個展
日記&アルバム
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   一生続けられることを探しはじめてから10年、絵を描き始めて6年半、それを形にした「個展」をようやく開催することができました。


ご来場くださいまして、本当にありがとうございました。

 ようこそ!個展会場入り口です。

 絵を額装して会場にならべるまで、自分で個展が
できるなんて本当に信じられないというか実感が
わかなかったのです。
 でも、開催日前日夕方から夜にかけて会場を整え、
入り口に看板をかかげて大感激。
神様っているんだ〜〜〜!と、心から感謝した瞬間
でした。



会場は、仙台駅の真ん前。
角地にあり、ガラス張り。1階
部分と2階部分があります。

階段わきのコーナー@

階段わきのコーナーA
イーゼルには木版画のはがき
作品を展示していました


10月1日10時半、開場!
朝一番からお客様にお越しいただいたり、お祝いのお花が届いたり、なんだかいそがしいまま午後になり
ました。
 
 いらっしゃるお客様(知人以外の方)から一番多かった質問は、「この絵を描いている方は今日はいない
の?」でした。「あ、私です」と答えると、
「絵が落ち着いてるから作者は50、60歳代の方なのかと思ったの。」
「あら〜、あなたなの?受付の方かと思ってゴメンナサイ」etc
一時期「画廊の女性」なるものにあこがれていたこともあって、ちょっとうれしかったり、絵が少し地味かも
ねえ、などなど考えているうちに1日目が終わりました。

 タイトルをお褒めいただくこともあって、うれしかったです。
個展1ヶ月になって「『ばら』だから『ばら』では、私の絵は味気ないかな」と思い、古典文学、詩集、古今和
歌集、千載集、金塊和歌集etc 読みまくって読みまくって、とぼしいボキャブラリーを鍛えました!そして
なんとかタイトルをひねりだすことができました。
 個展開催時には、すっかり脳みそが風流になっていました(笑) でも、日本人の言葉のセンス、ものの
感じ方ってステキだな〜とも見直しました。咲く花、吹く風、流れる川。。。何につけても人を思い、物思い
にふけることができる感性。そういう気持ちのゆとりを持ちたいなと思いました。



10月2日 
土曜日ということもあって、なつかしい方にもお越しいただいたり、昨日よりさらに多くの方々とお会いするこ
とができました。
17時からはオープニングパーティ。仙台プラザホテルさんのご協力をいただき、ちょっとしたお料理をならべ
て。会場のスペースの関係で、家族、親戚、お世話になった方々、親しい友人だけしかお呼びできませんで
した(次はもっと大きなパーティ???)。一緒に乾杯していただき、こころから感謝です。


 オープニングパーティー
     2日 17:00〜



10月3日以降

2日のオープニングパーティのあと、身内(千田方の祖母)に不幸があり、やむをえず会場を離れることとなりまし
た。身内を亡くした悲しみと、ずっと楽しみにしてきた個展会場にいられない無念さでいっぱいでしたが、実家、姉の
嫁ぎ先の家族、私の親友たち、先生方の力添えをいただき、6日まで開催することができました。
亡くなった祖母も、私のオープニングパーティがおわるまでがんばってくれたのではないかとも思います。

今回はこういった残念なこともありました。せっかくおいでくださった方々に直接お会いしての挨拶もできずに大変失
礼いたしましたが、今回、皆様からのはげましいただいたことを忘れずに、季節を大切に感じながら制作を続けて行
きたいと思います。ありがとうございました。


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