2006.8.26
仙台では、夕方の風に秋の涼しさを感じるようになってきました。秋は個展の多い時期、私の方にも多々
個展開催についてお問い合わせをいただきまして本当にありがとうございます。私としましても残念ですが、
まだしばらくは個展の予定がなく、ひきつづき作品を描きためていこうと考えております。いつか必ず!と
思います。そのときにはご案内申しあげますので、どうぞどうぞよろしくお願いいたします。
ところで、「絵を描きたいけれど絵心がなくて……」「美術のセンスがないから私にはダメだわ〜」という声
を耳にすることがあります。ノープロブレムですよ!
「絵を描きたい」とそう思うだけでも絵心は十分にあると思うのです。小さいころは、なんにも気にせず
歌ったり描いたりするのですが、だんだんと人の目と評価を気にするようになってきます。「○○ちゃんの方
が上手」と比べてみたり、「もっと△△じゃない?」と意にそわないことも言われる経験をして、苦手意識も
うまれ、絵心がしぼむのです。
また、美術・芸術というと構えてしまいますが、美術は何気なく生活の中に溶け込んでいるものです。
たとえば、食事の用意でつけあわせの彩りや盛り付ける食器を考えたり、洋服の色あわせを考えたり、そん
なときにも美術のセンスを無意識に働かせているものです。
「絵を描きたい」と思ったら、まずは絵筆をもってみませんか?身近にあるもの、植物、人などなど、いたず
ら描き気分で楽しんでみてくださいませ。世の中、すてきなモチーフでいっぱいですよ♪
*ブルーベリー[水彩画]:ブルーベリーもベランダで育てています。今年は描くまえに鳥に食べられちゃいました。
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