2006.4
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２００６．４．８ 潅仏会。 花祭りといった方がなじみがあるでしょうか。 お釈迦様の誕生日です。生まれたときに竜王が甘露の雨をふらせたという 伝説から、お花で飾ったお堂のなかにお釈迦様の像をかざり、甘茶を竹杓 子で３回かけて拝むならわしがあります。 こどものころは学校から帰ると、祖母に連れられて仙台三越の前に配置さ れた花祭り祭壇のお釈迦様に甘茶をかけにいっていました。 そんなことを思い出しながら、仙台三越斜めむかいの一歩堂さんへ。 木版画はがきを置いていただいているお店です。今日は、万年筆をもとめに いきました。ちょっとおしゃれっぽい万年筆がいいかな〜と漠然と考えていま した。でも、ペン先のこと、使い方などいろいろ教えていただいて、結局はペ ン先重視、文豪っぽい（?!）オーソドックスな万年筆に決定しました。 ちょっとした打合せのときなど、ついうっかり、○○商店などと入ったボール ペンをだしてしまうときがありました。使いやすいボールペンで気に入って使 ってはいましたが、仕事先でそれを出すのもどうかなと。。。 万年筆はキザかなあとも思いつつ、今から大切につかっていけば、さりげ なく手になじんでくるかなあと期待をこめながら、今から新しい万年筆にイン クカートリッジを差し込みます。昔、母のインクのつけペンを使わせてもらった ときに感じたような、ちょっと大人気分のどきどきを感じています。 今日の花祭りは、私のはじめての万年筆の誕生日にもなりました。 |
ワークショップの準備がほぼとと のいました。彫刻刀は少し砥石にか けたり、刷毛は毛先をさばいて、バ レンにはごくごく薄く油をのばして摺 りやすくしたりetc．．． 木版画の制作をはじめて６年、制 作過程でも自己流の部分が増えて きました。やりやすい方法だけど、 基本を忘れていることも。 そこで、６年前に勉強した本をあら ためて読み直しました。私は小さい ころは左利きだったこともあって、道 具の使い方・置き方が、あるものは 右利き型、またあるものは左利き型 となっていたことに気づきました。 |
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ごちゃごちゃです。彫刻刀の持ち方ですら自己流になっていたとは！！ 私一人だけで制作する分にはかまわないけれど、木版画に興味をもって参加してくださる方々には正しいことを伝えなきゃ、ですね。 「教えることは、自分が教えられること」と、そして、「教えるためには自分が勉強をつづけること」と聞いたことがあります。今回の準備は、自分を見直すいい機会になりました。姿勢を正すことができました。 この機会に出会えたことや、この機会をくださった主催の方々に感謝しながら、私自身もワークショップをたのしみたいと思います。 |
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おかげさまで、２２日・２３日と、たのしくワークショッ
プを開催することができました。参加くださった皆さま 方、すばらしい集中力でした!! ありがとうございました。
木版画のワークショップには、昨年１０月、「火星の
庭」さんでのイベントでお知り合いになった方も出席く ださったり、なんとそのときの田中栞先生もわざわざ 横浜からおいでくださったりと、うれしいことがいっぱ い。 田中先生はあの短時間で２版摺りの蔵書票を完成す
ることができました。脱帽です。 今年６月は日本書票協会の全国大会、７月にはこ
れまた蔵書票のイベントが東京で開催されます。私も ちょこっと作り手として参加させていただきます。そし て、来年６月は、日本書票協会の地方大会がなん と、仙台で開催ということになりました。 今回のワー クショップに参加された方もぜひ、蔵書票制作にチャ レンジしてみてくださいね。 （上記イベントのご案内および私の蔵書票作品は近
いうちにこのＨＰにて） おっと、その前に、あさって２９日は製本のワークシ
ョップに参加します。主催は木版画のときと同様、火 星の庭さんとリブリッジ・エディットさん。 きっちり製本のコツをつかめたらうれしいです。
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 制作後のお茶の時間に は、主催のお二人がとても 香りのいいお茶を用意して くださってました。かわいい ラッピングのお菓子まで！ 甘いもの＆しょっぱいものの セットがウレシイ♪  もちろん、木版画はがきの
仕事も大切にしていますヨ。
さくらんぼ、どくだみ、鉄線な
ど 初夏にふさわしいものを作り
ました。明日納品いたします
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