9月14日
テレビで、青森のホタテについて取材したものを放送
していた。
「知ってる?ホタテって貝殻の1枚の方を帆のように立て
て、水流をうけて移動するんだよ。だから『帆立』っていう
んだよ」な〜んて一緒に見ていた相方にちょっと得意げに
言ったその直後、リポーターは、ホタテは貝殻を急速で
開閉し、水を噴出してジェット推進するのだと説明し、テレ
ビにうつったホタテはその通りに動いた。。。
相方は爆笑、得意げだった私は一気に沈没。
???
急いで手元の辞書を開いてみたら、「貝殻を帆のように
たてるというのは俗説」と書いてあった。まことしやかな
俗説!!!
この俗説を信じていた人も多いのでは?私だけ?
高校生の頃、海外旅行はまだ高価で珍しいもの、行く
にはウルトラクイズなどに優勝するしか手段がないと思っ
ていた。優勝目指して雑学の本、辞書、百科事典を読み
あさっていた時期がしばらくあった。
社会人になったときには海外はもはや高嶺(高値?)の
花ではなく、お給料をちょっとやりくりすれば行けるものに
なっていた。クイズに出場する必要のなくなった私は雑学
の本を読むことも少なくなり、覚えた知識も忘れていった。
そして、今では俗説もガセネタも、語ることのできる薀蓄
もごちゃまぜ。一回リセットしてインプットしなおさないと、
まことしやかなウソを語りそうでこわい気がする。
中国の画聖も「画家たるもの万巻の書を読むべし」といっ
ていた(はず)。アウトプットするためにはインプットもしなく
ては。一生勉強ですね。
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