手話の会

私の願いは、

聞こえない人と聞こえる人が

隔たりなく一緒に礼拝を守れる日が訪れることです

 
 

日本カトリック障害者連絡協議会(カ障連)全国大会が、仙台で開催された時に遡ります。当時、人権福祉委員会の意向を受けた1人の女性の声がけから、手話通訳者養成のため「手話の会」が生まれました。同じ頃、元寺小路教会では若いろう者を交えた「手話サークル」が開催されておりました。「手話の会」は、1年間の準備期間、勉強会を経て1999年の降誕祭にデビューの日を緊張のうちに迎えました。

 

会員は、現役3名で活動を続けておりますが、O.B.22名います。その中には奉献生活者1名、移住者1名、帰天者6名が含まれています。

 

森田直樹神父様(塩釜教会)の指導のもと聴覚障がい者(中途失聴者も含む)の情報保証、手話、要約筆記(必要時ノートテイク)による「典礼」、教会活動参加の支援を行っております。ミサ、入門講座、聖書勉強会、講演会、黙想会、〇〇大会、情報保証の必要な場にはどこへでも参ります。

 

ミサの手話通訳は、年間20回(毎月第一主日、大祝日)行っており、勉強会は、毎週木曜日13:00から元寺小路信徒ホールで行っております。ミサの式文、典礼用語、当日の聖書朗読ヵ所「み言葉」の手話表現を「ああだ、こうだ」とやっております。

 

年齢、性別、経験、信者未信者、不問。「み言葉を手話で表現してみよう」。奥深い「視覚言語」の入り口は、いつでも開いております。

「私の願いは、聞こえない人と聞こえる人が隔たりなく一緒に礼拝を守れる日が訪れることです」。(小嶋三義)

ご一緒に、この願いを実現しましょう。仲間を募集中です。

 

連絡先 元寺小路教会 長尾雅子