2006.10.1
先日、運転免許証の更新に行きました。
免許証は「眼鏡使用」の条件つきです。ふだんは眼鏡をかけ
ず、コンタクトレンズもこわくて使えず、でも生活には差しさわり
がありません。しかも今ではペーパードライバー、免許証は
写真入りの身分証明書となり、免許更新のときだけ眼鏡が
必要なのです。
更新手続きに行く3日前に引き出しの奥から眼鏡を探して
きました。5年ぶりに眼鏡をかけてみました。眼鏡をかけない
よりははっきり見えるけど、視力検査にパスできるかどうかは
自信がありません。免許更新のためだけに眼鏡を新しくつくる
のもなんだなあ……ということで、更新にいく2日前から眼鏡
をかけて慣らしておくことにしました。
外に出てみれば看板の文字がすべて読めるし、見慣れた
風景も心なしかちょっと違う世界のよう。これだけ見えれば
作風がかわるかもしれないな、とも思いました。
もうちょっと年齢を重ねて視力が落ちたり、体調の関係で
細かい作業がイヤになったりしたら、これも作品に影響して
くるだろうなとも思います。木版画の彫りでも、今は0.3ミリや
0.2ミリの線を彫り残すのは難しいというよりむしろ燃えますが、
それが難しくなってきたら作風にも影響があるかもしれ
ません。
作風を変えてみたい、自分を変化させたい、と考えることが
あります。かといって無理に変えるのも不自然になりそう。
年月を重ねて自然にかわっていくことを楽しもうと思います。
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