・・・・・・・・・
なんて思ったのもつかの間、某温泉地付近で渋滞開始。
やられた・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、本当にやられたのはそこからだった。
「トラック多いから、この先の峠はおせぇな・・・・・・・」
と、ここまでの経過からすると、至極当然な考えが浮かび、
「今日は昼からできればいいやぁ・・・・」
と、のんびり行くことにしたのだが・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
遅い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
遅すぎる!!!
トラック・バスが遅いのは許せる。
軽も、まあ物にもよるがあきらめがつく。
原チャなんてなぁ、抜きゃぁいい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でもね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2000クラスの乗用が遅いのは許せねぇ!!!
そう!遅かったのは、トラックでも、バスでも、軽でもなく、
目の前をひたすら走っていた『セダン』だったのだ!
とにかく遅い。
つーか、ひたすら同じ速度。
確かに違反はしてねぇよ、
それだけならまだ良いんだけどさぁ・・・・・・・・・・・・
フル積載の砂利トラにちぎられてんじゃねぇ!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おいらびっくりしたよ・・・・・・・・・・
まあ、そんなことを行っててもしょうがねぇっつーことで、
何とか抜く算段。
この先、峠道のくせに一箇所しか登坂車線が無いので、
勝負をかけるとしたらそこのみ。
とにかくそこまでは、ひたすらへばり付くかのようにケツに付く。
・・・・・・・・・・・・・・・・つらい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ふつう除けるよ?!
これだけ附かれたら・・・・・・・・・・・・・・・・・
根性あるね、この車。
最初、あんまりおせぇから、ご年配の方か、ご婦人かと思ってたのだが、
きつめのカーブで確認すると、40代そこそこの
結構いい感じのおっさんが運転している・・・・・・・
これはもういじめだね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう思っちまうくらい、ひたすらおっそ〜〜〜〜い速度維持しながら、
急勾配・急カーブ(つってもたいしたことないが)を、走り抜ける。
ある意味、これはこれですごい。
でも、いいかげん飽きて抜いた。
ちぎった。
あっ!つー間に見えなくなった。
で、更にあっ!つー間にトラックに追いついた。
それでもトラックは、セダンより早かった。
それでも、たかだか5分程度だが、自分の速度で走れるっつーのは
実に気持ちがよかった・・・・・・・・・・・・
と、急に前のトラックスピードダウン。
路肩を見ると、『工事中』の看板。
しかも、ただの看板ではない!
『この先連続工事中!』
・・・・・・・・・・・・・すばらしい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ココロヲユサブラレタゼ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんかもういや・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
折角抜いたセダン、追いついてきちゃったしね・・・・・・・・・・・・・・・
まーね、しょうがないね、これだけは。
完全にあきらめた。
もういい。
煮るなり焼くなりなんなり、ご自由にしてください。
ぼかぁもぉおとなしくしてます。
そんな感じでした。
で、だらだらと、クソ暑い日差の中、延々延々とろとろ走りつづけ、
やっとのことで、遊漁証取り扱いコンビニへ行き、
弁当と日釣り券を購入。
まずは場所決めっつーことで、手近なポイントへ移動。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ねぇねぇお兄さん、へいじつなのに、釣りびとの人いっぱいいいるよ?
何でかなぁ???』
『それはね、たっくん(←だれ?)、8月10日から
「投アミ」が解禁になるからなんだよ。』
『アミがかいきんになると、なんでひとがおおいの?』
『う〜〜〜ん・・・・投アミが解禁になると、
根こそぎ魚とられるし、釣り場も荒れるから、
友釣りではあんまり釣れなくなっちゃうからなんだよ。』
『へぇ〜〜〜〜〜〜そうなんだぁ!』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうだったのだ。
だからこそ、トゲが抜けず、まともに竿をもてないくせに、
更に寝坊までしたくせに、この日に来たのだ・・・・・・・・・
とにかく、せっかく平日にきているのだから、何も釣り人が
大勢入っているポイントに、わざわざ入る必要は無い。
とにかくぐるぐるポイント見学・・・・・・・・・・・・・・
人多いな・・・・・・・・・
びっくりだ。
休日に比べれば、たいしたことは無い。
でも今日は平日。
「何でこんなにいるの?」
ポイントによっちゃぁ、10m間隔で人が入っている。
10mというと、結構広いようにも聞こえるが、
鮎竿の長さは、平均『9m』!
仕掛けも入れれば合計20m!に迫る勢いだ。
けして広くない、いや、せめぇ。
R13付近から、結構上のほうまで見たが、
下流は「今から入るにゃぁ、ちっと・・・・・」って込み具合。
中流も、よさそうなところは同じ。
人がいねぇのは、水量少ないとこだけ。
で、白川の合流のちょっと上に入ると、えらく水がすくねぇが、
人もすくねぇっつーことで、まずは試し!と、
道具を出し、さっさと着替え着替え!
すでに時間は昼を過ぎ、だんだん許された時間も少なくなっちまった。
で、まえ情報では、「小国川ぜっこーちょー!」(ただし下流)
のうわさを聞いていたので、今回は、
「まずは『鮎ルアー』で勝負でしょー♪」
なのだ。
まずはチャラ・・・・・・
瀬の落ち込み・・・・・・・・
瀬・・・・・・・・・・
ちょい深場・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
釣れません!
あきらめて、「やはりオトリ買ってこよう」と、車に戻りつつ
もう一回チャラを攻めると・・・・・・・・
『ごごん♪』
きた!来た来た来た!!
きましたきました♪お待ちかねの第一発♪
えいやっ!と引き抜く・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハヤ かよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しょっぱなから、オレサマの打ち止めマークゲットォ〜〜〜〜〜〜!
・・・・・・・移動しました。
一度国道まで出て、おとりを購入。
さすが平日の午後一時過ぎ。
オトリ屋さんってば、いいかげん終わっちゃってて、
残っていたのは4匹のみ!(売れ残り?)
在庫すくなっ!
広い生簀の中から、2匹だけ掬うのは大変でした・・・・・
でも思ったより活きがよかったのはラッキー。
さっさとオトリカンに収納、移動だ移動!
こんどはもうちっと上流のポイントへ。
ここは、この『小国川』に来ると、必ず入るポイントなのだ。
結構いい思いしてますよ、今まで一度もハズレないしね。
7月半ばまではね。
橋の上から見た分では、先行者は二名。
まあこんなもんか・・・・・と、川原に直行。
さっさと準備を終わらせ、オトリカンを沈めに川に入ると、
上流にいた人が帰り支度をはじめた。
これはラッキー!
今から入ろうとしたポイントで、何ぼか掛ける間に、そっちは休まる。
ここ終わったら、そっちに移動OKだな♪
もう、このポイント使いほーだい!な予感。
上流の好ポイントに心惹かれつつも、休める為に
まずは目の前のポイントから攻める。
チャラ・・・・・・・・・・・掛からん
瀬肩・・・・・・・・・・・・・掛からん
瀬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この瀬がきつかった・・・・・
何がきついって、川幅がね・・・・・・・
せめぇ!
流れも石も、かなりいい感じに入ってはいるのだけれど!
とにかくせめぇ!
対岸の川ベリ釣るのでさえ、三〜五歩後退。
流芯、手前なんか釣るにゃぁ、もう、炎天下の焼けた川原のどなん中で
汗だくになりながらつらにゃあならん。
しっかーも、いまだ、激二日酔い
さっらーに、微妙な風
オマケに、右手親指に刺さったトゲが、竿を握るたび
「いって――――――――――!」
なのだ。
5〜6m位の鮎竿(?)ほしくなっちまった。
でもがんばったっす。負けないっス。
ってとこで、きました!
やっとのことで掛けました。
速攻で抜きナイスキャッチ。川原のど真ん中から一気に川ベリへ移動。
このダッシュはすごかった。
足元に水が流れてないからなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜、これってつらいよ・・・。
捕れた鮎は18cmと、それほどでもないが、バッチリ背掛りで、肉厚、
オトリには最高のサイズをゲ―――――ット!
速攻で交換。おとりを入れた後、さっさと激アツの川原ど真ん中へ移動し
またもアセダク・・・・・二日酔いのせいもあるんだろうが、
こんなに汗かいた鮎釣りははじめてかも知れん。
で、ねばるねばる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時間的に掛かり難いのはわかっていたので、
「掛からなくてもいいや♪」ってことにしておいたのだが、
その割に、10〜15分に一回くらい、何らかの反応がある。
で、そこで粘ると、結構いいのが掛かる。
で、一気に降られる。
で、こっちは痛いの我慢してためる。
で、風が吹く。
で、せっかくためた竿が、予想外の方向に振られる。
で、ふんばると右手に激痛が走る。
で・・・・・・・・・・・・・・・・・・
運がいいとき―――→恐ろしいくらいかっこよく引き抜く
運が悪いとき―――→恐ろしいほどあっけなく身切れる
結果・・・・・・・・・・・
7回掛かった・・・・・・・・・・・・・・・・
で、そのせっま〜〜〜〜〜〜い瀬の中で、何とか計三匹をゲット。
しかも、全体にスタイリッシュな鮎ばかり。
結構良い型なのだが・・・・・・・・・・・・三匹っつーことは
四回バラシ!つーことだな・・・
しかも、運の悪いことに、このあと移動しようと思ったポイントでは
ご近所のお子様達が水遊び真っ最中!!
・・・・・(ちょっと考える)
そこへの移動はあきらめました・・・・・・・・・
しょうがないので、更に粘ったのだが、結構荒らしてしまったので
一向に掛からない。
ちょっと上のチャラもダメ。
時間を見るとすでに三時半過ぎ。
ここは一発チャレンジかな???
ってことで、比較的良いポイントでも、竿抜けの可能性の高い
『竿が、橋の真下にきてしまうポイント』
に移動。
こんなクソ暑い日は、ちょい日陰に隣接したところとか、
ちっこい沢が入っているところが良いっつーことは、
わが兄弟子、三平くんに教えてもらっていた。
その上、クソ長い鮎竿なんか、ガリガリこすっちゃうような
低い橋の下なんかはもう、明らかに竿抜け!
引船を担ぎ、クソあっつい川原を歩くこと30分。
一級ポイントで、涼しげに川遊びを堪能するクソガキどもを横目に
目指す橋の下に到着。
その途中、川底に、くたばった鮎の亡骸を多数発見。
腐っているのもあったが、中には
『今死にました!』
って感じのも、結構あり、思わず
「もって帰ろうかな?」
なんて思っちまうくらいだ。
毒が流れたようでもないし、特にアヤシイ話も聞いてない・・・・
たぶん、ここ数日暑かったせいで、水温が上昇。
茹だったんだろうな、こりゃ。
で、橋の下のポイントを見ると・・・・・・・
「お?思ったよりいいんでない?」
って感じ。
水量は、やはり少ないが、川幅いっぱいに流れており、
ちょうど橋の下で、川を斜めに横切るように
流れが落ち込んでいるではないか!
しかも、その下は思った以上に水深もある。
「ここは一発いっけるっかなっ♪」
と、一番活きの良いの鮎をセットし釣り再開。
すでに時間は午後四時を回っている。
ちょっと焦り気味だったのだが、ゆっくりと上流に泳がせつつ
瀬落ちのポイントへオトリを遊動。
もちろん、竿先は「橋の真下」だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ご・ご・ご・ご・・・・・・・・』
きた!!!いい手ごたえだ。
しかし、一向に動かない・・・・・・・
「ん?????」
ちょっといやな予感・・・・・・・・・
違うの掛かったかな?とも思ったが、それともちょっと・・・・・・
とにかく、竿を立てねば!ってことで、
橋の下から(ちょっとガリガリいったが)、竿を慎重に抜き、
少し魚を下らせると・・・・・
『ごごごごごごごご!!!!!!!』
「うを!!!でけぇ!!!!!!!!!」
こいつがまた良い型で、なかなか浮いてこねぇ。
右手に激痛が走りながらも、何とか浮かせ、一気に引き抜く!
「でかっ!」
タモにずっぽりと、重量感たっぷりに収まったそれは
これまた良型の鮎!
長くは無い(20cmちょい)のだが、体高は4cmと、ぶっといのだ。
重かった・・・・・・よく身切れしないで抜けたよ、ほんと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・で、ちょっと悩むものの、
「ま、いっかぁ♪」
と、そいつをオトリにしちゃったよ。
で、再度投入。
『ごがががががががが!!!!!!』
こんどは一発ヒット!
こんども、みょーに重い。(そりゃそうだ)
「こォ〜〜〜れもいけるっしょ♪」
と引き抜く。これも一発ゲットだ♪
さっきのほどではないが、これも太かった。
でそんな感じで、このポイント入って五連発!
一本身切れして落としちまったが、さして時間も掛からず
計四匹の、『重い』鮎ゲット。
そのあと、ちょこっと粘ったのだが、いつの間にやら時間は過ぎ、
気が付けば、もう午後五時をゆうに回っている・・・・・
本当は、『これからがいい時間』なのだが、
さすがに「もう帰らなきゃ・・・・・・」な、タイミング。
クソあっつい中、せっかく見っけた好ポイントに、
かなぁ〜〜〜り後ろ髪惹かれつつも撤収。
今回は、こんくれぇで勘弁してやることにした。
車まで戻る途中、ガキどもが遊んでいたポイントを見学。
「・・・・・なかなかいいねぇ・・・・・・あのクソガキどもめぇ・・・・・・・」
以上感想。
やられた!って感じだよね・・・・・・・・
で、いろいろ見てる途中、やはりやっちまいました。
オレサマの鮎釣りでのお約束♪
「お!この辺いいねぇ♪」
なんて、ひょこひょこ歩いていると
「をう!!」っとばかり
深みにずっぽしはまっちまった・・・・・・・・
(でも、スッゲー気持ちよかったのだがね)
とっさに泳いだオレサマのスルドイ反射神経のおかげで
胸のポケットに入っていたタバコと携帯は難を逃れた。
車に戻り、道具を片付け、びしょびしょになった服を脱ぎ、
だぁ〜〜〜〜〜〜〜れもいない事をいいことに
「全裸だ全裸!!!!」
と、一人で騒ぎ、サンダルだけ履き川へ直行!
砂にまみれたタイツと足袋を洗い、オトリカンを回収。
誰もいなけりゃ、やっぱこれだよね♪
で、アヤシイ日焼けのあとを見てみぬ振りしながら
冷えたお茶を一気飲み!(もちろん手は腰♪)
で、そのままでは、ただのヘンタイになっちまうので
ちゃんと服を着て帰路につきました。
帰りは、いやになるくらい続いた工事も終わっており
信号(あまり無いのだが)のも引っかからず
「快調快調!」
と飛ばし、右手の痛みがかなり増していて、
ステアリング握るのも辛く、なぜか、いろんなところに痺れが・・・・
それでも「帰りは楽そうだなぁ・・・・・」
なんて思っていると、峠に差し掛かったところで
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マイクロバス発見・・・・・・・・・・・・・・・・・・
でも、これはしょうがない。
ちょっとあきらめモードに突入。
で、しばらく走っていくと、なんか変な違和感が・・・・・・・・・・・
よくみると、マイクロバスの前に、えらく新しい1BOXが
「・・・・・・・マイクロバスにあおられてる・・・・・・」
なんじゃ?こりゃ???
やられました・・・・・・・・・・・
この道は、何でこんなのばかりなんだろう・・・・・・・・・・・
その車、避ける気皆無!
結局、鳴子温泉まで、激遅ペースで引っ張ってくれました・・・・・
なんだかんだで家に着いたのは八時近かった。
もう疲れました。
自宅に着き、晩飯を食ったのだが、箸ももてないくらい、
右手親指の痛みが急加速!
一番恐れていた事態
「こりゃあ、 化膿 したな・・・」と思いつつも
何とか食い終わり、満腹満腹♪
どこで、一丁トゲの刺さった部分を焼いたピンでほじくり
一気に『膿』を出そうと、思いっきりしぼる!と・・・・・
『ぷっ♪』
すごい勢いで「何か」が飛び出す!
「うをを!ぬけたっ♪」
いやぁ〜〜〜〜やっと抜けました!
1cmまではないが、結構長い「トゲ」が、指の関節部から
まっすぐに抜けて来た。
・・・・・・・・・・・・・ちょっと 長すぎねぇ?
そう!痛いはずである!!
そのとげは、運良く骨にぶち当たらず、見事
関節内部 に、突き刺さっていたのだ!!!
こりゃぁ痛いよォ♪
どうりで抜けねぇはずだ・・・・・・・・・・・・・
化膿したおかげで、トゲの周りに余裕ができ、一気に抜けたようだ。
・・・・・・・・・・化膿してよかった・・・・・・・・・・・・・・・
もう、そのあと快調快調!曲がらなかったのも、自由に曲がり、
重い物も持てるし、力も入る♪
良かった良かった♪
もっと早く抜けてればもっと良かったのに・・・・・・・・
あとは、うちにある消毒薬、フルに使って直しました。
以上です。
今回の釣行で、たぶん今年の鮎は最後になりそうっだったので、
結構気合入っていたのだけれど、
やはり前の日呑み過ぎるとダメだねぇ・・・・・・・・・・
疲れ倍増!
ま、それでも、数は取れなかったが、食って美味いサイズを
計7本、良い型も見ることができたし、満足満足♪
その後、天気もいまいちな日が続いちゃったしね。
来年のお楽しみっつーことにしておきましょう♪
次は『青物』だ!!!