2006.3
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数年前、あるいけばな展で「椿曼荼羅」というものをみました。
様々な色、斑の文様の椿が一輪ずつ小さな花瓶にいけられ、きれいにならべられていました。30種類
はあったかもしれません。そのころは椿にあまり興味がなかったので、「よく集めたなあ」と思いながら
サラっと眺めただけで通りすぎてしまいました。
椿を題材にするようになって、椿図鑑や植木市で様々な色や斑の椿を見つけては、いつか描いて
みたいと考えることがあります。 あのとき椿曼荼羅をもっとよく見ておけばよかったと思い出すことが
あります。
あのころの私にはわからなかったことも、今ならよくわかる。
今の私がわからないこと、数年後には、数十年後にはわかるようになっていられたらと思います。 |
200603
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