10月1日10時半、開場!
朝一番からお客様にお越しいただいたり、お祝いのお花が届いたり、なんだかいそがしいまま午後になり
ました。
いらっしゃるお客様(知人以外の方)から一番多かった質問は、「この絵を描いている方は今日はいない
の?」でした。「あ、私です」と答えると、
「絵が落ち着いてるから作者は50、60歳代の方なのかと思ったの。」
「あら〜、あなたなの?受付の方かと思ってゴメンナサイ」etc
一時期「画廊の女性」なるものにあこがれていたこともあって、ちょっとうれしかったり、絵が少し地味かも
ねえ、などなど考えているうちに1日目が終わりました。
タイトルをお褒めいただくこともあって、うれしかったです。
個展1ヶ月になって「『ばら』だから『ばら』では、私の絵は味気ないかな」と思い、古典文学、詩集、古今和
歌集、千載集、金塊和歌集etc 読みまくって読みまくって、とぼしいボキャブラリーを鍛えました!そして
なんとかタイトルをひねりだすことができました。
個展開催時には、すっかり脳みそが風流になっていました(笑) でも、日本人の言葉のセンス、ものの
感じ方ってステキだな〜とも見直しました。咲く花、吹く風、流れる川。。。何につけても人を思い、物思い
にふけることができる感性。そういう気持ちのゆとりを持ちたいなと思いました。 |