at 2001 05/30
5/28 ひさびさの船だぁ!
at 2001 05/30
先週、AC-gorillaさんよりお誘いがあり、行ってきました。ひさびさの『船つり』です。

参加者はAC-gorillaさん、HONGOさん、そしてわたしの3人!だけだったのでらくちんだ!

乗った船は『享洋丸』さん。塩釜越の浦より早朝5:30出船で、まずは、カレイから始めて、

ポイントを移動しつつ、餌、ルアーでいろいろ狙っていこうというスタイル。


 今回のわたしの用意したタックルは・・・

1.カレイ(餌釣り)用

昔なつかしサクラのグラスロッド(25〜40号)&初期型エクセージ200

2.根魚釣りで大活躍の、私以外に使ってるひとを見たことの無い、

バス用ベイトロッド6.5ftMH&初期型カルカッタ200

3.同じくバス用ベイトロッド7.5ftXH&アンバサダー5000スプリント

(この辺がみょーに古い)の計三本で勝負!

しかしまた、どれもこれも半端に古臭い道具ばっかりだ・・・

しかもすべて改造済み・・・いかんなぁ・・・


で、出発!この日はすんげえベタナギ、暑すぎず寒すぎず、絶好の釣日和!

まずは通称大型漁礁の端っこあたりでカレイ釣りスタート!

ひさびさのカレイつり!なんと3年ぶりなのだ!

しかも漁礁周りでの釣りは、5〜6年ぶりと来たもんだ。

ちょっと不安を抱えながらも、前日にこさえた、

「対大型漁礁周辺鰈仕掛

『これなら喰い渋りのかれいもイチコロよ♪もちろん係りだってOKさ!』

バージョンT.U.V.W.」  のTをセットし投入!

(4本針使用なのだが、なぜか下針は2/0オフセットフックしかも70cmリーダー・・・)

前日の情報では、一日かけて最高で19枚だったそうだが、最初の不安も何のその、

昔とった何とかでは無いけれど、ひさびさにもかかわらず、意外とつれるもんだ。

都合2時間ちょっとで12枚!三人ともそのくらいずつつれたのだ。

最近漁礁周りのカレイが釣れないって言う話を良く聞いていたけど、

どうしてどうして結構釣れるもんだ。

「平日だから・・・」って言う人もいるだろうけど、

きっと、難しく考えすぎてドツボにはまってる人が多いんだろうな。

で、そろそろ良いでしょう!ってとこで場所移動。

ちょこっと走ったあたりで根回りをサビキ&ワームで攻めることにしたのだが、

魚がうすいのか何なのかノーヒット・・・悲しい・・・

粘ってもしょうがないようなので南下し、漁礁のメバルを狙うことになった。


ポイントに到着し、バスロッドにサビキやらワームやらをセットし投入。

ここでHONGOさん絶好調!メバル連発だ!!

型はあまりよくなかったが結構釣れるのだ。

でもわたしはサビキの色が悪かったのか6匹しか釣れなかった。

しかし・・・この「サビキ」ってのは何なんだろう・・・

メバルはよくオカッパリでワームで狙ってるのだが、

結構色って関係なくつれる魚ってイメージがあるのだが、サビキで狙う場合、

この「色」ってのが肝心なようで、当たりはずれがめちゃくちゃ大きいんだよなぁ〜〜〜〜。

確かにワームでも、よくつれる「当たりカラー」があるのは経験上わかるのだが、

この「サビキ」ほど極端には差がないからなぁ・・・。

わたしの中ではかなり「ナゾ」なのだ。よくわからん!

そんでもって、ぼちぼちつれたし、風も出てきたっつー事で、大根に移動。

こんどはソイ、アイナメ狙いだぁ!    だったんだけど・・・・

これがまた結構風が出てきて、根魚釣りをするにはちょっと厳しい状態。

そんな中AC-gorillaさんが34〜5cmのアイナメを、

今ではもう売ってない結構でかめ(5in)のハゼワームで1本あげた。いいなぁ・・・

その後、しばらく粘ったのだが、風も強くなり、ちょうど昼頃終了、帰港することになった。



やっぱりマヌケ釣り師のわたしらしく、ちょっと情けない釣果だったのだが、

かなり楽しかった♪今度はうちの船で五目釣りと行こうかな♪


お誘いいただいた AC-gorillaさん、HONGOさん、そして「享洋丸」船長の西方さん!

ありがとうございました!!

また遊びに行きますので宜しくお願いしますm(__)m



at 2001 06/17
しゅつどう!なかのつりぐてんごう!!
at 2001 06/17
釣り具屋のわたしとしては、実にめずらしいことに、日曜日に釣りに行ってしまいました!

しかも!「なかのつりぐてんごう」

(正式名称『愛釣丸』和船、船外機船 30ft/115ps)

で松島湾に行ってきましたなのだ!!

今回の釣行メンバーは・・・

いつもの飲み屋の店主『ささきくん』

と、ソコのお客さん(名前聞くの忘れた)

わたしのおとっつぁん

わたしの、計4名!

今日の潮は若潮。そんでもって、前日まで、結構もういいってくらいの雨・・・

水が濁ってるのは確定!へたすりゃあ底荒れして・・・

しかも、なんと飲み屋のお客さんは、釣り初体験、初っ端から船と来たもんだ!

どうなることやら・・・てな感じで行って来ました。


うちの船ってコトで、出発はなんとAM8:00!なんてゆっくりなんだろう・・・楽ちんだぁ♪

朝方曇ってはいたものの、風も弱く、出船する頃には日も照ってきた。

これは絶好の釣日和である。 

で、まずはわたしが船を廻し、しゅっぱ〜つ!

とある水道の入り口(出口?)からやってみよう!でスタートフィッシング。

まずはためしと、岩ゴカイオンリーでカレイ狙い。

始め、あたりが出なかったのだが、程なくちょぼちょぼあたりが!

つれるのは『石ガレイ』がメインのポイントに入ってしまったようだ。

(ちなみのここは、sayusayuさんが嫁に行ったとこの実家がある島の横っちょである。

???なんか変だな・・・)

ホントは『マガレイ』を狙おうと思っていたのだが、先客がいたたこともあって、

ちょっとずれてしまった。長い間、ペーパー船長だったからなぁ・・・。

なんか釣果がいまいちだったのでポイントをちょっと移動。

バスロッドを持っていってたので、ワームをセットし餌釣りと同時進行で狙ったけど、

やっぱりなんかいまいち・・・って事で、隣の水道まで一気に移動!

ここはいけるでしょう!ってなポイントにずばり乗っかってしまった!おれってすげえぜ!

ここがまた結構釣れたのだ。型はいいとこ30どまりだが、

マガレイ、マコガレイ、アイナメがコンスタントにつれてくる。

真下から航路にかけてはカレイアイナメ混じり。島側に投げると、アイナメが結構釣れる。

調子に乗って、なつかしの名竿・名リール

『シマノBSR1652S&初期型カルカッタ』

で遠投して探っていると、『ガツン!』といいアタリ!

みごとバットからぶん曲がり

「こりゃあでけぇアイナメだっ!くぅ〜〜〜〜〜たまんねぇぜぇ〜〜〜〜〜!!!」

と引きを楽しんでいると、

「プッッ・・・・」っといやな感触・・・

痛恨のバラシ!やっちまった・・・

そおいえば・・・コイツにはカレイ仕掛がついていたんだっけ・・・

いつも根魚を、でけぇワームで狙っている(=フックもデカイ)感覚でやり取りしたせいか、

針が小さいことをすっかり忘れていたのだ!

同時進行で、ルアーも投げていたのがアダになった・・・・

そんなこんなで、結構釣れはしたのだが、

釣れて来るカレイは、みな腹に泥を抱いていて、アタリもかなりのショートバイト

っつーかシブイ。

流石にきなれてるかして、うちのおとっつぁんは結構満遍なく釣っていたのだが、

ささきくんは、なぜかアイナメばかり。わたしはカレイばかり釣れる。なんなんだろーね?

飲み屋のお客さんに至っては、夜の仕事をやってるせいか、睡魔に勝てず、

それこそ「船を漕いでる」状態だった・・・う〜〜〜ん・・・

その後、三ヶ所場所を移動するものの、いまいち振るわず、

風も出てきたっつー事で帰ることになった。


いや〜〜〜でも、状況としては決して良くなかったにもかかわらず、

一人10本以上の釣果を上げられたのだから、文句を言ったらばちがあたる!

悔いが残るとすれば、ルアーで一本もあげられなかったことと、

やっぱりばらした一本だなぁ・・・

次はぜってぇ釣ってやるから待ってろよ♪美味しくいただいてやるからさっ♪


≪教訓≫

T: 6月は紫外線がきついのだぁ〜〜〜〜!

U: 両刀使いもたまに傷?!

V: 松島は迷路のようだ・・・もっとわかりやすい航路にしてくれ!



at 2001 07/10
7/9 ふねだしたよ・・・
at 2001 07/10
ちょうど昼頃、CO2が「午後、船出しませんか?」って、メールをよこした・・・

昨日も釣り行って、またきょうもか・・・と悩んだのだが、とにかく

「操船練習せねば!」

ツーことで、二日連チャンで行ってしまいました。


「まあとにかくうちに来い」と連絡し、一時半頃、CO2到着。

荷物をわたしの狭い車に詰め込み、出発!

途中、出来上がったなまず写真を取りに行ったり、

ガソリンを買いに行ったりしたのでちょっと時間を食ってしまった。


二時半頃、やっと到着。きょうは快晴!やや風があるものの、波も低い。釣日和だね♪

急いで、出航の準備。渡し舟(?)で船まで渡り、

燃料ポンプ、バッテリーコード etc・・・を、自分でも感心するくらい手際よくセットし、

エンジン始動!一発点火だ!すこぶる調子が良い。

あとは舫い綱を解いて、桟橋で待つCO2のとこに行けばOK!なハズだったのだが・・・

おもての二本を解いたまでは良かった・・・ともの一本目を解いた瞬間、事件(?)は起こった!

コイツがまた、操船台と船べりの狭い間(20cmくらい)に、

ブラシやらポールやらと一緒に結んであったのだが、まあ、外すのは良かった、

問題は、固定していたDカンから綱を抜く時だった。

結構長さがあるので、ずるずる引っ張り出し、残り50cmってとこで、一気に引き抜いた瞬間!

『ごずっ!』

「ぐあっ・・・!」

なんと、操船台から突き出ていたボルトに肘の関節

(よく、ぶつけると『びぃん』と電気走るとこ)を直撃!

もうなんていうか・・・「いてぇ・・・」って言うまで3分くらいかかったほど、

強烈に痛かった(TT) 涙ちょちょ切れそうだよ・・・トホホ。

んでもって、これがかなり『いいとこ』にクリーンヒットした為か、

まったく手に力が入らず、最後の綱なんか、到底はずせるものでは無く、座り込んじまった。

そんな時、CO2が、しびれをきらせたのか、渡し舟に荷物を積んでわたってきた。

痛みを我慢し、荷物を受け取りながら

「・・・すげえいてえ・・・あそこのボルトにしこたまぶつけた・・・手に力はいんねえ・・・」と言うと

「何でまたそんなとこに・・・つーかなんでボルトでてんの?」

まったくである。ちょこっとでてるならまだしも、3cmくらい飛び出てるのだ!

もちろんキャップなんか、付いてる訳がねえ。

でも、そんなことではめげないわたし。

ちょっとつらかったが、最後の綱をほどき、いざ出航!自由の海へ!!(←ばか)

まずは、練習!ってことで、航路を確認しながら、前に行ったことある水道まで!

でもねぇ・・・いつも思うのだが、ほんとにもう

『なんだぁこりゃぁ』

ってくらい、航路がわかりにくい!

島周り、岸沿いはいいんだけどその中間、養殖棚やら、杭やら、ブイやら・・・

そこら中にありやがるから、ちょっと油断すると、どこが航路なのかわからなくなっちまう。

慣れればいいんだろうけどさぁ・・・

漁船とかは問題ないだろうけど、年に数えるほどしか乗らないプレジャーボートオーナーや、

初心者に、これはつらい。これで事故起こすな!ってー方が無理だわな。


まあそれはいいとして、特に問題なく(?)最初のポイントに到着。

ルアー&餌で狙う予定だったので、岩盤、藻混生エリアに停泊。

しかし、まったくつれないので、前に乗ったとき、デカイの一発ばらした所に移動した。

餌釣り用の竿を置き竿にしてぶっこみ、岸側にルアーをキャスト!

2〜3回キャストしたとこで、置き竿にあたりが!

急いでアワせるが不発、そのあとすぐに、ルアーにもアタリ!

一気にアワせるものの、これまた不発・・・2連発でやらかした為。

CO2にバカにされちまったよ、トホホ・・・

でも、あたりがあるのはいいことだ♪次のをとりゃあそれでいい!

しかし・・・CO2もわたしも、アタリはあるのだが、なかなかノラねぇ・・・。

そんな時、CO2の置き竿(マスバリ+岩ゴカイのヘビキャロ)にヒット!上がったのは・・・

10cmほどのアイナメだ・・・

「うお〜、さっきからノラねぇのはコイツか!?」

前回もそうだったが、アイナメの一年魚が大量にいるらしく、

こいつらが、いじくりに来てるのだ(たぶん)

それでも、粘りに粘って、CO2がやっとのことでヒット!

なんかえらく引くヤツで、ちょっとでかいかな?

とも思ったのだが、あがってきたのは25〜30のアイナメ。

「変な引きすっから、なんだ?と思ったら、スレだよ・・・」

う〜〜〜ん・・・いまいち・・・

置き竿のほうは、相変わらず、チビアイナメの猛攻にあい、

ひたすらタダで餌をくれてやってる状態。かかってくるのはチビばかり。

でも、何匹かは小ぶりでも、まともなサイズ(30弱)のアイナメと小ガレイ(掌よりは大きい)

を釣ることができた。

しばらく、と言うか、結構粘ったのだが、相変わらず

『アタリ』のみでまともなサイズなんて〜のはかかりもしない・・・

日も傾き、さすがにもう帰らなきゃ、てな時間になったので、錨を揚げ帰港することになった。

いくら日が長くとも、こんな時間ともなると(六時過ぎ)さすがに他の船もなく、

たまに観光船が見えるくらい。

ちょっと遅くまでやりすぎた。


帰り道、ちょっとばかし、道を間違えてしまい、遠回りをしてしまったが、

何事も無く帰港することができた。良かった良かった。


いや〜〜〜、やっぱり船は朝一で出るべきだな。釣れるつれないじゃあなく、帰りがねぇ・・・

逆光で、見えるもんも見えねえ。

暗くなったらそれこそアウト、日が昇るまで帰れねえな、こりゃ。

次は、朝一で、ちょっと沖まで出てみようかなぁ・・・


≪教訓≫

1: ボルトと喧嘩しても負ける

2: やはり、船は「早出、早あがり」

3: 航路、早く覚えよう



at 2004 05/09
探見丸体験取材に行ってきました
at

ここ数年、ルアーばっかりやっているのだが、

元を辿れば、オレサマの釣りの歴史はエサ釣りから始まっている。


もともと「真っ当なルアー釣り」なんて

ブルジョアな釣りは、ガキの頃のオレサマなどには、

とっても手の届かない、アコガレの釣りでしかなかった。

(とは言え、生まれもっての釣具屋であるオレサマのルアー初体験Yは7〜8歳頃なんだけどな。)

しかし、ルアーでまともに魚を『釣った』(「釣れたではない)のは、だいぶ経ってからの話で、

実際の所、『エサ』の激烈な喰いの良さっつー誘惑と、ルアーの釣れなさ加減のおかげで、

オレサマの30年にも及ぶ釣り暦の中、

その70%以上もの割合を、

『エサ釣り』が占めているのは事実である。


ま、こんなに大げさに書くことでもないのだが、

とにかく、今までフナはもちろん

へら・鯉・雑魚・ワカサギ・鮎・渓流・波止・船 etc・・・・

魚種を問わず、とにかく自力・他力をフル活用し、釣れるもんはなんでも狙っていて、

その中でも、船釣りはいっぱい行ったのだ。

もともと家が釣具屋と言う事もあり、小さいながら、自家用の和船も持っているので、

幼少の頃からオヤジに連れられ、松島湾の船釣りにしょっちゅう出かけていたのだ。

(オヤジの良い『ダシ』に使われていたような気がせんでもないが・・・・・)


釣り好きの方たちには、あまりの環境の良さに、よくうらやましがられるのだが、

子供の頃からオレサマのお出かけっつーのは、これだけなのだ。

しかも、同伴者はオヤジと、うちの常連のお客さん。

つーか、子供の頃から『家族で旅行』とかっつー記憶は皆無で、同級生どもの、

『夏休み、田舎に行ったんだ〜〜〜』
(うちは、いわゆる実家にあたるのでありえない)

とか、

『家族みんなで遊園地いったんだ〜〜〜〜〜〜』
(店に定休日っつーもんが無いので難しい)

などなど、オレサマが親にねだったら

ぶん殴られる確立120%

な世迷い事を聞かされては、

ちっ・・・・つまんねーの・・・・・・・・・・・・・・・

と、あまりのうらやましさに、ぼやきを入れていたものだ。


これはオレサマに限らず、家で商売をやっているっつー人達の多くが、

かなりの割合で経験している事である。

それを考えると、オレサマの場合、たとえ嫌でも釣りに行けるぶん、

他の商売している家の子供よりも、恵まれているのかもしれないが・・・・・・・

CMじゃないが、「物より思い出」つーことが良くわかるのだな・・・・・・


ま、そんな事はどーでもいい。

今回の釣行記は、なんと!

シマノ新製品!
探見丸+電動丸体験取材

な〜〜〜のだ!!

でもね・・・・・・・・・・・・・結構(;´ρ`) グッタリな取材だったんだよな・・・・・・・・


今月六日(取材日の三日前)某問屋のシャチョサンから突然電話があり、

「なかのくん、九日、シマノの取材船乗らないか??

        今ならまだ一人くらいならねじ込める空きがあるらしいんだ」

へ?なんですかそりゃ??

と、一瞬思ったのだが、よく考えてみれば、その日はシマノのカレイ釣り大会じゃんか。

もしかして、大会の取材かな?と思ったのだが、

「新製品の電動と、探見丸使っての実釣体験取材なんだ」

おお!この間、釣りロマンで見たあれか!!

実はオレサマ、この探見丸&NEW電動丸は発表以来、結構気になっていたのだ。

しかし、その日は日曜・・・・・

オレサマは釣具屋・・・・・・・・・

ちょうどお客さんもいたので、後で連絡っつーことにして、しばし考慮・・・・・・・

ん??シマノの取材だよな・・・・・・

つーことは、「児島玲子」が来るな♪

うむむ!!

行っちゃぇ〜〜〜〜〜〜〜♪

つーことで、決定。

シャチョサンに早速連絡し、翌日、シマノの営業所に寄り、所長から説明を受けることに。

ちょうど、修理も持っていかにゃならんかったので、実に都合が良い。


で、翌日、修理品を持ち、約束の午前中に「シマノ仙台営業所」に向かう。

修理品の処理をし、所長とちょっとお話。

簡単(マジで簡単)に説明を受け、ナニを釣るかはさっぱりわからんまま話しは進み、

所長   「そういえば、ウチの道具は持ってる??」

オレサマ 「いや、なんだかわからん竿とリールしかないっす(笑」

所長   「じゃ、いいや、道具はこっちで全部用意するから!

      当日は、朝四時から四時半までに大会本部に来てね。」

なんだか朝早すぎる気もしないでもないが、実にラッキーである。


とは言え、船釣り用の道具を持っていないわけではない。

ただ・・・・・・

オレサマのロッドは、いつの間にやら原形を留めなくなるので、本人以外、何が元なのか、

まったくわからんのだ。

ちなみに、この時に言った竿の大元は、シマノの幻舟カレイで、この時点でまだ改造途中だが、

なぜか全長110cm、布袋竹握りのワンピースロッドになっている。

いやね、リールはシマノ派のオレサマ、もちろんシマノ製のロッドも持ってはいたのだが・・・・

その昔、大型漁礁(仙台湾の沖合いにある、でかい漁礁)周りのカレイ釣りに行った折、

残念ながら、新たな漁礁として水深45mの海底に設置されてしまったのだ。

くっ・・・・・総額¥35,000-・・・・・・・いてぇ・・・~(>_<。)ゝ


いずれにせよ、電動対応の竿は、超深場用しか持っていないので、借りるしかないのだ。

つーか、カレイ釣り大会にあわせてやるんだろ?

電動使うとこあんのか??

という疑問はさておき、持っていくものは、カレイの仕掛けと、小物類。

後は、フローティングベストとクーラーくらいでOKとなった。

竿を持っていかない釣りは、実に久しぶりだ。

で、家に戻り、早速オレサマ特製!シュープリーム鰈仕掛の作製開始!!

手返し重視の三本鈎ショートと、食いしぶり対応の三本鈎ソフトロングタイプを作る。

いや、久々に、完全手作り(縒りヨリマッシーン未使用)したら、指がいてーいてー

さすがに、フロロ4号1.5mを、素手で3本縒りかけるのはきつかった。

あまりにも面倒なので、2本目は既に作ってあるナイロン五号3本縒りを使ったよ。

しかし、なかなかいい出来♪

この二種類あれば、東北の船鰈釣りは、全てカバーできるな。

しかも、アヤシイ機能付きさっ♪

写真撮っとけば良かった。


で、前日の8日までに全ての準備を完了。

オレサマらしく、でかいワームも持ったので、ちょっと、オレサマ必殺の

ソフトルアー専用三本胴突き仕掛を持っていこうか?とも思ったが、

あまりにもヘビーな仕掛なので、今回、これは見送る。(ここで判断ミス1)

あとは寝坊しないようにするだけさ♪

と思っていたのだが、あまりにも調子に乗って、営業時間の延長が入ってしまい、

例によって例の如く、まったりしたまま寝ないで行くことになっちまったよ。

もともと寝る気なかったけどな。

もともと、自分で計画した釣りではなかったためか、それほど気合も入っておらず、

いつもよりか、テンション低めなのが気になったが、何とかなるでしょ――――――♪


寝なかったおかげで、午前四時ちょうど位に、本部のある塩釜まがき漁港に到着。

問屋の人足を含め、スタッフはもう揃っていたのだが・・・・・・・・・・・・・

準備がまだ終わってねーじゃん!

・・・・・・・・・・・・・・・・・何でオレサマ、こんな朝こっぱからお手伝いせにゃならんのだ??

と、ココロの中でぼやきつつも、こまごまとおてってーする。

テンション低いせいで、眠さ万点のためちょっとつらかったが、明るくなる頃には何とか終了。

そうこうしているうちに、大会参加者を乗せた船が続々港を後にしていく。

その間に、今回取材に同船するメンツが、シマノで用意した、鰈釣り&探見丸+電動丸セット

を早いもん勝ちでかりまくる。


探見丸+電動丸は全員支給なので問題なしだが、それ用の竿と、カレイ釣り用タックルは、

マジで早いもんがちなので、オレサマは、まだ使ったことのなかった

『BAYGAMEV東北カレイ165』と、

『クイックファイヤー小船401XT』をさっくりいただく。

巻いてあったPEライン(たぶん3号)が毛羽立っており、ちょっと不安だったが、

今から巻きかえることも出来ないようなので、まずは使ってみて、やばいようだったら

「切るか・・・・・・」って事にする。(判断ミス2)

電動用の竿は、ちょっと油断してたせいで、狙っていた物を取れず、しょうがないので、

なんとなく、デカイの掛かったら面白そー♪っつー事で、ムーチングアクションの

『海攻マダイS330』(前のタイプ)を選んでしまった。(判断ミス3)


で、今回の主賓(?)でもある、シマノインストラクターの

永井裕策さんと、釣りっこおっちゃん達のアイドル(?)児島玲子さんも

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

久々の生児島さん、なんか、前に合った(見た)時よりも、スマートになった感じで、

とってもおいしそう綺麗になっておりました。

オレサマのテンション2つばかり上昇です。


一通りその手の船が出たところで、改めて所在船のメンバー召集。

今回の取材は、東北の2大釣り雑誌『自然倶楽部』さんと、『釣り東北』さんの2誌。

船を二艘立てて、それぞれの雑誌社ごとにメンバーを振り分けるそうな。

で、オレサマ、特に詳しい説明を受けていなかったので、シマノの所長の言うまま、

自然倶楽部さんの取材船に乗ることに!!


これはラッキー♪

この2誌のイメージは、

自然倶楽部さんは、太平洋側

釣り東北さんは、日本海側に強い雑誌社で、

仙台の釣具屋であるオレサマとしては、都合のいいほうに乗ることが出来た。

それと・・・・・・このときには修正されていたが、所長はオレサマが来る前まで、

某問屋のヤツラにオレサマの事を「前働いていたなかむらくん」と言っていたそうだが、

すまん、オレサマは「なかの」だ、間違えんでくれ。

(実は、オレサマより前に辞めたOBで中村さんと言う人が実際にいるのだ)


で、さらに所長の説明が続き・・・・・・・・・・、

「自然倶楽部さんの方には永井さん、釣り東北さんの方には・・・・・」

え(  ゜ ▽ ゜ ;)えっ!!!?

れ・・・・れいこすぁんはこっちに乗らないの???

Σ( ̄[] ̄;)!ホエー!!

いや、永井さんが嫌なんじゃなくってさ・・・・・・・こっちの船、おっさんばっかじゃん・・・・・・・・・

は・・・・がね―――よ・・・・・・・・・・ヽ(;´Д`)ノ

くっ・・・・・・・・・一緒に釣りしてるところの写真撮りたかったのに・・・・・・・・・・

まずここで『1ぐったり』。

「では、まず、大根付近でメバルを狙い、状況を見て、カレイをやっていきます」

Σ( ̄Д ̄;)なぬっ!!

オレサマ、メバル用の仕掛けは持ってきてねーゾ!!

し・・・しまった・・・・・・・・こんな事ならソフトルアー用の胴突き仕掛け持ってくりゃ良かった。

こうなりゃ、現場で足跡仕掛け作るしかねーじゃんか・・・・・・・・

さらにここで『2ぐったり』

しかし、そんな事で文句を言える立場でもないし、オレサマの本来の目的は、取材中に、

探見丸+電動丸を使いこなす事にあるので、さっさと船に乗り込む。

決して、ちゃっかり取材に混ざって、売名行為をするのが目的ではない。


で、出船。

ロッドに『new電動丸1000H』を取り付け、さくさくロッドキーパーに固定。

そして、今回の目玉!!『探見丸』を、専用の固定クランプを使って船べりに固定終了!!

なんか、ロッドキーパーを使って固定する「サイドボード」ってーのも有ったのだが、

オレサマのキーパーではちょっと不安なのと、ある程度、取付け位置を自由にできる、

クランプの方が、かえって、オレサマのようにじっとしてないヤツには向いているだろう、

っつー事で、サイドボードは選ばなかったのだ。

(画像にマウスを当てると説明がでます)
探検丸&New電動丸1000H!
実にかーっこよい
コードもそれほど邪魔にならず、魚探の画面も大きくて見やすい。
もすこし安けりゃねぇ・・・・・・・
竿尻付近に書いてある文字は、「シマノ千葉営業所」の意味。
左に写ってるワームが、いかにもオレサマらしい

横から見てみた
こう見ると、ワームの大きさと、ラインの太さがよくわかる
手前に立っている竿が、今回の最大の問題児であるPEが巻かれた
GAYGAMEV&クイックファイヤー小船401XT

ちょこっといじってみると、これがなかなか簡単で、使い方次第では、かなり面白そうだ。

浮物狙いならね。


で、急遽、作成せねばならなくなった、対メバル用仕掛けに取り掛かったのだが・・・・・

なんか、「もうめんどくせ―――――――」つー事で、もともと根魚用に用意しておいた、

35Lbナイロンショックリーダー3mに、4/0と、2/0のワームフックを下から、

50cm・120cmの所にダウンショットの要領で2連発!

オモリ40号(船内統一)のヘビーダウンショットリグの完成だ。

ついでに欲を出し、オモリのとこから50cmほどリーダーを出し、そこにも2/0を取り付ける。

使ったワームは、例によってパワーホッグ5inと、ちょっと弱気なパワークロー3in。

クローはまだしも、5inに喰ったら結構、いや、かなりいい型だよね。

カレイ竿にも、特製仕掛(ショート)を取り付け、準備は完了だ!


ポイントまでの移動時間を利用して、永井さんに、探見丸の使い方のレクチャーを受ける。

さすが、テレビで解説するほどの釣り師。

実に丁寧で、わかりやすく教えてくれました。

ついでに、オレサマの変則ダウンショットに付けていたワームを見て

「これで釣れたら楽だよな〜〜〜〜」

と、にこやかに語っておられました。

つか、エサには負けるが、とってもよく釣れます。

オレサマが、「味と匂いもついてますよ♪」

というと、匂いを嗅いでみて、「うを・・・・」とか言っていたけどね。

ルアーに対してもまったく否定的な口調はなく、永井さんって、なんかいい人だな。


しばらく走り、現場に近づいた所でふと気づくと、辺りはガスがっちり入って、

まったく視界が聞かない状態。

しかも、なんか色合いがおかしいな・・・・・・・と思ったら

「ぐはぁぁっ!

なんだぁぁぁこりゃぁぁぁぁ!!」

海面を覆い尽くすかのように広がる、どう表現してよいのかわからない色彩!

赤潮マンセー!

タックルを撮った写真に、偶然写ってた赤潮さん
実際はこんなもんではなく、とんでもなく広範囲に広がっていた。
ちなみに、上の二枚の写真で、海に白っぽく写ってるのも赤潮

いや・・・・大発生中だとは聞いていたが、こんなにすげぇとは・・・・・・

ここで『3ぐったり』

既にやる気激マイナス。


ポイントに到着しても、そんなこんなでまったく気合の入らない状態からスタート。

最初に入ったポイントは大根。

ここの水深は、浅い場所で10mほど、深くとも30mくらいしかない。

予備として、普段根魚に使っている改造ベイトロッドを持ってきてはいたのだが、

さすがに、探見丸+電動丸の取材で、リールはまだしも、メーカー不明の改造ロッドを

しょっぱなから使うわけにもイカンので、ほんとは使いたかったが今回は封印。

レサトかなんか、借りてくりゃ良かった。

水深は、充分射程圏内なんだけどな・・・・・・・・・・・

(オレサマの行く地磯ポイントの水深は、最深で40m以上あるのだ)


電動を使うのははじめてではないので、早速『0セット』(海面の位置決め)を設定し、

即席ダウンショット胴突き仕掛をサミングしながらゆっくり落とす。

探見丸の画面にはきっちりと、仕掛けの軌跡が映し出されている。

お―――――――、こりゃすごい

つか、おもしれ―――――――――よ、これ。

白黒液晶な分、紛らわしい表示も少ないし、ちゃんと魚影も出るじゃん。

今までの形態では、船頭さんにその都度確認しなきゃいけないことが、自分の目の前で、

しっかりとした画像として確認できるのは非常に素晴らしい。


それに、なんつっても、仕掛けの位置が線で表され、はっきりわかるのがまた良い!

仕掛を上下させても、その通りの軌跡を表示してくれるので、海流や、船の流し方で、

多少の誤差は出るだろうが、実際に自分の仕掛けがどこにあるのかを知ることができる。

電動ジギングなんかに使えば、確実にターゲットの群れの中だけを狙う事も可能だろうな。

ヘビータックルでのジギングをメインにされている方におすすめです。

バックライトも標準装備なので、特に、夜間出撃する場合が多い「バラムツ」や、

「アブラソコムツ」の類をターゲットにしたジギングに重宝しそうです。


仕掛けの位置、根の高低の変化も目で見てわかる分、根掛かりをかわすのも容易。

画面の拡大機能もあるので、底中心に拡大してやれば、もっと起伏がわかる。

多少の慣れは必要になるだろうが、これを使えば、根掛かり激減するだろうな。

ん??そうすっと、仕掛け売れなくなりそうだな?それはちょっとかんべん(;^_^


注意点とすれば、「仕掛けの位置・変化が表示される」のは、あくまで、

電動リールを操作して、実際に糸を巻き上げる、もしくは、送り出した場合のみで、

竿の上下や、うねりによる振幅の幅までは表示されないっつーことだな。


しかし、これの真価を発揮する為にゃぁ、やっぱ浮物狙いしなきゃだめだよな。

できれば、青物マンセーの時期に使いたかったね。

それに、仕掛けの位置を表示させるには、対応したnew電動丸もかわにゃいかんし、

青物釣りはいいとしても、メバルや、アイナメなど、根、底物中心の宮城県内の船釣りでは、

よっぽどゆとりのあるやつしか買えねーよな。

鱈にはよさそうだが、水深MAX200mでは、ちょっと物足りない。

それに、子機だけ持ってても、親機を搭載しいてる船がまだすくねーしなぁ・・・・・・・

電動リールだけでも、廉価版が出てくれることに期待!!


でも、魚探のシステム自体は親機、子機両方買っても、カラー魚探買うよかずっと安いから、

マイボート派の釣り人達にはとってもおすすめかもしれないね。

カラー魚探一機買う値段で二機設置!これはステキだよ。

うちの船にもほしかったりして(笑


と、まぁ、シマノの回し者のような解説はおいといて、実際の釣果となると・・・・

うむむ!

岩ゴカイ付けた人が小アイナメをぽちぽち・・・・・・・・・

ほとんどが20〜30ってトコで、大きくても40弱ってとこのリリースサイズだ。

メバルサビキ使ってる人も、まともに釣れていない。

出船前、最近メバルの釣果がよくないとか言っていたが、そんな状況の中で、

の釣り!パワーホッグ5inダウンショット!!

(&ちょっと弱気のパワークロー複合機)

でお魚さんを釣上げるのは、まさに至難の業だ・・・・・・・・


しかし、!!これで一発釣上げれば

ヒーロー間違いなし!!!

あわよくば、でっけーソイか、シーバス、つか、ひらめちゃん喰ってくれ!

つーことで、しばらく粘ったのだが、アタリは来るものの、全て小メバや小アイナメのみで、

乗ってくれるようなエモノはなし!

あ〜〜〜〜いいかげん、クローのハサミもげたかなぁ〜〜〜〜〜〜〜

と思って一旦上げてみると・・・・・・・

「おお!パワーホッグのぴろぴろ無くなってらぁ!」

ちっこい方ではなく、でかい方に反応してたようですな。

やはりでかいワームは反応イーネッ♪

とかなんとかいった所で、乗らないんじゃしょうがない。


せめて一匹くらい、ここで釣らにゃ面目が立たん!!

つーことで、電動のほうは、根掛かりしないぎりぎりの所まで棚を切って置き竿にし、

ベイゲーム&クイックファイァーのセットをオモムロに掴み取り、エサ釣り開始だ!!


しかし、付けてる仕掛けはまるっきりカレイ用。

ちょっとした小細工を施しては有るが、あくまでそれはカレイ場で使えば・・・の話で、

こんな所で起動させたら、ひたすら根がかるだけなのでこの場では使用しない。

底を取り、軽く誘った所で早速一発目!

おお!喰った喰った♪

アタリからすると、ちっこいアイナメちゃんHIT!!

さくさく巻き上げ、らくらくキャッチ。

ぐは!30ねーよ・・・・・・・・・・・

速攻リリースしようと思っていたら、

「写真撮りますねぇ〜〜〜〜」

そ・・・そうだ・・・・・・・・取材だったんだ・・・・・・・・・・・・・

くっ・・・・・・・・こ、こんなお子様サイズで写真を撮られるとは・・・・・・・・・

思わずにっこり写真を撮ってもらったが、これではオレサマのイメージが・・・・・・・・

ここで「4ぐったり」


実際にオレサマの写真が載るかどうかわからないけど、後日発売される自然倶楽部に、

少し困ったような笑みをたたえたオレサマが、ちっこいアイナメもって写ってると思うので、

ぜひご堪能ください・・・・・・・・・・・・・(/_<。)


で、ちょっとしたハプニングが有ったが、速攻でリリースし、釣り再開。

時々、沖竿のほうの棚を調整しつつ、エサでアイナメを狙う・・・・・・・・・・

ごッ!

根掛かりました。

でも、オモリは結構浮くので、たぶん下鈎だけの根掛かりだから、回収はラクチン。

えーいちくしょー引っこ抜いてやる!

と、ラインを掴んで引っ張った瞬間!!

ぱすっ・・・・・・・・・・・・・

え・・・・・・・・?

え(  ゜ ▽ ゜ ;)えっ!!??

き・・・・・切れた・・・・・・・・・・・・・

しかも今の感じはPEだぞ??

一瞬何が起きたか判らんくなったが、他の人たちと絡むといかんので、速攻回収。

おお!赤かったラインが緑になってる・・・・・・・・・・

10mカァァァァァットォォォォォォォ!!!!

いてぇ・・・・・・・・・すげぇいてぇ・・・・・・・・・・・・・・・・

不安的中・・・・・・・・・・やっぱ、巻き直すかなんかしときゃよかった・・・・・・・・

ダメだよこれ、PE腐ってるよ。

何でPEの3号が、3号のハリスに負けてんだよ!!!

さらにここで「5ぐったり」

経験値がたまり、次ぎから「ぐったり」が「げんなり」にレベルアップします。


気を取り直し、仕掛を再セット。

今度は濡れて判り難い中、ラインチェックをし、何とかまともな所までぶった切る。

今度の仕掛けは、さっきの物よりも長い、喰い渋り用のヤツだ。

不安倍増だよ・・・・・・・・・・・

で、お約束どおり

「ぐぁ!根がかった!!」

今度は速攻です。

とは言え、またも鈎が引っかかっただけのようなので、今度は大丈夫だろ・・・・・

と、ラインを手繰って引き抜く・・・・・・・・・・・・・・

ぽすッ・・・・・・・・・

Σ( ̄Д ̄;)なぬぅっ!!

また高切れしました。

もういや・・・・・・・・・・・・・・・・

ラインを回収すると、色はまだ緑だったが、5mほど逝ってるね・・・・・・・・・・・

レベルアップ早々、また経験値稼いで「げんなり1」へ移行。

もう既に、テンションスーパーマイナス。

今にも暗黒面に陥りそうな勢いだ。


バーサーカーモードの光にも似た赤潮の採光を横目に、

ラインをまたもぶった切り、3年前に作った、もうよれよれの仕掛を取り付ける・・・・・・・・・・・・・

その後、またもこアイナメを一本とったのだが、いいかげんやる気なんて物は消失。

ついでに、眠気もMAXゾーンに突入。

今にもゼロシステム起動しそうな勢いで、危うく未来が見えそうになっちまった。

しかし!こんなときでも電動はラクチン。

ボタン一個押すだけで、速攻で巻き上げてくれ、船べり近くで勝手に止まってくれる。

やっぱ、一台ほしくなってきたよ。

なんてやってるうち、根をかわしっぱぐって、一発ロスト。

すごいペースで経験値を稼ぎ、「げんなり2」へ。

もういいや・・・・・・・・・・・・・と、また新たに仕掛を作るのであった。

2種類一気に作ったのでちょっと酔いそう。


その後、ちょこちょこ大根の中を移動しつつ、反応のあるところを捜し回ったのだが、

まったく釣果が伸びない事から、今度は一気に大型漁礁へ移動する事に。

移動時間が30分ほどあるっつーことで、ちょっくら居睡りをかます。

いやいや、いつ雨が降ってきてもおかしくない素晴らしい釣り日和天候の中、

赤潮マンセーなシブキをちっと浴びながら、デッキ上で眠るっつーのもオツなもんだねぇ。

少し寒かったが、昨日から一睡もしてなかったせいで、思わず爆睡。

気がついたら周りはすでに釣り始めているではないか!!!

こりゃイカン!寝過ごした!!

と、速攻で電動丸機動!!

一気に底まで落とし、棚をうねり最下部で底ギリになるように棚を固定。

例によって、ワームの変則ダウンショットだ。


ここはさっきまでよりもやや深く、40mちょいってとこかな??

いわゆる『大型漁礁』ってとこだな。

ここも、見渡す限りの赤潮!!

潮目がとってもわかりやすくなってました(/_<。)

毒性は無いらしいが、こんなトコで釣った魚はあまり食いたくねーよな。

確か移動前の話では、メバルも狙いつつカレイも・・・・・・・・・・・ってことだったのだが、

ここでも一発大物ヒーロー狙いを変えないオレサマ。

カレイ竿にも同突き仕掛けをセットして誘いまくる。

(移動前に作った仕掛けのもう一個は、ちゃんとハリスの付いた三本胴突きなのだ)

もちろんワームオンリーで勝負なのだ。

しかし、まったく反応ありませ――――――――ん!


しかし、まわりではカレイがぽちぽち・・・・・・・・・

うはっ!オレサマも釣りてぇ!!

あまりの反応の無さに 心が折れる寸前 だったっつー事も有り、

さっさとカレイ竿の方を巻き上げ、仕掛け交換。

アオイソメをこれでもか!!ってくらい三本鈎仕掛けにつけまくり、一気に落としてやる。

久々の船カレイ釣り、しかも道具は借り物で、なかなかカンを取り戻せなかったが、

何とか五分くらいで20ちょいちょいのを一枚釣り上げ、

これはいけるか??一気にマクリ差してやるぜぇぇぇぇぇぇ!!!


と、気合を入れたところで

「えー、大会参加者が帰港する前に戻ら無いといけないので、

 あとじゅう・・・さん分ってとこで終わりだね〜〜〜〜〜〜」

と、船頭さんから鬼のような通達・・・・・・・・・・

ぐは!まだ一枚だよ!!

今のところ、カレイ一枚しかキープしとらんぞ?!

せめてお土産分くらいは釣っておかねば・・・・・・・・・・・・

と、残り僅かな時間で猛ラッシュをかけ・・・かけ・・・かけ?

うを!一枚落とした!!

巻上げが早かったせいか、途中で一枚落っことす。

結構でかかったのに・・・・・・・・・・・・

その後25cm位のマガレイ(アカジガレイってヤツだな)一枚捕った所で

タ―――イムア――――ップ!

本日の釣り(つか取材)終了・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ボーナスポイント付きで経験値がたまり、既に『げんなり』レベルもMAX・・・・・・・・・


予想通り仕舞うのが面倒な探見丸+電動丸と、その他の道具をさくさくかたずけ、

身の回りを軽く掃除して寝に入る。

うむむ・・・・・・赤潮のシブキが気になって眠れん!!!!

とか思いつつも、気がついたら塩釜港湾入り口・・・・・・・・・

すっかり寝てたね。

思考回路が半分セーフモードに突入しながらも、下船準備・・・・・・・

接岸後、ちょっとよろけながらの無事岸壁に降り、借りた道具をちょっとほしかったが、

かっぱらうわけにもイカンので、さくさく返す。

ついでに、二回もPE高切れした苦情を利子としてつけてやる。

あれは・・・・・・・・・スゲ――――痛かった・・・・・・・・・・・・・


で、かたずけ等を手伝った後、一通り挨拶等を済ませると、続々大会参加者が帰ってきた。

今回取材に参加した皆さんと、シマノスタッフの方々
おつかれさんでござんす。
メーカーさんの大会はゴミ箱も完備!!
ゴミはゴミ箱に、煙草の吸殻は吸殻入れに
こうゴミ箱を用意しているにもかかわらず、
大会終了後には、結構ゴミが・・・・・
大人なんだから、きちんとマナーは守れヽ(`Д´)ノ

皆さんでお方付け
探見丸と電動丸、それと写ってないけど
たっけー船竿がイパーイ
探見丸と電動丸だけで20セットはありますた
1セットくれ!!とはいえなかった・・・・・・・・・・

取材チームは、特に何も無いので自由解散だったのだが・・・・

オレサマはまだ帰らねぇ!

今回の取材参加の中で、極秘事項としていた『真の目的成就』の為、

今日初めてと言っていいほどの気合を入れる!

(取材なんて、はっきり言ってどーでも良かったのだ)

そう、今回の真の目的つーのは・・・・・・・・・・・・・・・

『児島玲子』さんと、今回こそお近づきになる!!

なんつって(笑


ちなみに、今回予定していた謀略・策略計画は以下の通り。

『作戦 壱』

   まず、朝一でサワヤカにご挨拶♪

   好印象を植え付けろ!!

『作戦 弐』

   同じ船に乗り、釣り座を真横にキープ!!

『作戦 参』

   さりげなく、ばかでっけーソイかなんかをぶち上げ、

   羨望の眼差しを受ける!!

『作戦 四』

   その魚を持ちつつ、2ショット写真を、雑誌社に取らせる!!

『作戦 五』

   ついでにオレサマのカメラにも自画撮り2ショットを収める!!

『作戦 六』

   それをネタに、サワヤカに話し込む!!

『作戦 七』

   仲良くなる♪

『作戦 八』

   下船までに、何とかする♪ (←?)


えー・・・・・・・・壱はいいとして、それ以外は、朝一速攻ぽしゃったな・・・・・・・

『作戦 九』

   陸に上がってからは、さりげなく、他の方々にまぎれたサインを貰う!!

『作戦 壱拾』

   隙を見て、改めて写真!!

『作戦 壱拾壱』

   密かに○○○を○○○○した上で、サワヤカに見送る!!


そんな予定だったんだけど・・・・・・・・・・・・・

結局の所、うまくいったのは、『作戦 九』と『壱拾』だけだったな。

写真とってきますた。
児島さん、さすがアサヒのキャンギャルだっただけあり、スタイルよいっす
寒かったらしく、上着着ちゃったのが残念~(>_<。)ゝ 
ピンクのタオルがステキなオレサマは、相変らずちょっとアヤシイ

壱と壱拾壱はある意味成功だけど・・・・・・・・

そんなの業者として見りゃあたりめーじゃねーかヽ(`Д´)ノ

つか、その程度の事なら、2年位前にクリアしてんじゃん!

くはっ・・・・・・・・・・朝の時点で躓いたのが効いた・・・・・・・・・


ま、そんな無謀な計画はほっといて、大会の方はというと・・・・・

詳しい事は、『自然倶楽部』さんや『釣り東北』さんに、後日掲載されると思うので、

そちらをご覧いただくっつー事で、(実は、よく見てなかったからわからんのだ)

優勝した人の釣果は、なんと!

総匹数147枚!!

単純計算で、約二分に一枚のペースだ。

実際には、釣り場の移動が入るので、一分に一枚ペースで釣らんとこの釣果はでないな。

いやいや良く釣ったもんだと感心するよ。

さすがに参加人数230名ともなると、集計に時間も手間も掛かる為、
その間を利用して、サイン会も行われていたのだ。
左に写ってるのが、今回の大会の景品のみなさん
結構良い物が揃っているのだ

これは抽選会の様子だったかな?
人がイパーイ

オレサマは、カレイは15枚釣ると飽きちゃうから、そこまでがんばれないんだよな・・・・・・・


そういや、児島さんと同船したやつに聞いたのだが、どうやら児島さん、

大根で『ナメタガレイ』(標準和名:ババガレイ)を釣り上げたらしい。

う〜〜〜〜ん、やっぱ『華』だよな。

あんな厳しい取材の中で、ちゃんとネタを提供するなんてなぁ、まさにタレント性が無きゃ、

なかなかできねーよな。

マイッタマイッタ。


で、大会参加者が帰った後、なぜかオレサマ、撤収お手伝い・・・・・・・

一体、オレサマは何をしに来たんだろう・・・・・・・・・・・・

最後にお茶っこ貰ってけーってきました。

なんだかなぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・



まさか今回の釣行記が「取材レポート」(?)になるとは思いもしなかったが、

たまにはこんなのもいいねぇ・・・・・・・(´▽`)

また何かあったら誘ってもらおうかな♪

でも、そん時はもうちっと早めに連絡もらおーっと。



―――――――――――――――――次回予告!―――――――――――――――――

今度こそ『シーバス』狙ってきやす!!      

     今年こそメーターオーバーGETだ!!!

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



















おまけ

今回の写真を現像したら、昨年11月13日に撮った写真も出てきたので公開!

ベッコウゾイ(標準和名:タケノコメバル)
↑オレサマの修理したてのロッドをへし折ってくれたベッコウさん

↓その後、現場で速攻修理したロッドでぶちぬいたアイナメくん
アイナメ

ちなみに、どっちもリリースサイズ。

今回の取材で、他の方々が釣った、おっきいと言われていたアイナメは、

オレサマにとっては、「全てリリースサイズ」だった事は、

口が裂けても言え無い。