4月4日

ここ半月ほど、引越のトラックを多くみかけました。
今すんでいるところに引越してきて、もうすぐ1年半
になるなあと、ふと思いました。実家から自転車で1
5分と近かかったり、生まれた病院や小さい頃住ん
でいた家、通っていた高校もすぐ近くなので、不慣れ
なところへ来たかんじもなくすぐになじめました。

 引越準備で掃除にきたときのこと、ふと外に目をや
るとすぐ近くに立派な大木が。
「わ〜、大きな木だね。杉の木みたい」という私に、
相方いわく「そう、杉だよ」
へ〜、杉なんだ。
ん?杉って、あのスギ花粉のスギ???
しばし、呆然。。。デシタ。

 今は木の存在をなるべく気にしない
ようにしながら過ごしています。
 でも、花粉なんかにひるんでは
いられません。描きたい草木、
花たちがにぎやかな季節に
なってきました。
あれもこれも描きたい!
楽しいながらも忙しい季節
の始まりです。
4月12日

昨日4月11日は旧暦のひなまつり。
3月3日に片づけるのはちょっとさみしくて、
    旧暦の雛祭りをしています。
     お人形さんをしまうのが遅くなると結婚も
      遅くなると聞いてから、わざとゆっくり片づ
       けていた時期もありました(笑)結婚する前
         にしておきたいことが多かっただけなので
          が。。。
           旧暦は通常のカレンダーより大体1ヶ月
           遅れ。ここまでくるとお雛様にも桜を見せて
           あげたくなって、ますます片づけが遅くなり
            ます。
               ということでお花見がおわるまで、
               私の部屋は15人の雛人形でにぎ
               やかな雰囲気です。
4月15日
        仙台もようやく桜が咲き始めました。
        つぼみがだいぶ色濃くなり、数輪の花が
        咲いているのをみつけました。
        花が終わると緑になり、秋、冬とも意識
        しない桜の木ですが、春になると
        「あらあら、これも桜の木だったのね」と
        気づかされます。

   多色刷り版画の記念すべき私の第1作目は「桜」
でした。
 小学生の頃、国語の教科書で桜の染物は桜の花で
はなく、桜の樹皮から色をとると知り、とても感動した記
憶があります。木全体で桜色をつくっているんですね。
 この版画の木の色も、桜の花の色をもとに青やセピア
を混ぜて作っています。少しは桜の色の不思議さに近
づけるかな、と期待をこめて。
 今日はお知らせです。

 木版画はがきの販売をしばらくお休みしていまし
たが、下記2ヶ所に置かせていただくことになりまし
た。丸森手すき和紙を作っている方との出会いもあ
り、その和紙はがきで摺ったものと、版画用紙に摺
ったものを準備しました。
 すべて一枚一枚手摺りで、季節ごとに3、4種類
の作品を入れ替えしていく予定です。おでかけの
際にはぜひご覧いただければと思います。

*宮城県美術館 ショップ
*丸森町の齋理屋敷   

HPの木版画帖にも新作をアップしなくては。。。
もうちょっとお待ちくださいませ。
4・20撮影 
4月24日

2005.4





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apr05